12:11頂上より松手山方面下山コースへ。
最初の風炉 カラマツソウ
風炉兄妹・・・ ハクサンチドリ
夏雲や古希近けれど山の上
山上のランチタイムである。
豪勢な景色が眼の前に広がる。
緑の絨毯のような熊笹の起伏が谷の底から山頂の尾根に向ってせり上がっていく。
時々は魚沼方面から尾根を越えてやってくるガスの塊と
谷川岳にぶつかって巻き上がったガスが、
別荘地のはるか上空で次々とぶつかり合い、消えていく。
妻のこさえたトルティージャエスパニョール、
トウモロコシ、枝豆、胡瓜とセロリの溝付け、茹で卵、鮭と梅干のおにぎり、
それと和田不老(69歳)が山上まで持参してくださったモンゴルの旅のお土産、
山羊のお乳からつくった珍しい燻製チーズ、
これも珍品、岩塩の結晶である。
穂刈氏が禁断のランチをパチリ。 珍しいチーズの燻製。
鮭と梅干しのおにぎり。 モンゴルの岩塩
お山に感謝、お互いの健康を寿ぎ乾杯である。 頂上方面を振り返る。
手のひらに載せるときらきら太陽に輝き出した。
ビールのつまみと最高の塩分補給だと、
みな乾杯して笑ひ合う。
風炉咲く風の衣を紫に
名前風炉風誘い込む木道に
しばらく風炉に夢中になる。
ハクサンチドリ オオバギボウシ
シオガマは下から花を枯らしけり
ヨツバシオガマも花の盛りを過ぎつつあった。
花穂の下から花弁を落としていく。
天辺の部位に辛うじて薄赤紫の花穂を付けている。
クルマユリただの一度の出会いかな
松手山から上部がすでに森林限界となって
尾根伝いに頂上まで右左に晴れ晴れとした見晴らしを提供してくれる。
わたしたちは逆のコースを辿ったので松手山の分岐を下って(14:30)
すぐに一旦雑木の中に入り、
それからまた短い尾根に出るがそこからまた低木の間を下り始める。
その径の脇にクルマユリが我々を出迎え、
妻がまず最初に感嘆の声をあげた。
鮮烈な橙色を緑緑した茂みの下に陽に輝かせていた。
クルマユリが突然。
灌木を足場の悪い急坂を下っていく。
鉄塔が雑木の間に見え始め、
木の根が絡まるように枝を張っているようなところを過ぎ左に
ギンリョウソウを2つほどチェックしながら左前方に進むと
科の木の大木が鬱蒼と伸びあがっている。
鉄塔の根方に出た(ほぼ14:00)。
たいていのグループはここでみんな一息を入れている。
先行した和田さんは草叢に完全に体を伸ばして帽子を顔にま深くしていた。
五百樹くんはほうほうの体で鉄塔のコンクリートのアンカーに腰をおろした。
汗だくの顔は陽にも灼けたせいか真っ赤である
寝ころんでひふみぃよぉやぁいさゝかに草臥れまうす山下りて来て
帽隠すツムの白さや夏の山
来年は古希、古来希なり、だものなぁ。
鉄塔から下はまた急な下りが続くことになる。
登山道の左側、あるいは右側にロープが張られている。
五百樹くんはストックを投げ出してもうロープに掴まるしかない。
疲れれば疲れるほど“つぶやき太郎、次郎”になるのだった。
右足のことは右足に聞くしかない。
私の足さん足さん・・・、
時に足を踏み出したまま径にフリーズしてしまうのである。
すぐ背後に年配のご婦人たちのグループがどやどやと迫って来た。
「止まらないで行った方がいいですよ」
と先頭のリーダーらしき男性が云ってくれた。
しかし、もう、とても、とても。
10人ほどのご婦人たちのグループはじぐざくの径の下の方に見え隠れしながらたちまち去って行った。
仄白くショウマの夢や山深く
ヤマブキショウマ ウツボグサ
ヒヨドリソウ
17号を行きかう車の音が聞こえてくる。
水音も聞こえてきた。
もう右下にはほの暗い林のまにまにテニスコートも見えてきた。
今度こそ間違いなくゴールである。
16:15ゴール。
先行の3人は芝生に腰をおろし
両手をうしろにげらげら笑いながら私たち二人を待っていた。
お疲れさまでした。
駐車場を出て二居の部落に差し掛かるころ、
急にまた雨がぱらついてきた。
参院選投票日は明日。
その夜は夜をまた専らにする、盛り上がったことは言うまでもない。
男衆おとこしはミズの皮むきを。 モンゴルの燻製チーズ。
カナッペにはキャビア。 アルヒというモンゴリアン・ウォッカ。
で、こうなった(笑)
















