「亭主の好きな赤烏帽子」

EU11,11,6格差

「反逆者」ガイ・フォークス記念日、仮面姿で反格差社会デモ。

セントポール大聖堂前を占拠している約200人が国会まで行進、2人が逮捕された。

仮面は黒いひげの男が不敵に笑っている顔で、

フォークスをモチーフにした映画で有名になった。

フォークスは1605年、国王暗殺を計画したが失敗し、処刑された。


土くれなんだ

人の顔なんだ

地面から生えた指なんだ

指をさす方に行く

存在を掘り下げる手法に行きつけば

結局、舗石を剥がす


「亭主の好きな赤烏帽子」

■13,7,1日経

ハンス・ヨゼフソン(スイスで活躍)の彫刻家

混沌の中に「人類の叡智」

現代美術の祭典「第55回ベネチア・ビエンナーレ」が伊ベネチアで開催中

…何かになろうとしている。


「亭主の好きな赤烏帽子」

■13,6,22日経

ブラジル、デモ100万人 物価高・W杯支出に不満

大統領が訪日延期、治安対策を協議

▲レアル安と天候不順→インフレ

▲通貨安で潤うはずの輸出も資源価格の下落で苦戦が続く。

インフレ抑制を狙った連続利上げ→企業の投資も伸び悩んで

20日、ブラジル北東部レシフェで街頭に繰り出し行進するデモ参加者=ロイター


揺れ動く何万、何十万の人の海、旗よ

ぼくは倒れる、そのとき

水たまりに向かってゆっくりと倒れる、そのとき、

水たまりに映ってゐた摩天楼が激しく破れ

存在と無についての考察が始まる


むかし、

北京のモリソンはもっと大胆に

義和団にまぎれて高官の夫人と懇ろになる

Beijingのバタフライは幻の翅を一振りすると

いともたやすくトルファンに

北のウラジオストックにも

翔んでゆけた


しかし、神話より昔のもっとまへの

とりわけ、ネアンデルタール人の花束は

戦争であれ、病であれ

死者たちへの無垢の

祈りは真摯で悲しみに満ちていた


自由を求めた冒険家や

空想を食卓の皿の上にのせた革命家はいらない

今必要なのは明晰な一握りのテクノクラートたちで

何よりもその人たちには未来がある形で見えてゐる

暴力に撃たれた身体が

殴打された境界や歴史や民族のことで

それらが倒れ斃れて土くれになるまへに

あゝ、再び立ちあがって人間の形象に戻りたいと云ふ

巨大な雲古になって運河になびく

あらゆる意匠よ

おお、人類の何と云った美しさ

その矛盾よ


ところで東洋と云ふが

実のところ西洋はなんと禍々しさに彩られてゐるのだらう

重々しく軋んで閉じる死の扉の前で

それではそろそろ仮面を被ってご覧に入れやう

恐怖に弾けると云ふことではなく最後まで

自由を得られると云ふのはどういふことか

そのためには四肢に引き裂かれ

最後に血の一滴、

わたしの内臓をあなたにあげたいと云ふ


殴打され、したゝかに地面に頭蓋をぶつけ、

泥水をすする

天と地がさかさまに映る

私の、私たちの倒壊

アンガージュマン───

ネアンデルタールの頃より

大地は静かに告発し続け

とりわけ自由についてはゆへに深く考えさせられるのだ


倉石智證


「亭主の好きな赤烏帽子」

■13,6,12日経

トルコ、デモを強制排除 再び衝突、通貨リラ下落。

エルドアン首相と市民の代表との会談を12日に控えたタイミングでの衝突で、

和解は難しいとの見方が広がっている。

金融市場では海外マネーの流出で通貨リラが急落した

放水を受けるデモの参加者(11日、イスタンブール)=ロイター

▲資本主義と趨勢としての都市化。

ミドルの消費者、労働者、市民(選挙人)のボリュームゾーン。

いわゆる革新的教養人たち。

権利の意識が高まってゐる。

人々が求めているのは原点(アタチュルク)の世俗主義だ。

SNS、メディア、等々の世界同時、同一性、またその共振。


「亭主の好きな赤烏帽子」
■13,7,1日経

エジプト、混乱全土に。対話機運なく長期化恐れ

30日、カイロの大統領宮殿前を埋め尽くした反大統領派のデモ隊=ロイター
いよいよ軍部の介入である。

「雇用・利子および貨幣の一般理論」を

どのようにテクノクラートするか。

イスラムではなく、人々がすでにも務めているのは世俗、である。

パンを満たしつつ、自由を供給しなければならない。