ふられるの
ふるのふられる
雨降るの
ときに雪降る
みぞれ交じりに
愛憎は相半ばして
踏み交じり
踏み破りして
手をひっつかむ
近づけばすぐ山嵐する
棘刺さる肌傷つけてなほも近づき
愛してる夕暮れ近く線路沿い
通る列車に信号機降り
道行きは海に近くて薄の穂
穂に隠れゆく愛のくさぐさ
手拭を頬に被れば笑み隠す
あなたの手にはただ温もりが
いく世か経て
いく世かへて
人々は、健康になった
人情は紙風船に
ふうらりこ
ほうらりこ
あはく控えて色とりどりに
けふはあなたにはとびっきりのチヰョッコレイトをあげませう
このヴァレンティヌスの日に
驚かないで
他意はない
倉石智證
ヤマアラシのジレンマ
と云うのがある。
少し、自傷作用にも似てゐる。
人は決して建設的でないことも、不思議に結構好きだ。
しかし、愛は、チイヨコレイトに。