08,11/9(日)雨、寒い一日
■理性脳VS本能の脳
・大脳新皮質―途切れなく入ってくる情報、意味の世界。
「ねばならぬ」ばかりの世界だ。
・大脳旧皮質―食欲、睡眠、性欲、征服欲など動物本来が持っている本能に近い。
「休みたい」「眠たい」「食べたい」「したい…? 」
⇒禅的な脳とはこれらから浮遊している状態なのだろうか。
⇒「努力する者は神の世界に入れない」
⇒「理解するな、味はへ」
⇒「精進と執着は違ふ」
▼理性と本能のゆがみは、精神・身体のゆがみとなって社会に現れてくる。
■長い眼でみると地球の自転は遅くなっている。
①地球を取り巻く大気や海水の流れ。
フィギュアスケート選手が腕を縮めるとスピンの回転が速まるのは
「角運動量の保存」という物理法則による。
地球の大気や海水はいわばスケート選手の腕。
季節風や海流の向きや速さが大きく変わると、陸地や海底より下の
「固体地球」の回転にも影響を及ぼす。
<潮汐ちようせき力>
月と太陽の引力により潮の満ち干が起きると、海水と海底の間に摩擦が生じ、
それがブレーキとして働く。
②地球内部のマントルやコア(核)と呼ばれる部分も関係――
マントルと核の電気的な結合に変化が生じ、自転速度が1000分の1秒単位で変動する。
③巨大地震で断層が大きくずれると、重さのバランスが微妙に変わり、
自転がふらつくとの説もある。
NASA(米航空宇宙局)のチームは04年末のスマトラ沖地震で、
自転速度がわずかに増したと報告している。
⇒時刻はかって地球の自転による一日の長さを=24時間とする
「天文時」に基づいていた。
だが自転速度が一定でないため、厳密なペースメーカーにはならない。
そこで1958年、時をきわめて正確に刻む原子時計に基づく
「原子時」が国際的に採用された。
→ただし、原子時だけを基準にすると天文時トノズレが積み重なり、
やがては「午前零時に日が昇る」という事態になりかねない。
→そこで採用されたのが<うるう秒>。
→2009,1,1日は通常の1日より=1秒長くなる。
(久保田啓介・編集委員08,11/9日経)
■「植物で薬の成分を作る」と生産効率は高い。
★遺伝子組み換え技術で植物で薬の成分を作るほうが
コストは化学合成の=100分の1。
★凍結乾燥して粉末状に。かつ紫外線を当てて遺伝子を完全に破壊、
遺伝子が外部に漏れないように。
・イチゴ―犬の歯周病を治す効果がある遺伝子が入っている。
インターフェロンを含むイチゴ。
・コメ―アルツハイマー病の原因タンパク質「アミロイドベータ」を作るように遺伝子を組み換えた。
炊いて食べれば体内にアミロイドベータの抗体ができるためワクチンのように発病を防ぐ。
※コメの中に成分を作らせるのにはわけがある。
コメにはタンパク質を安定的に保っておく働きがある。
口から入った薬の成分が胃を通り過ぎて(胃酸でも壊れにくく)、
腸管で吸収されやすい。注射よりも副作用が起こりにくい。
・コメ「ゴールデンライス」―ビタミンAを大量に含むように改良した。
発展途上国でのビタミンA欠乏症の解消に。
・コメ―アレルギー源となるスギ花粉のタンパク質が含まれる。
毎日食べることで抗体ができ、体が徐々に慣れてアレルギー反応を抑えられるという。
・大豆―遺伝子組み換えでドコサヘキサエン酸(DHA)の一種「ステアリドン酸」を
含んだ大豆などの開発に取り組む(米モンサント社)。
⇒臨床などの課題(コストが大変かかる)が残っている。
(松田省吾08,11/9日経)