08,11/12(水)東京は雨から曇り
国家とは・・・
脚組んで開きなほりし挙措の人腹切らずなり口への字なり
「日本はいい国、と言ったら解雇された」田母神氏、国会喚問で。
偉い人皆口々に不適切武人の挙措の地に落ちにけり
思想、良心、信条の自由。幕僚長の上官は防衛大臣。
関東軍の独走を連想させる。天皇の統帥権、国会を無視して独断専行。
満州事変から南京進攻、ノモンハン、太平洋戦争にいたるまで、
みな、軍人が文民統制を無視して、シビリアンコントロール外でのことではなかったのか。
東京裁判であがない、サンフランシスコ条約で世界に約束したことは、
権利と義務のことであった。
なるほど、それは今でも世界には覇権国による“汚れた手”はある。
外交の主権を今でも米国に従属させている日本は、
しかし、権利としてアメリカに「それは違うよ」と言わねばならないこともある。
だが、それはそれとして、国あっての軍人だ。
国がなければ軍人もない。
軍人があって、日本の国が存在しているわけではないのである。
武人には菊薫る挙措が求められるはずだ。
妄想と無定見は論外である。
自衛隊装備の拡充加速(08,11/11日経)
・陸自は主に物資輸送に使われる大型輸送ヘリCH47=4機を購入予定。
予算計上=269億円
ヘリはアフガニスタンを想定して、沙漠や高地など苛酷な環境に耐えられる仕様に。
・海自はP3C哨戒機の海外運用時に欠かせない
移動可能な指揮システム(MACCS)を導入する。
海外では国内拠点からの指揮統制は困難。システム導入で運用範囲を広げる。
・空自はC130輸送機の自己防御装置やインマルサット衛星通信機材を整える。
一連の装備改良などに=178億円計上した。
■世界の軍事予算
⇒中国=6兆円弱
⇒日本=4.3兆円
■ロシア原潜事故
20人死亡。
■ブッシュ、オバマ新旧大統領の初協議
⇒ブッシュ大統領の8年間は文字通り戦争の日々であった。
「9.11」からイラク、アフガニスタン、イラン、北朝鮮、イスラエル、パレスチナ
MDシステムから、NATO拡大まで、世界の警察官として民主主義と人権と、
市場、自由貿易とワシントン・コンセンサスを売りまくっていたが・・・。
⇒オバマ新大統領はもし8年間在籍するとして、
その仕事は文字通り世界の経済・金融秩序の、
新しい資本主義の模索になるに違いない。