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《外為コサックダンスレポート》I will dance cossack

         when I win a great VICTORY.


2009年2月5日

(某ディーラーの独り言)

昨夜の米1月ISM非製造業景況指数が予想(39.0)よりグッドナンバー(42.9)だったことを受けてドル・円・クロス/円ともに上昇したがその後のNYダウの下げにつれてドル/円・クロス/円ともに下落。豪ドルは昨夕方から2円の往復を示現。今の相場は上に行ったらイイ売り場にみえるのは小生だけだろうか?

為替は金利差と需給で動くといわれているが最近、需給のバランスが崩れている。通常、輸出業者→円転(ドル売り)、輸入業者→ドル転(ドル買い)という構図だが最近は輸出入業者ともに円転(ドル売り)の模様だ。その理由はともに先物予約の取り過ぎが原因→こういうことも円高要因のひとつ。原因詳細は輸出業者→想定以上の円高になっていない輸入業者→昨夏までの円安時の先物予約の過剰取り

オバマがウォール街に『喝』をした。『多くの金融機関が経営破綻の瀬戸際で納税者に助けを求め、税金で助けてもらわなければ金融システムが崩壊してしまうような立場にも関わらず高額ボーナスの支給は極めて無責任だ』ということだが、まさに正論だ。以前にも書いたが三菱UFJファイナンシャルグループがモルガン・スタンレーに支援出資した90億ドルのうち64億ドルは社員のボーナスに使われてしまった……という話もあったね。

経団連久保田常務理事は当局に『円売り介入を含めた為替是正』を求めた。経団連としては1ドル110円水準の円安回帰を願っているようだ。こういうことも取り敢えず迅速に実行しないと意味のないものになってしまう。

本邦経済対策の中心となる中川財務大臣が官僚の作成した演説用原稿を26ヶ所2~3ヶ所ではない)読みいをしたというていたらくさ。内容を理解してないでただ棒読みしてたんだろうね。今の緊急事態を真剣に考えていない証左だ。ていたらく財務大臣とマンガ太郎首相が辞めるのが一番の景気対策!


Uとのへ


満中陰静かに済んで桃の花
厚史の49日が済んだ。
世間ではもう桃の花。
煙とともに春霞、
いまはどこまで行ったやら。
死は等価だね。
どんな風に死んでも、死は死だ。
おとといはあれからものく゜さやへ行ったよ。
お店は閑で、
なかは未だなにやらかやら揉めてゐる。
厚くんもおちおち眠ってなんかゐられない。

智笑