ひんがしの空は晴れて

蒼のさらに深く

みんなみの空が晴れてさらに南天の実の赤く

これほどまでだとは

いま一歩を踏みとどまる

ここかしこにいたるところに芽吹きが感じられ

我的正月

我的一点

我的未来

我的航路

我的自由

我的哀傷

我ッ、

我ッ、

我ッ、

我ッ、

 

奇妙頂礼

天高く蒼穹に声の鎮もり

鳶が遊翼する遥か盆地の上を

彼方に山脈の雪の化粧を表はす

 

我的夢遊

我的地球

我的中国

我田引水

韜光養晦

奮発有為

我的昂奮

我的瞋恚

我ッ、我ッ、我ッ、我ッ、

これほどまでだとは

ひんがしの空は晴れて

蒼のさらに深み

蒼穹に鳶がくるりと翔ぶ地上の広さ

 

倉石智證