《外為コサックダンスレポート》

 毎週月・木曜日配信


2008年11月24日

(某ディーラーの独り言)

今日も早朝から休日も関係なくディーリング、因果な仕事だが好きな仕事だから苦は無いね。

先週の金曜日、NYマーケットのダウの急騰とそれに連れたドル/円、クロス/円の上昇はFOMCによる緊急利下げの噂?とシティグループなど米大手3行の合併話の噂?がまことしやかに流れていたことが要因らしいが、小生は想定外だったね。

噂になった2行が合併した場合の名前がNYを舞台にした人気ドラマ《セックス・アンド・ザ・シティ》にちなみ《サックス・アンド・ザ・シティ》と命名されていたというオマケつきだ。笑っちゃうね!

《買いが主》のディーラーから泣きが入る今日この頃。ちなみに小生は《売りが主》だが、先週の金曜日のように想定外のことが起きることを想定し、いつでも《買い》に転換できる柔軟性が肝心(新たに再認識)→朝令暮改ディーリング。

さらに円高懸念の話。

GM・フォード・クライスラー米国自動車メーカーのビッグ3破綻危機で処理を誤ると大惨劇が発生し、まさに本当に世界大恐慌の再来となる。特にGMは現政権共和党が《自己責任の市場経済主義》をこのまま押し通すということになると自動車業界を救済したい民主党のオバマ次期大統領が正式に大統領に就任するのは来年1月20日だから時間的に間に合わない可能性がある。

しかも、先週の米議会下院のビッグ3経営者に対する公聴会で《自助努力・経営努力不足》を指摘されて狼狽している経営者達をみると益々救済策の実行が難しくなる。仮に救済策が実行されないとなるとリーマンショックなんて問題にならなくなるほど大惨劇が起き、リスク回避志向が高まってさらなる円高に振れる。最悪のシナリオは1ドル85円~75円という可能性も否定できない→本邦も《円高不況》という構図になる。最終的にはビッグ3に対して相当厳しい《自助努力・経営努力》を条件に救済ということになると思うが……?


投資判断は自己責任で!!


Uとのへ


ポールソン落ち着きがない眼が泳ぐただのでかさに秋の風吹く

ブッシュ大統領の隣で。シティーにさらに資本注入と、不良資産を別勘定に。


「救済」か「破産」か。

オバマさんもえらいときに大統領になったもんだ。

北朝鮮も危ういし、

世界は急降下の冬に入るのか・・・ ?


智笑