08,12/24(水)晴れ曇り
性愛 性愛は肛門に来ぬ指サック前立腺の肥大確かに
「先生、ちょっと痔のきみなのでお手柔らかにお願いします」「大丈夫ですよ」とずんむ。
肥大はしているがまだ大丈夫、癌の心配はまったくないとのことでした。
イヴ キス奪ふサンタさんには赤い靴キスを返しぬ聖しこの夜
イヴ 二丁目に声裏返るイヴの夜そうよこの街みんな welcome
途中から一気飲み大会が始まった。次第に「おねヱ言葉」になってくる。
「メリクリ」といっては相手に一気に飲ませる。そのうちに一人がダウンした。
08,12/25(金)晴れ
今日は女子医大で胃カメラの検査である。
葉牡丹 葉牡丹や未だ少しの余裕なり
今日は胃カメラ検査。道を歩いても注射の順番待ちの心地がする。9時自宅を。
狆 路地裏で親に甘へる狆ちんならば冬陽の影のさらに濃くなる
狆と戯れる若い主婦のような印象の女性。パジャマに近い格好のラフな感じに、
狆の首輪もはずされ、狆は路地の同じ場所をくるくるくるくる回っている。
そして、時々主人の方を見やる。
胃カメラ 胃カメラはサプリメントと違うのよ流れ作業の苦き清潔
「1%減菌キシロカイン液」。これが少し舌に苦い。
透明な液体を数回に分けてうがいするように指示される。
うがいが終わって内視鏡検査室(Endoscopy lab.)の前まで行くころには口の中が痺れてくる。
麻酔が効いてきたのだ。
マスクをかけて入ってこられたのは、Dr橋本だった。
「こんにちは。今日はスクリーニングだけだったですよね」
というわけですぐにマウスピースを銜えさせられる。
体を横にして、上の右足を前に、下の左足をやや後ろにして交差する。
何度か鼻で呼吸をする練習をさせられて、ピカッと発光色が目に入ったと思ったら
もうスコープは喉の奥に入れられていた。
いやスコープの先端は緑色か赤色に光ったような気もする。
「よだれが出てきたら飲み込まずにそのまま出してください。気管に入るといけませんから」
介護士の女性が私の背中を円をかくようにさすりながらそう云う。
ぐっと胃の奥にまで異物が伸びるのが分かる。
思わず頭をのけぞらせた。「頭を動かさないように、危険ですから」とすぐになおされる。
時々は上目遣いにモニターを眺めるが、あちこちに動かされるたびに眼に泪がにじんでくる。
「お疲れさまでした」、ティッシュを口に渡される。やっと終わった。
部屋の入り口近くにある洗面の蛇口でうがいをすます。
「一時間くらいは麻酔が効いていますからお食事はその後にしてください」。
検査室を出ると、廊下に点滴をつけた二人の車椅子の方がいた。
お一人は静かに眼を閉じている。
検査室のドアが開いて女性介護士が現れた。ちょっとこちらの方を覗くような仕草をし、
それから少し小走りに寄って来て、「―-―さん、うとうとするお薬使いますか」
と一人の患者さんに聞いた。車椅子の初老の方は「うがいでしょ」と言うと、
介護士は「うとうとするお薬よ」と言う。彼はちょっと間を空けるようだったが、
でもすぐにいやいやをするように肯いた。
私が内視鏡のラボを出ようとすると、もう一台の車椅子が押されてきて、その後ろに並んだ。
まるで点滴の列のようになった。
2階のロビーの吹き抜けからは4階のさらに上に今日の真青な冬空が見える。
エレベーターが上がったり下がったりしている。
冬晴れ こんなにも晴れてるからに病院のエレヴェーターはきりきり上がる
診察券を支払機に差し込むと会計が終わる。
「領収書と診察券をおとり下さい。お大事に」。マシーンの中から女性の声が聞こえた。
午後から会計事務所へ、年末調整と給与計算書である。
早々と柳通りに飾られた家々の〆飾りは、今日はまだ X'mas だというのに
〆飾り 〆飾り春来る前に枯れてきて
まだ25日のx'mas だというのに竹の葉が枯れてきてしまってゐる。