1971,8月のニクソンショック(金ドル交換停止)、
それを受けて1971,12月、スミソニアン合意で1㌦=308円に。
73年、変動相場制へ。
固定相場制(官主導)→変動相場制(民主導)、
「変動」とは常に市場の圧力にさらされることにより、選択淘汰が繰り返される
(経済の構造調整)ことを意味する。
金
1999年、金1トロイオンス(約31㌘)=252㌦台の安値をつけた
(95年、ロバールービン財務長官の“ドル高政策”)。
ドルの信認がピークに達したからだ。
2009,9月、足元の金価格は=1000㌦を超え、
99年時の=約4倍(金を中心にして考えるとドルの価値は=4分の1に➘)。
景気対策と金融機関に対する緊急融資枠
→緊張緩和・ドルに回帰していた過剰マネーが再び
→国際商品や新興国市場へ向い始めた。
米国債保有額で世界最大の中国人民銀も
今年、自国で算出した金を外貨準備に組み入れ、
金保有量を=1054㌧と=8割近く増➚やした。
準備通貨は万が一の時の準備と、
途上国はこの外準の増加を裏付けとして成長通貨を供給してきた。
流動性
リーマン・ショック後に各国中銀が市場に供給したマネーが
国際金融市場で行き場を探す展開となっている。
世界で流通するマネーの物差しとなる「ドルの流動性」
(ドルのマネタリーベースと外国が外貨準備として保有する米国債の合計)は
7月時点で=3兆6500億㌦と前年同月比で=6割以上も増➚加。
「円キャリー」から「ドルキャリー」(低利で㌦調達→運用)
→金などの商品市場や資源国通貨などに回す。
原油は(ドル建てで安➘く)
→原油が買われて09,8日終値1バレル=71.10㌦で
08年12月の底値に比べ=2倍強の水準まで➚。
オイルマネーはユーロー向うとの連想から→ユーロも買われた➚。
リーマン・ショック1年。新興国株、危機前に回復。
中国突出(積極財政と「適度に緩和的な金融政策」)=40%高➚、
経済立ち直り早く。
台湾、韓国など中国効果(「家電下郷」など)。
南米の資源国、ブラジル、アルゼンチンなど資源高➚で。
中国、ブラジルなど新興国で着実に稼げるところは➚。
シンガポールはウォーターフロント改革で人、モノ、カネを呼び込みに取り組む。
成長力で市場は選別。
日本は最下位のイタリア、米国に次いで下位から3番目の低位の戻り幅、
マネーは日本に厳しい評価を。
※これだけだと円高の要因が希薄だよね。
中国GDP(1980年→2008年)28年で=14倍
(3093億㌦と日本の=3分の1以下→4兆4016億㌦と肉薄)。
GDP=約400兆円弱
元高へ
(08年の名目GDPは元建てだと前年比=17%増➚だが、ドル建てだと=3割増➚になる)
「チャインドネシア」
インドネシアを中印と並ぶ成長エンジンに位置づける。
これにベトナムを加えた4カ国の人口は=30億人。
日本の対外戦略が進める経済連携協定(EPA)の相手国は、
農業などで軋轢の小さな、比較的小規模な国々が中心。
成長の押し上げには、もっと大きな国と仲間になる必要がある。
360兆円くらいの世界の流動性が、
利回りを求めて蠢いている。
「ドルキャリー」で基軸通貨のドルが下がった。
下がりすぎた分で円が上がり、
アジアの旺盛な成長で世界のマネーが流入――
円も“つれ高”といったところだろうか。
・「介入はしないよ」(藤井財務大臣)→円高
・内需型経済→円高
だけど国債増発となれば→円安に
亀井大臣(存在が)→円安
構造改革が進まなければファンダメンタルでは円高にはならないね。
「輸入物価指数」
ところで日本がバブルに向ったとき、
ものすごく交易条件が良かったときがあった。
1986,11月(「プラザ合意」で急激な円高➚)輸入物価指数=約45%超➘。
輸入物価指数23年ぶり(1986年11月以来)下げ幅=34.6%低下➘(前年同月比)。
現在、輸出物価の低下幅=14.5%にとどまり、輸入物価の下げ幅=34.6%で
→「日本企業の一時的利点になる」。
(石油。石炭、天然ガス)=53.2%➘、
(金属、金属製品)=36.1%➘。
一方、足元では新興国の需要拡大→・・・輸入物価も➚可能性も。
この点から考えると、低金利で流動性を高め景気のアクセルを踏み、
かつ、為替高が減税のような効果をもたらした、
この偶然のような政策こそ、景気のヒントになると思うだが・・・。
そしてこのとき忘れてならないのは同時に財政規律である。
足元を撮られてつらい亀さんの齢よいよい長帳場こそ
夜中の大臣所信表明と記者会見は老人にはこたえる。
カメラで演説中の足元を撮られたね。
亀井大臣は立っているのもやっと・・・
智笑