神のましませば

みそなはす

ゐます

天駆ける神々の

しろしめす

待てば待つ

人はただ掌たなごころ

ただ歩く、ただに

五臓六腑が満たされてくる

この新鮮なエアの

この冷たい意匠の

とほに、間遠に

蒼くたなびき

行乎、なぜに登るのかと云へば

何億何兆と云ふものがすぐに入れ替わる

わたしに入れ替わる

細胞が泡立ち

山を下りればわたしは少し

別に生まれ変わる


倉石智證