09,1/23(金)北に雪
予報聞く反古ほご樺太の雪なりき北に大雪
海峡の痺れるまでに雪しまく
09,1/24(土)朝方晴れ、午後から曇り寒くなってくる
今日は友達が仙川でお神楽を演じる。
春が来るやがて鱸すずきの潮汁
妻は朝市で鱸を丸ごと仕入れてきた。頭などをはずして潮汁に仕立てる。
障子から奥に入りたる陽の光り膝に抱えて妻は化粧す
セザンヌはロビンフッドの末裔か林檎一つでパリ驚かす
横浜のセザンヌ展に漆島さんと。中華街にも寄る予定。
怠けては押入れ豚に日差し伸ぶ
娘はお休みなので布団の中で少しぐずぐず。妻に「押入れ豚」と云はれる。
神楽観て二階に上がる寒さかな
仙川のトンカツ屋の二階に。まだ4時である。和民はまだオープン前。
悴んで店を選ばずとんかつ屋
熱燗のたしかに温しとんかつ屋
熱燗を並べてうれし小雪かも
袖ひちていーあーるさんすぅーぷーある茶
娘も仙川の台湾ウーロン茶屋さんの催事に一緒に来た。偶然である。
電車に乗っている間、お友達の話とか農大二高時代の話が出る。
市川青火
掌中に居て水欲しや梅雨の月
脚本家・市川森一の父青火(俳号)の辞世句。掌中とはお釈迦さまの手の平か。
野火放つ野を持たざれば視て居りぬ
人間をかなしみ虹を見せ給う
秋の風いつが倖せだったのか
09,1/25(日)晴れ
木菟みみずくのをちて寒きや待ち呆け
住み古りて軒端の上に寒雀
生身魂いきみたまわれに学なしあればこそ
日曜の討論過ぎて縁側す
遠き日の雪やこうこう白兎南天の実で赤い眼をつける。
水仙や鋸南まるまる連れて来しスタジオに水仙が。ぱっと明るくなる。
水仙の光まぶしむ海のあり
NHK日曜俳壇・宮坂静生さん
初弥撤みさへ蒼きセーヌに添ひにけり(宮坂静生)
水仙の昏れゆくばかり波頭(濱野正美)
風生忌うぐひす餅の飛ばんとす(加藤梅夫)
雨の街鶯餅はもう出たか(冨安風生)
蛇崩れを埋めつくしたる水仙花(河田公枝)
水仙や灯点し頃の先斗町(覚正徳子)
水仙花ふいと出て行く十六歳(中野笙子)
一月の川一月の谷の中(飯田龍太)
人参の朱をおもいだす真人間(宇多喜代子)
金子兜太
暁闇を猪やおおかみが通る
人体冷えて東北白い花盛り
夏の山母いてわれを与太という
海に青雲生き死に言わず生きんとのみ
日経俳壇
深入りをしては傷つき葛湯吹く(鶴屋洋子)
裏山に捕へしものを薬喰(糸賀千代)
初凪の海に箒目ほうきめある如し(大鹿正男)
他人ひとの子はあっという間に見違える一寸法師元服をせり(毘舎利道弘)
上村愛子
「気持ちが乗らないと体のポジション取りがうまくいかない。
技術的には去年より良くなっていると思う」
モーグルW杯第二戦、カナダで優勝。(1/25NHKニュース)