節分の日である。
風吹くや晋三ていふ鬼やらい
鬼やらいみずのいのちと人の世と
躰から水が流れ出て、そして死が訪れた。
痛恨、痛切、哀切・・・。
日本人て不思議だ。
だれも内閣の失点に対して何も云わない。
あれほどの憎悪が、いつどこで転換されたのか。
たぎらせる憎悪の転換点がどの瞬間だったのか。
NSCはどの時点で確認し、精査し、
「途切れなく国民の生命財産を」に対して、有効な
なにを判断していたのか。
後藤健二さん───
14,11/1行方不明を家族からの連絡で知った。
14,12/3犯行グループからの最初のメールについて、家族から連絡を受けた。
15,,1/17安倍首相エジプトで“2億㌦の演説”
15,1/20映像公開
「8500㌔も離れているのに・・・十字軍に進んで参加した」
15,1,25
私はケンジ・ゴトウだ。
ハルナが殺害された写真を見ただろう。
アベよ、あなたがハルナを殺したのだ。
我々をとらえていた者たちからの警告を真剣に受け取らず、
72時間以内に行動しなかった
(妻へ)この数時間が私が生きている最後の時間になるかもしれない。
すでに私は死んでいるかもしれない。
この言葉を最後の言葉にしないでくれ。
アベに、私を殺させないでくれ :日本経済新聞
15,1,26殺害予告(人質交換)
(2005,11,9「アンマン自爆テロ」
ヨルダンのアンマンで3つのホテルで起きた連続爆弾攻撃である。
60人が死亡し、115人が負傷した
■サジダ・リシャウィ容疑者。起爆に失敗。夫は自分を室外に押しやり、その後自爆。
サジダ・リシャウィ死刑囚 アンマン連続テロ関与
「夫に自爆を強制されたが、私は誰も傷つける意図はなかった」などと証言した。
ただ、一連の取り調べに毅然と応じるなど
「訓練された屈強な女性」との印象を持つ政府関係者も多い
■2005年11月、ヨルダン国営テレビが放映したサジダ・リシャウィ死刑囚=AP(15,1,26)
15,1,28(27日、衆院本会議で)「
テロリストの脅しに屈すれば周辺国への人道支援はできなくなる。
今後とも日本ならではの人道支援を積極的に実施していく」
民主党の前原誠司元代表が、
首相が湯川遥菜さんと後藤さんの行方不明情報をつかんでいながら1月に中東を訪問し、
イスラム国の周辺国に2億ドル(約236億円)の人道支援を表明したことについて
「リスクをどう想定していたのか」などとただしたのに答えた。
───答えてない。
15,1,28(27日、弔意)
「中東の安定と安全のための米・サウジ関係の重要性に確固たる信念を持っていた」
(オバマ氏はアブドラ国王の死去に関連して)と称賛した :日本経済新聞
15,1,27オバマ大統領サウジ弔問外交
(原油価格の水準については)
弔問のためリヤドを訪れたオバマ米大統領とサルマン国王の会談では、過
激派や混迷するイエメン情勢への対応が焦点になった。
イランやシリアへの対応を巡ってきしみがちだった米国との同盟関係の再強化は、
サウジの安定確保に欠かせない 脇祐三 :日本経済新聞
15,1,27米・サウジ首脳会談、
連携強化へ(対「イスラム国」など)
23日に即位したサルマン新国王と緊密な関係継続 :日本経済新聞
■27日、リヤドで会談するオバマ米大統領(左)とサウジのサルマン新国王=ロイター
15,1,27クルド部隊(シリア要衝「奪還」)シリア人権監視団(英国)は26日、
中東の過激派「イスラム国」との激しい戦闘が4カ月以上続いていた
シリア北部の要衝アインアルアラブ(クルド名コバニ)を
クルド人部隊が「奪還した」と明らかにした。
昨年にシリアとイラクで台頭したイスラム国が、
米軍などの空爆により劣勢に転じていることを示す象徴的な戦果となる :日本経済新聞
15,1,28(身柄交換声明)
残された時間はとても少ない。
私は彼女と引き換えだ。
何を理解するのがそんなに難しいのか。
彼女は10年間牢獄にいたが、私はたった数カ月しか捕まっていない。
ヨルダン政府がこれ以上引き延ばせば、パイロットの死の責任を負う。
私も続くだろう。
私の命は24時間しか残っていない。
パイロットの命はより短い。
どうか我々を殺さないでほしい。
引き延ばし工作をこれ以上すれば2人とも殺される。
ボールはヨルダン側にある
15,1,28リビアの首都トリポリにあるホテルを27日、
武装勢力が襲撃、8人死亡
「イスラム国」系、活動拡大か
■27日、リビアの首都トリポリで事件が起きたホテルをとり囲む治安部隊=ロイター
15,1,30(国境管理)
アクチャカレ検問所はイスラム国の「首都」とされるラッカに近く、
イスラム国が支配する最大の検問所とされる
■29日、シリア国境のアクチャカレ検問所で順番を待つ人々
(トルコ南東部のシャンルウルファ県)=ロイター
15,1,30死刑囚引き渡し指定の「トルコ国境」(アクチャカレか)
アクチャカレ検問所はイスラム国の「首都」とされるラッカに近く、
イスラム国が支配する最大の検問所とされる。
トルコ軍の情報将校は「人質交換をするならアクチャカレの可能性が最も高い」と話す。
イラク北部モスルで昨年拘束されたトルコ人外交官ら約50人が解放された際も、
アクチャカレ経由で帰国した :日本経済新聞
15,1,31「イスラム国」(掃討が奏功/原油安も打撃)
支配地拡大の勢い鈍る
ケリー国務長官
「イスラム国が支配する約200カ所の原油・ガス関連施設を破壊」イ
スラム国戦闘員の拠点1千カ所にも攻撃を加え、
司令官の半数と数千人の戦闘員を殺害したことを明らかにした)共鳴テロは拡散 :日本経済新聞
15,1,31自爆テロか(パキスタン61人犠牲に)
パキスタン南部シンド州で30日、
イスラム教シーア派のイスラム教礼拝所(モスク)が爆破され、
地元メディアなどによると少なくとも61人が死亡した。
宗派対立が原因とみられており、
スンニ派過激派グループ「ジュンダラ」が一部メディアに犯行を認めたという:日本経済新聞
15,2,1「どこでも虐殺は続く」
日本政府よ、あなたたちのような邪悪な有志連合に参加した愚かな同盟国は、
我々がアラーのご加護により権力と力を備えたイスラム国家であり、
あなたたちの血に飢えていることをまだ理解していない。
安倍(首相)、あなたの無謀で決して勝てない戦争への参加という決定のせいで、
このナイフは健二を殺すだけでなく、
あなたたちがいるところどこでも虐殺は続いていくだろう。
日本にとっての悪夢を始めよう :日本経済新聞
15,2,2(打ちのめされました)
家族と私は夫の死の知らせに打ちのめされました。
とても大きな喪失を感じる一方で、
イラクやソマリア、シリアのような紛争地で
人々の苦しみを伝えてきた夫を大変誇りに思っています。
・・・・・・・・・
この非常に厳しい数カ月間、私や家族をご支援くださった皆さまに感謝したいと思います。
私たち家族にとっては極めて苦しい時です。
メディアの皆さんには私たちのプライバシーを尊重し、
夫の死を受け入れる時間をいただければと思います :日本経済新聞
(15,2/2日経)
「コンテナの家」日本郵船会長 宮原耕治
30代半ばの1983年、初めて海外への辞令をもらった。
「ロンドン支店」と聞いて、一瞬「花のパリミラノ」が頭をかすめたが、
赴任すると「君、中近東アフリカ担当」と告げられた。
ところが、この仕事が面白かった。当時この地域は、経済の勃興期にあった。
中でもリビア向けには毎週、わが社の船も
日本から自動車や電気製品などを満載して運んでいた。
ところが困ったことに、リビアの港で陸揚げし、
受け荷主の所に行ったコンテナが港に戻ってこないのだ。
コンテナは船会社のもので、
荷主は中の荷物を取り出した後に港に返すのがルールなのだが、
まだ十分浸透していないのか。
それも50本、100本ならともかく、とうとう2000本を超えるコンテナが行方不明になった。
本社からは「何をしてる、早く探しに行け」と連日怒りの電話。
そこで車でトリポリ郊外を走り廻(まわ)ると、
あるわ、あるわ。見ればわが社のコンテナにうまく窓をくり抜き、
楽しげに人が住んでいるではないか。
また別の日のこと。トリポリの日本企業を訪ねると、
或(あ)る先輩が浮かぬ顔で「昨日一家で休暇から帰ると、
家の中に見知らぬリビア人の家族が入っている。
警察を呼んだが逆に、
「イスラムの世界では富める人は貧しい人に施しを与えるものだ」と言われ、
相手にしてくれない、と嘆いた。
これらは善悪というよりも、やはり宗教や文化の違いに根差したものというべきだろう。
憲法九条は使い勝手がある。
これの示すところは、文明的側面と云うよりも、
あまねく文化的な側面ではないだらうか。
功利的文明的理解を前提とするのではなく、
ある文化的抑制に近い。
戦争放棄、武器を保持せず、交戦権を認めない───
冷戦時代、という形が構造的に存在していたが、日本人が赴くところ、
その先々が、このように保証されていたのではないか。
ブランディングとそはの国のイメージに近い。
集団的自衛、防衛装備移転・・・
普通の国に近づくにつれ、秘密保護が累積的に蓄積されてゆく。
してはいけないこととは“お天道さまが見てゐる”ということだらう。
国家が曖昧に、不透明になってゆく。
いままでは日本人であることが、
ゆく先々で我々を守ってくれていたものが、
180度変わり、
日本人であることを隠さなければならなくなった。
