アメリカよりヨーロッパ危機
2008年10月20日
(某ディーラーの独り言)
ドル/円は実需があと1円ぐらい上で売りたがっている。クロス/円もそれに連れて同じような動きをするはずだ。明け方からは買い優勢だけれど頭が重いね。しばらくは戻り売りスタンスだ。
実体経済悪化を日本の代表的輸出企業からみる具体的数値。
北米市場での販売台数(前年比)
トヨタ 32.3% ↓
日産 36.8% ↓
ホンダ 24.0% ↓
9月25日に破綻したワシントン・ミューチュアル(米大手貯蓄銀行)の債務担保証券は米国514本、ヨーロッパ752本、日本122本、その他138本、合計1526本を世界中の金融機関が保有している。これらはいつ爆発してもおかしくない時限爆弾だ。売却したくてもそれらを売却する市場が消滅してしまっている。もう既に《信用収縮というよりも信用消失》だということだ。
最近、《金融安定化法案でサブプライム問題は一応目処がついた。実体経済への悪化は心配ない》と言うマーケット関係者がいるけれどそんな簡単な話ではないと思うが…?この関係者は春先にも同じようなことを言っていたね。実は10年前に彼の著書を読んで勉強した小生としては複雑な心境だ。彼は現役時代《伝説のカリスマディーラー》と言われ、投機王ジョージ・ソロスの日本で唯一のアドバイザーをしていた。テレビ・ラジオなどで度々コメンテーターとしても活躍している。典型的な円安論者。
投資判断は自己責任で!!