《外為コサックダンスレポート》
毎週月・木曜日配信
2008年11月17日
(某ディーラーの独り言)
週末のG20金融サミットは具体的な内容は何も出ず無難な形で終了。金融マーケットの《規制を強めたい欧州勢》とそれに《反対する米国》との綱引きに終始した感じだ。最低限の規制は必要だと思う。しかし、規制も厳しすぎるとこれもマーケットが停滞しまうからその《匙加減》が難しいだろうね。
先週末の米国の指標は最も関心の高い小売売上高を初めとして全滅。ただ唯一ミシガン大消費者信頼感指数が市場予想を上回ったが、そんなものは《焼け石に水》てなもんだったね。
今年一杯、余程良い材料が出ない限り《戻ったら売り、戻ったら売り》スタンス。
《投資銀行》はなくなるか?確かにゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー等大投資銀行は《商業銀行》として衣替えしたけれども彼らに代わる《投資銀行》はこれからもでてくると思うね。何故ならリスクテイカーがマーケットに存在しないとマーケット自体の流動性がまったくなくなってしまうからだ。マーケット参加者が全員『石橋を叩いて渡る』ような人達ばかりではマーケットが停滞してしまう。基本的には自由資本主義マーケットは『虎穴に入らずんば虎児を得ず』だ。
11月3日のレポートで日銀の政策金利の引き下げで市場予想0.25%のところ0.2%であったセコさを言ったが11日の《夕刊フジのニッポン経済の非常識》というコラムでまったく同じ事を言っていたエコノミストがいた。《霞ヶ関の埋蔵金》の存在を明らかにした著名な元財務官僚だ。みんな思っていることは同じなんだね。同じでないのは木っ端小役人だけだ。この元財務官僚の著書に『さらば財務省!』というベストセラーがある。小生も読んだが《財務官僚の保身と怠慢》を赤裸々に書いている。是非、皆さんも一読あれ!
投資判断は自己責任で!!
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