★バイオマス燃料電池・生ゴミから水素をつくる
サッポロビールは食品廃棄物を微生物に分解させ、
燃料電池の燃料となる水素の生産に成功。
生ゴミから水素をつくる家庭用燃料電池にも応用できる。
現在主流の燃料電池は、灯油や天然ガスなど化石燃料から水素を取り出す。
廃棄物(バイオマス(生物資源))利用によりCO2を排出しないという
新たな「カーボンフリー」という価値が加わる。
★静電気
すべてのモノは電気で出来ている。人間もだ。
革あたりを境に綿→レーヨン→ナイロン→ウールに向かって(+)の電気が、
絹あたりを境にして→ポリエステル→アクリルに向かって(-)の電気が帯電する。
車の運転の状態では、電気は常にハンドルから逃げているから、
体の中には帯電はゼロの状態だが、車から降りようとする時、
背中とシートが擦れ合って、シートから着物を通して体に電気(-)が帯電する。
ドアに触れた瞬間一気に電圧が放たれ(放電)、「ビリッ」とする。
通常は椅子も人体も(+-)同じ量の電気で成り立っている。
「ビリッ」ときた時、電気は地球へ返される。
★雪の結晶
「雪は天から送られた手紙である」中谷宇吉郎博士
雪はもともと、低温下で水蒸気が昇華してできた氷の結晶である。
(結晶―原子や分子が規則正しく配列。規則的な秩序を伴う分子配列を保持「分子間力」)
雲の中には気温が氷点下でも凍らない水分子が多数、漂っている(気体)。
(気体―ランダム自由な分子の熱運動)。
微粒子などとぶつかるとたちまち凍る。
※気体から直接固体になる現象を「昇華」という。
結晶は隣り合う酸素原子が水素原子を介して結合した構造。
個々の酸素原子の近くには二つの水素原子がある。
結晶の基本形はこの構造を反映し、
六角柱になった時に表面エネルギーの総和が最小となって安定する。
※分子は熱運動によって振動している。
氷は何時間もかけて落下し、雪の結晶として成長していく。
そのパターンは水蒸気量や気温に左右される。
雪の結晶の成長は
「貝殻やザリガニの外骨格の形成過程とも共通点がある」(加藤隆史東大教授)
(安藤淳・編集委員09,1/11日経)