《外為コサックダンスレポート》


2008年10月9日


(某ディーラーの独り言)

荒っぽい相場が続いている。特に昨日、夕方4時、フランクフルト市場オープンと同時にドル/円は30秒で99.80円から101.50円まで1円70銭のドル買戻しが入るという相場(傍観)と今週月曜日の一晩でドル/円の5円下落という相場。一晩で5円下落というのは《元の切り上げ》の話以来かな?それでも今回は2円の利益確定できたけれど後はただただチャートを傍観してたね。その後の2円戻しにはのりおくれた。残念!

昨年夏からのサブプライムローン関連で世界中のマーケットから消えたお金は約14兆ドル(約1526兆円・8月末現在)と言われている。本邦のバブル経済崩壊による損失は約300兆円であるから約5倍もの巨額のお金が消えた計算になるが、まだまだ損失額は膨れ上がると思うね。

米国経済の最悪のシナリオ

住宅価格更に下落→各種住宅ローン焦げ付き→地方銀行・住宅金融連鎖破綻→リスクテイクしていた金融システム崩壊→信用不安拡大→景気対策・公的支援出費増大→米政府財政赤字増大(1兆ドル超)→米国債信用失墜→ドル暴落→米国債購入国(日本・中国・ロシア)不況・インフレ→ドル債を投売り→ドル大暴落→世界大不況。

こんな非常事態なのにあまり金融のことが分かっていない人が財務大臣と金融担当大臣を兼務しているなんて日本はノーテンキな国だ!何度も言うが『事件は現場で起きてるんだ!』


最初、米下院で金融化安定化法案が否決された理由にあまりにも高額な報酬を得ている投資銀行の経営者(CEO)に対する国民の反感を考慮した下院議員の思惑があった。ちなみに、各投資銀行のCEOの年収はリチャード・ファルド(リーマン)80億円、ロイド・ブランクファイン(ゴールドマン)82億円、ケネス・ルイス(バンカメ)22億円、ジョン・セイン(メリル)17億円。こんなに高給を取っておいて『破綻するから助けてくれ』と言われてもな~……。



投資判断は自己責任で!!


Uとのへ

「すべては現場で起こっている」
肝に銘じなければね。

漂へはオワンクラゲの美しさ西海岸の海の安堵よ

しかし二人ともアメリカ在住というのも、
ちとさみしい。

智笑