《外為コサックダンスレポート》
毎週月・木曜日配信
2008年12月18日
(某ディーラーの独り言)
昨日のFOMCは市場予想0.50%利下げのところ大胆にも0.75%の引き下げを行い0.25%としたがこれは《事実上の0%金利政策だ》。前にも何度か述べたが日銀にもこのくらいの大胆さが必要なのだが学究肌の理事ばかりだから…!しかし、これで益々ドル/円・クロス/円ともに下値リスクが高まった。でも、実需の常識的なオペレーションで急落ということはないと思うが…各々方油断めさるな!
ちなみにバブル経済崩壊後、本邦の金利政策はすべて失敗していると思うね。→三重野総裁以来白川現総裁に至るまで利下げすべきところで利上げしている。
ビッグ3の救済法案は米上院の《自己責任を求める共和党議員》の反対で廃案となった。しかし、GMは年内に取り敢えず《40億ドルの融資》がなければ事業の継続は不可能になり、破綻という道を進むことになる。米政府は《金融安定化法で設けた7000億ドル》の融資枠からビッグ3への緊急融資を検討しているが根本的な変革がなければ本当の解決への道筋は不透明ということだ。
根本的な変革とは同業外国他社と比べて《圧倒的に高い労働コスト》を削減するということだ。これはビッグ3が『今、何をやらなければならないか?』の最初に着手・解決しなければならない明確な問題だと思う。また、17日の米世論調査によると《60%がビッグ3は一度破綻させた方が良い》という結果がでた。
もうそろそろ、大手外資のディーラーはクリスマス休暇に入る者もでてくる時期(既に入っている者もいる)になった。小生のような零細ディーラーは実質的には《12月31日が大納会・始まりは1月2日》というのが毎年の常だが来年は3日が土曜日になるので2日は休んで(どういう訳か毎年2日・3日のディーリングで勝ったタメシがない)5日が大発会ということになる。しかし、マーケットは1年365日24時間、世界中の何処かで動いているのでヤル気なら1年中毎日できる。しかし、実際は仲介業者が1月1日と土・日曜日は休むので我々も休む。→本邦でもそのうち365日24時間業務する業者がでてくるのではないかな、多分?
Uとのへ
「FRBはZIRP(ザープ)に入った」とウォール街の会話。
「ゼロ金利政策―Zero Interest Rate Policy 」
経済学者が必要なのではなく、
経済が必要とされる。
日銀の総裁の資格に、
辣腕“ディラー”の資格も入れた方がいい。
大脳皮質系+大脳辺縁系(爬虫類脳の敏捷性)。
とにかく「ゼロ金利政策」に入った。
あらゆる方策を総動員して“デフレ”に挑戦、
迫り来る全米を覆い尽くす倒産の津波を防ぐ、
流動性をさらに高めて、与信供与の継続性の維持、
個人から企業、州政府にいたるまでの
バランスシート調整に手を貸し、時間を稼ぐのだ。
この日、ウォール街には小雪が舞ったさうだ。
一足早い X'mas present !!
小雪舞うウォール街には「ゼロ金利」サンタの粋なプレゼントかな
智笑