かたつむりゆかん
枝の指す方に
花の傾くところ
しずしずと緑の葉裏を旅する
見にゆかん雨の滴る園辺に
あぢさゐの虹色を渡る蝸牛の
まいまいかたつぶりの
まどろみ、雨を流し、夢を見、そこに佇み
枝の先にまで上り
角を出し、
角を出し
たれか呼ぶのか
かたつむりゆかん
雨のにほひの、さびしさとしも
かたらせてよその色とにほひの心もとなきを
そのうすい殻の宿りの
雨上がりのほとりの
ほんの梅雨の晴れ間の
倉石智證
『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)は、平安時代末期に編まれた歌謡集。
今様歌謡の集成。編者は後白河法皇。
治承年間(1180年前後)の作)」。
『まいまい』
「舞へ舞へかたつぶり
舞はぬものならば
馬(むま)の子や牛の子に蹴(く)ゑさせてん
踏み破(わ)らせてん
まことに美しく舞うたらば、
花の園まで遊ばせん」
カタツムリの恐怖 !!