カコ履いておんもに出る
霜柱見る
掘り抜きに薄氷張り
南天の実の赤く
鳥のちちちちち、薄日さす
牡丹ほーたんの藁囲いあたたかに
ぶだう棚の病葉わくらば
木守柿の崩れかかり
畑の菠薐草ほうれんそうの真緑に濃く
肥へゆく
あれは八ツ
飛行機のキーンと高く翔んで
雲の一筋
故郷の山の
故郷の山の薄化粧して
山際に白く
白く鷺の田に下り
川に薄氷うすらいの流れ
年の瀬となりて
はや、年の瀬となりて
松に橙を飾る
明けの空の輝かに晴れて
倉石智證
カコ履いておんもに出る
霜柱見る
掘り抜きに薄氷張り
南天の実の赤く
鳥のちちちちち、薄日さす
牡丹ほーたんの藁囲いあたたかに
ぶだう棚の病葉わくらば
木守柿の崩れかかり
畑の菠薐草ほうれんそうの真緑に濃く
肥へゆく
あれは八ツ
飛行機のキーンと高く翔んで
雲の一筋
故郷の山の
故郷の山の薄化粧して
山際に白く
白く鷺の田に下り
川に薄氷うすらいの流れ
年の瀬となりて
はや、年の瀬となりて
松に橙を飾る
明けの空の輝かに晴れて
倉石智證