日本が東日本大震災にフクシマ、確かに未曾有の国難に遭って、
それらのことに一生懸命になっている間に、
世界では何が進行ししていたか、
安全保障の分野でおさらいをしてみる。
2011,5,10
ロシアの首都モスクワの赤の広場で9日、
対ドイツ戦勝66周年を祝う軍事パレードが行われた。
メドべージェフ大統領は演説で「軍の近代化を進め、
軍部隊には最新鋭の兵器が装備される」と強調した。
2020年までに総額19兆ルーブル(約55兆円)を投じ、
2011,5,12
安保米中
「危険な誤算や誤解を避けるための信頼構築へ、
初めて対話のテーブルに着くことができた」
クリントン米国務長官は10日の記者会見でこう強調した。
3回目となる今回の戦略対話では、初めて戦略分野の議論に両国の軍部高官を招いた。
米国側はカートライト統合参謀本部副議長、ウィラード太平洋軍司令官、
中国側からは馬暁天人民解放軍副参謀長らが参加。
戴秉国国務委員は
「協力できる分野はより広くなり、共通の利益もより大きくなった」
2011,5,12
安保日米
日米米上院軍事委員会のレビン委員長(民主)ら民主、共和両党の有力議員は11日、
東アジアの米軍基地計画の見直しを求める声明を合同で発表した。
沖縄県の米軍普天間基地を名護市辺野古に移設する現行案を変更し、
空軍嘉手納基地への統合検討を国防総省に求める内容。
声明を発表したのは軍事委員会のレビン委員長のほか
マケイン筆頭理事(共和)、ウェッブ委員(民主)。
同委は国防予算を承認する権限を持つ。
財政赤字縮小を急ぐ米オバマ政権は既に大幅な歳出削減を掲げており、
今年10月からの2012会計年度予算の承認作業が本格化するこの時期の声明発表は
米政府の政策決定に大きな影響を与えるのが確実な情勢だ。
■2011,5,13
安保日米
沖縄日米レビン氏の提案には伏線が、
4,27日、沖縄県を訪問し仲井真弘多知事から
「合意を見直し、別の日本国内へ移せないか」との要請を受けていた。
翌28日の北沢氏との会談では
「普天間問題が進展しないのは全ての利益に反する」と詰め寄った。
もはや辺野古案は実現できないと結論づけた格好
2011,5,13
日米安保
外相会談はオバマがビンラディン容疑者への軍事作戦を決断した当日だった。
「決められない」日本の政権にいつまでも付き合っている余裕はいまの米国にはない。
4,29日、ワシントンでの日米外相による共同記者会見。
米国務長官、ヒラリー・クリントンは自分の最後の発言を終えると、
通訳が終わらないうちに会見場を後にした。
それに驚き、外相、松本剛明は後を追いかけた。
クリントンは松本と握手もしなかった。
直前の外相会談でも、クリントンは当初の予定を大幅に早めて35分で切り上げた。
焦点だった外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)の日程も決めず
「早期開催を確認」するだけにとどめた。
「日米外相会談では最近にない険悪なムード」と日本側からため息が漏れた。
■次に松本が会いに向かった米原子力規制委員会(NRC)委員長、
グレゴリー・ヤツコは今後の協力を頼まれると
「細野(豪志・首相補佐官)さんにいろいろ聞いてください」
と最後まで首相、菅直人の名前を出さなかった。
松本は米滞在中に国防長官、ロバート・ゲーツとはとうとう会えずじまいだった。
クリントン米国務長官は、松本外相との共同記者会見で自分の発言を終えると、
通訳が終わらないうちに会見場を後にした(4月29日、ワシントン)=共同
2011,5,13
安保インド・アフガニスタン
インドのシン首相は12日、6年ぶりに2日間の日程でアフガニスタンを訪問した。
シン首相は同国の首都カブールで「両国は発展的パートナーであり、
国民と政府は密接につながっている」と演説。
農業やインフラ整備など復興開発支援として5億ドルの経済援助を申し出た。
シン首相は「我々の(これまでの)経済援助はほぼ15億ドルにのぼるが、
まだ(必要な額と)ギャップがある」対中国意識
2011,5,14
報復テロ
パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州のチャルサダ地区
(13日)治安部隊の訓練学校を狙った2件の爆弾テロが相次。
州政府によると80人が死亡、115人以上が負傷。
国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の死後初めての大規模テロ、
反政府勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」が事件直後に
「最初の報復」との犯行声明を発表。
自爆テロが起きた現場を警備するパキスタンの治安当局(ペシャワル近郊)=AP
2011,5,14
安保中東
イスラエルのメリドール副首相兼情報・原子力相は
12日、日本経済新聞と会見し、
親米・親イスラエルのムバラク政権が崩壊した後のエジプトの反動に強い警戒感を表明した。
同国でイスラエルとの平和条約見直し論があることをけん制し
「条約維持がエジプトの国益となる」と力説。
中東・北アフリカの反体制デモの広がりが、
2011,5,14
安保中東
イスラエル抗議デモで揺れるアラブ地域の変質はイスラエルの安全保障環境を急変させている。
反イスラエル感情が強いエジプトでは、
1979年に締結したイスラエルとの平和条約を見直すべきだとの声が多く、
米調査団体の世論調査によると国民の54%が
「和平を破棄すべきだ」と回答。
最大野党のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団も反イスラエルを公言、
2011,5,14
安保中国
IT専門家を育成綱要は削減の具体的な進め方を示していない。
だが解放軍の徐光裕・元少将は日本経済新聞の取材に
「人材の質向上とともに時間をかければ、
現在の230万人の兵員を150万人規模まで減らせるだろう」とした。
2011,5,14
安保中国
中国が、世界最多といわれる兵員を要する人民解放軍のスリム化加速に乗り出す。
今年4月、胡錦濤国家主席(党中央軍事委員会主席)は
「2020年までの軍隊人材発展計画綱要」をまとめ、
IT(情報技術)などに対応できる人材の確保を関係部局に指示。
兵器の近代化と並行し、数十万人規模で兵員を削減して少数精鋭化を図る。
2011,5,15
2011,5,15
テロアルカイダ
ウサマ・ビンラディン容疑者は、米同時テロで世界を震撼させた。
中東の疎外者たちの集団に端を発した国際テロ組織アルカイダは
アジア、アフリカ、欧州にまで活動を広げた末、
未曽有の大惨事を引き起こすモンスターと化した。
ビンラディン容疑者は故国サウジアラビアから疎外された孤独な存在に。
1980年代、イスラムの友邦アフガニスタンに侵攻した旧ソ連軍と、義勇兵として戦った。
2011,5,15
即応システム
フランス、韓国、米国に共通するのが「非常時モード切り替え」。
オバマ米大統領は今年4月末以降、竜巻や洪水による被害のあった南部5州の知事の要請を受け
「大規模災害宣言」を発布。
これにより被災地の支援向けに連邦予算予備費の支出が自動的に認められた。
韓国大統領には「緊急命令権」の権限があり、
国会開会を待つ余裕がない場合に限り必要な立法をできる
■韓国「民防衛隊」(市民防衛組織)
韓国人男性は約2年程度の兵役義務を負うが、
除隊後8年間は「予備役」、
その後40歳までは「民防衛隊」に編入され、
武力攻撃や大規模災害で救助や復旧活動を担う。
予備役は約300万人、民間防衛隊は約400万人おり、
合わせれば韓国軍(約69万人)の10倍の人数を短時間に全土に動員できる。
4日、民防衛隊も動員して実施した韓国の原発事故訓練には金滉植首相(右端)も視察した
2011,5,16
安保ロ日
ロシアのイワノフ副首相ら5閣僚が参加する政府代表団は
15日、北方領土(ロシア名で南クリール諸島)の択捉島と国後島を訪問した。
ロシア政府要人の訪問は、東日本大震災後では初めて。
インフラ整備の進捗状況を確認するとともに、
北方領土の実効支配を強化する狙いがあるとみられる
15日、国後島の空港を視察するロシアのイワノフ副首相(中央)と
ナビウリナ経済発展相(左端)ら=国後島住民提供・共同
■代表団にはナビウリナ経済発展相、トルトネフ天然資源相、
バサルギン地域発展相、レビチン運輸相が参加した。
空港や港湾の整備状況を視察し、
北方領土などのインフラ整備を柱とする「社会経済発展計画」の実施状況を確認した。
ロシアは震災後に日本へのエネルギー供給拡大など支援策を相次いで打ち出し、
昨年11月のメドべージェフ大統領の北方領土訪問後に冷え込んだ日ロ関係の修復期待が高まっていたが・・・
(5/26日経)
ロシアのボロダフキン外務次官は25日、タス通信に対し、
北方領土への投資について各国が興味を示しており、
日本を含む国々の投資を「歓迎する」と述べた。
次官は「韓国や中国、その他の国々の企業が極東全体、
そしてクリール諸島(北方領土を含む千島列島)への投資に関心を持っているとの情報がある」
と指摘した。
さあ、負けてはいられません。
東北復興は新しい日本の国土を東北に展開する計画。
漁業(養殖、定置網)、
漁獲(底引き、巻き網、遠洋)、
※漁獲制限も(ノルウェー方式)
岸壁、市場、加工、冷凍・冷蔵、物流───
それらのすべてに関わる
技術力(生産性)、
販売力(マーケティング)、
※あらかじめ販路(だれに売るか)を国内よりもボトムアップしてくるASEANおよび逆にロシアなどを想定して
経営力、
マネジメント、など総合した近代化が必要になる。
株式化、協同組織、組合などすべてにおける規模の経済と産業化を通じて
地域の立体的集積化など。
水揚げ、加工、流通に至るまでの計量、作業などのIT(情報技術)化による生産性の向上を図る。
居住、土地・建物などの私権調整を通じた集約化と区画整理。
■漁業権などの規制緩和を通じた一般法人の参入と、競争原理も。
■ロシアの計画のさらに上を行く未来を先取りした新しいぶっちぎりの発展計画を。
2011,5,19
安保ロ欧
ロシアのメドベージェフ大統領は18日、内外記者会見を開いた。
北大西洋条約機構(NATO)が欧州に展開を計画するミサイル防衛(MD)について
「我々に向けられたものではないとの保証を得たい」と述べ
18日、ロシアとNATOの戦略的軍事力の均衡を明確に保証するよう要求。
次期大統領選への自身の出馬に関しては
「すべての前提条件が熟したときに決定される」として明言を避けた
2011,5,20
安保ロとベラルーシ
ベラルーシに金融支援最大計35億㌦、
再生支出拡大などで、外貨準備が急減。
対㌦で5割に達する通貨切り下げに追い込まれ金融危機が深刻化。
ガス輸送や肥料企業の有力国営企業の民営化と
2011,5,18
安保中国欧州
中国の温家宝首相は17日、
北京の中南海でファンロンパイ欧州連合(EU)大統領と1時間にわたり会談。
「中国と欧州は手を携え、
国際金融危機と欧州の一部の国の債務危機に対応する中で協力を拡大してきた」
と表明。
「欧州の安定と繁栄に自信を持っている」と強調し、
欧州の一体化を引き続き支持すると語った。
ファンロンパイ大統領
「中国はグローバルな課題に対処するに当たり戦略的なパートナー」。
「中国・EU大学」を創設したい考えも明らかにした。
■中国の大学からの大量の留学生も招請も希望した。
2011,5,19
「平和」
ナチス・ドイツがユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を行った
ポーランド南部のアウシュビッツ強制収容所跡地を管理する国立博物館は18日、
窃盗グループが2009年12月に切断するなどした入場門の金属製表示板の修復終了。
「アルバイト・マハト・フライ(働けば自由になる)」
とのスローガンが書かれた表示板は同収容所の象徴。
この門を通り、ガス室で殺害されるなどした犠牲者は約150万人に上る。
2011,5,21
安保中パ
パキスタンでのインフラ整備に協力していくことで合意。
パキスタンにある銅金鉱山の租借経営契約を2017年まで延長することも決めた。
パキスタンが進める原子力発電所建設への支援も協議したとみられる。
18日、北京の人民大会堂で歓迎式典に臨む中国の温家宝首相(右)とパキスタンのギラニ首相=共同
■中国の温家宝首相は18日、
訪中しているパキスタンのギラニ首相と北京市内の人民大会堂で会談した。
中国国営の新華社通信によると、温首相は
「パキスタンの独立性や主権は必ず尊重されるべきだ」と強調。
米軍がパキスタンへの通告なしに、
国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者急襲作戦を実行したことを暗に批判
■中国、パキスタン両政府は20日、
両国が共同開発した戦闘機「梟竜」(FC1)50機を
6カ月以内に中国からパキスタンに提供することで合意した。
国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者射殺を巡り、
米国とパキスタンの関係がぎくしゃくする中で、中国はパキスタンへの接近姿勢を強めている。
18日、北京の人民大会堂で歓迎式典に臨む中国の温家宝首相(右)とパキスタンのギラニ首相=共同
2011,5,19
安保米中
米軍統合参謀本部のマレン議長、中国人民解放軍の陳炳徳総参謀長
(18日)米国防総省で共同記者会見、
2012年内に両軍による人道支援・災害救助の合同演習を行うことなどで合意。
陳総参謀長は日米などが懸念する中国の軍備増強を
「台湾を分離主義者から守るためだ」と強調。
米国による台湾への武器売却をけん制した。
11,5,18日、握手する陳炳徳・中国人民解放軍総参謀長(右)と
2011,5,21
安保米中
約1年ぶりの本格的な再開となった米中軍事交流は18日、
海賊対策での合同軍事演習の実施など合意事項を発表し、歩み寄りを印象づけた。
不測の事態を回避、枠組み優先、個別の懸案は平行線のまま。
米国による台湾への武器供与などの問題が再燃すれば、一気に相互不信に陥る危険性もはらむ。
16日米中両軍所属の交響楽団がワシントン市内で開いた合同コンサート
「両国が協調の調べを奏でる歴史的なイベントです」と中国側代表は
2011,5,21
安保中東
ブッシュ前政権が目指した「民主主義の伝道」は
イスラム教世界からイデオロギーの押しつけと受け止められた。
オバマ氏は17日にはヨルダンに4億ドルの経済援助を伝えており、
具体的な見返りを示して民主化努力を促す方針を明確にした。
民主化運動を弾圧するイエメン、イラン、シリア、リビアなどの独裁政権は非難。
チュニジア、エジプトに続く政権交代が「さらにある」と語った。
7月にアフガニスタン駐留米軍の撤収を予定通り始めることも明言した。
2011,5,21
安保中東演説
(オバマ氏の19日)は、
キリスト教世界とイスラム教世界の融和を呼びかけた2009年のエジプト・カイロ演説以来。
オバマ政権はチュニジアやエジプトの政権交代を「アラブの春」と称賛。
演説でオバマ氏は両国が安定すれば中東民主化のモデルケースになるとして
エジプトへの10億ドル(約810億円)の債務削減や
10億ドルの投資保証などを約束。
欧州復興開発銀行(EBRD)などにも、中東への経済援助を増やすよう要請する考え。
2011,5,20
安保イスラエル
パレスチナは直接交渉の前提条件として
イスラエルが第3次中東戦争で獲得したヨルダン川西岸地区での入植を停止するよう求めてきた。
その先にあるのはパレスチナが正式国家になる際に同地区を領土とすることだ。
イスラエルは同戦争で占領したシナイ半島をエジプトに返還後も西岸地区の返還は拒否。
同地区の境界にある聖地エルサレムの帰属問題が絡んでいるためだった。
19日、中東政策について演説するオバマ大統領(ワシントン)=ロイター
2011,5,20
安保イスラエル
オバマ大統領は19日の中東政策演説で、
パレスチナを正式国家にする際の国境について
「(第3次中東戦争前の)1967年ラインに基づくべきだ」と表明した。
イスラエルによるヨルダン川西岸地区での入植活動を全否定したと受け取れる発言で、
イスラエルの反発は必至だ
自治政府に復帰したイスラム原理主義組織ハマスは
「相手の生存権を認めない」
2011,5,20
安保イスラエル
イスラエルのネタニヤフ首相が20日、
ヨルダン川西岸からの原則撤退を求めるオバマ米大統領の提案を一蹴したことで、
パレスチナ側がちらつかせる9月の国連総会での「国家承認」を
同提案で思いとどまらせようという米国の狙いは、
裏目に出る可能性が強まっている。
20日、米ワシントンのホワイトハウスでオバマ米大統領(右)と会談する
2011,5,21
安保韓国
韓国の陸海空軍は19日、
昨年11月の北朝鮮による延坪島(ヨンピョンド)砲撃以来初めてとなる
大規模な上陸訓練を南東部の浦項市の海岸で行った=写真。
北朝鮮との戦闘を想定し、海上から短時間で大量の兵力を投入する狙いだ。
作戦は大型輸送艦「独島(ドクト)」が指揮し、近海に上陸艦3隻を配置。
水陸両用走行兵員輸送車(KAAV)やホーバークラフトが煙幕を張りながら、
2011,5,21
安保台中米
馬総統は会見で(20日)、
台南空港と中国の直行便を開設する方針を初めて表明。
今夏にまずチャーター便を就航させ、台南の観光業を支援すると言明した。
中国との経済協定締結による関税引き下げで、
台湾南部から中国への農水産物輸出が増えていることも強調した。
一方、「防衛力を増強しなければ、
自信を持って中国大陸との交流を深めることができない」とし、
米国に戦闘機「F16C/D」とディーゼル潜水艦の売却を改めて求めた。
2011,5,20
指を噛むストロスカーン逮捕されあらぬさざ波EUのこと
IMF前専務理事を起訴。
米、後任早期決着を求める。
IMFの混乱長期化は欧州の信用不安の対応に支障をきたすことに。
2011,5,21
安保中国、パキスタン
両政府は20日、両国が共同開発した戦闘機「梟竜」(FC1)50機を
6カ月以内に中国からパキスタンに提供することで合意した。
国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者射殺を巡り、
米国とパキスタンの関係がぎくしゃくする中で、
中国はパキスタンへの接近姿勢を強めている。
18日、北京の人民大会堂で歓迎式典に臨む中国の温家宝首相(右)とパキスタンのギラニ首相=共同
2011,5,21
日中韓
東京での日中韓首脳会談に出席する中国の温家宝首相と韓国の李明博大統領は21日、
相次いで仙台空港に到着、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県名取市の被災地を訪問した。
中韓両首脳が自ら被災地を訪れ、被災者らを励ますことで、
隣国として日本の復興を全面支援する姿勢を示す。
温首相は名取市閖上の漁港を訪れ、魚市場跡地の前で白いユリを献花した。
記者団の取材に応じ
「中国は今後も日本を支援、協力していきたい。貿易投資促進団を派遣したい」
3首脳避難所訪問、
温首相は住民の求めに応じて「自信」「勇気」と書き、
記者団に「自信と勇気さえあれば日本のみなさんが
原発事故をうまく処理して再建を果たすことができる」と説明。
李大統領は乳児の世話をする母親に
「お母さんが笑っているからお子さんも安心できる」などと声をかけた。
“不安の弧”中東のベルトライン
2011,5,24
安保
パキスタンの地元メディアなどによると攻撃を受けたのはカラチの海軍の航空基地。
22日午後10時半ごろから、自動小銃やロケット弾、手りゅう弾で武装した15~20人の集団が襲撃、
米国が提供した哨戒機P3C2機を破壊、基地内の燃料タンクも爆発した。
軍は十数時間後に制圧した。
「パキスタンのタリバン運動(TTP)」は「ビンラディンの殉教の報復だ」
と犯行を認めた
22日、武装勢力の攻撃を受け、噴煙を上げる航空基地(カラチ)=ロイター
2011,5,24
安保パキスタン
「報復」
パキスタンの最大都市カラチで22日、武装勢力が海軍基地を襲撃、
国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者射殺の「報復」を掲げて連鎖するテロは、
軍部隊に本格的な戦闘を挑む規模にまで拡大してきた。
同容疑者に対する米軍の急襲作戦を巡り対テロ戦での米パ連携が揺らぎ、
その間隙をつく形で中国がパキスタンに接近するなど、
南アジアを舞台にしたせめぎ合いも目立ってきた。11,5,24
■2011,5,24
安保中パ
パキスタンのムフタル国防相の話として、
中国に対しパキスタン西部グワダル軍港の建設と中国海軍の駐留を要請したと伝えた。
中国はパキスタンとは親密な関係にあるが、今後、隣国インドの反発が激しくなるのは必至。
米印・中パ対峙が再燃する懸念が急拡大している。
中国はインドを囲むような形でパキスタンのほか、
スリランカ、バングラデシュ、ミャンマーなどで港湾建設を進めている。
インド封じ込め戦略として通称「真珠の首飾り」と
2011,5,23
安保米中
米原子力空母カール・ビンソンが22日、香港に入港した。
米軍が2日にパキスタンで殺害したウサマ・ビンラディン容疑者を
同空母からアラビア海で水葬したことから、
香港警察は米国関連の施設や上陸する兵士が立ち寄る繁華街などでテロへの警戒を強化している。
カール・ビンソン入港は中国政府が許可した。
米国による台湾への武器売却などをきっかけに
途絶えていた米中軍事交流の本格的な再開を印象づける狙いもありそうだ。
(5/23日経)
正日ジョンイルの蘇州に届く柳風
中国へは今年すでに3度目。
長春では自動車工場、蘇州の揚州市では経済特区など、
パネル工場を見学した蘇州は小雨の様子、柳の緑が青々しい。
中国はタイヘイ国さんがもっぱらお相手の様子だった。
食糧危機、外貨危機が明白である。
日本の外交的チャンスでもあるのだが、まことに残念である。
(5/26日経)
TPP一字違ってTTP自爆の空のテロの旅なら
「TTP」パキスタン・タリバン運動
Trans-Pacific Partnershipこちらは「結ぶ」、
TTPこちらは爆裂、引き裂く。
5/25日にまたペシャワールのあたりで。
パキスタン北西部ペシャワルで25日早朝、
爆発物を積んだトラックが警察施設に突っ込む自爆テロがあり、
地元テレビによると警官9人が死亡、30人以上が負傷した。
イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の一派と名乗る組織が犯行を認めた。
国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者殺害に対する報復としている。
(5/26日経)
アジアの未来「日経アジア賞」
バオ・ニン氏(ベトナムの作家文化部門)
「平和より良いことはなく、戦争よりひどいことはない」ということだ。
2004年末のインド洋大津波を思い起こさせる東日本大震災の被害を見て、
この7年の間にも起こった戦争の愚かさに私たちは気付いたはずだ。
殺し合いに費やす経済力や才能、知恵を助け合いに使えば、
今回の大災害の被害も和らげることができるのではないか。
「貧困、差別、尊厳」それらにわたる労働と雇用、
キーワードとなるそれらに対して
その温床の憎しみの連鎖を断ち切るためにはどのようにしたらいいのだらうか。
宮沢賢治の「二十六夜」の梟の坊さん曰く
「こなたの胸が霽れる時は、かなたの心は燃えるのじゃ」・・・
(「春秋」日経)とあった。
倉石智證


















