2008年9月17日

虫鳴く    虫鳴くやたとへば石の穴なりき成女の石垣、桜の木の下。

柘榴     鬼子母神柘榴は母の唇となり義憲くんより柘榴をいただく。アメリカ産だそうだ。

柘榴



蚕の繭曳き 座繰られし糸は光りとなりしかな群馬県富岡の村で、紀州から来た娘子が。

クライシス  けふしきり「白ヤギさんからお手紙ついた」

       頭の中を…。米金融資本主義・クライシスの中身は。


2008年9月18日

すいとん  すいとんの湯気懐かしき籠もり堂鎌原観音堂籠もり堂。外では獅子舞が。
無花果    無花果の身を持ち崩す月夜かな


「隣村有志の情けにて/妻なき人の妻となり/主亡き人の主となり/細き煙をいとなみて」1783,8/5日、浅間山大噴火。鎌原地区火砕流によりほぼ壊滅。「天明の命を分けし十五段」の下の階段にば様を背負う若

い娘の遺体が発見される。助かった93人の人たちは7組の新しい家族をつくり、復興の道へと。「私らの先祖」と今ある人たちは、『浅間山鎌原かんのん和讃』を詠う。NHK昼の番組


故郷・雪   「冬が近くなるとぼくはそのなつかしい国のことを考えて深い感動に捉えられている。そこには運河と倉庫と税関と桟橋がある」。小林多喜二、小樽高等商業(現小樽商科大学)に通う。29年に北海道拓殖銀行を解雇され上京。上京後、共産党で非合法活動に入り、33年2月20日、東京の築地警察署で拷問を受け、亡くなった。「あなたは北海道の雪を知っているだろうか。それはガラス屑のようにいたくて細かくてサラサラと乾いている」。函館本線小樽駅の駅舎は1934年に落成した。


天竜寺壁画 「風河燦燦 三三自在」田村能里子

アート     「水汲みに20㌔歩く家族にアートなんか関係ない」北野武

恋       秋の田の穂の上へに霧らふ朝霞いづへの方にわが恋やまむ

       磐姫、仁徳天皇の皇后。天皇の愛が他の女性に移ることに苦しんでいる。

         私の切ない恋はどこへ行ってしまうんだろう。乳白色にかすむ田が続いている。

竜胆      りんだうや昔を今にむまシャンシャン「竜胆峠」島倉千代子か。

虫鳴く     かうかうと松屋、ローソン虫しきり夜中に帰ってくる。こうこうと灯り、虫はしきりである。

2008年9月19日

金融危機   ポール&コックス笑へぬ名前秋の空

        ポールソン財務長官とコックスSEC証券取引委員長とモルガン・スタンレー証券の対応に電話で協議とか。金融機関生き残りをかけて。
科学      「化学はある種の図形文化だ。BINAP分子の形は美しい。長丁場の研究を支えたのは、美しくも単純な分子への思い入れだった」(08,9/13日経)。研究は「瑞々しく、単純明快」でありたい。一刀両断、直截的な解答を求めて続けた。
「明快な解答」、しかし、よい問題の発見こそ創造の根源である。野依良治・理化学研究所理事長

江戸川柳   はやり風邪十七屋からひきはじめ十七屋は飛脚。

十七夜(立待月)=たちまち着く。ロジタツさんのブログで。

がん 
「いいか、ど真ん中いくぞ」「常に判断、判断、判断」


大腸がん医師、工藤進英さん。癌手術の最先端(TVで)。
台風     時雨うつ雨軒をうつ子ら帰るやっと夜半過ぎに娘と息子は帰ってきたが、妻は未だ。

結局2時過ぎに。雄ちゃんのロータリークラブ食事会にお呼ばれ、のちお店に散会。

生バンを聴いてきた。


2008年9月20

不祥事    三笠米どこを向いても「やかましい」阿呆な日本の阿呆な太田農相

不祥事    夜目遠目三笠のうちの山田かなMA米(1993年ウルグァイラウンドで)=77万㌧、「一国二制度」。農水省と三笠は同じプレーヤー同士。監督する側と選手ではなかった。380社被害が達する。「じたばた騒いでいない」と云いし農相辞任。

美術展    そっとおくうなじ溶けゆく秋の色ハンマー・スホイ(デンマーク)展、上野で。

稲穂     蜻蛉嶼あきつしま黄金立ちたつ幾重にも

結婚     児ができて言挙げにけり赤のまゝ赤ちゃんできた。健ちゃん結婚。10月26日。


ゑふなき者 「無用の者の系譜」(唐木順三)―「身をゑうなきものに思ひなし」(業平)、「大愚良寛」(良寛)、「我今無用の人なり、故に無用の書を著し」(成島柳北・長命寺)、燈刻浅草に飯す」(永井荷風)

不祥事    秋深し隣はなにを三笠かなすごい悪質なトリアージ。

秋が     鬼の面被りて山を秋ぞかし駆け降りてくる。

Greed    唱ふればサブプライムもインディカも三笠の山に出でし月かもGreedyと不正転売に関しては同根である。米も欠けて、月も欠けた。


2008年9月21日

曼珠沙華  曼珠沙華一むら燃えて秋陽あきびつよしそこ過ぎてゐるしづかなる径みち木下利玄

曼珠沙華  路の辺の壱市いちしの花のいちぢろく人皆知りぬわが恋妻を壱市=曼珠沙華か。

万葉集ではこの柿本人麿の一首のみ。球根は毒を持つ。(佐伯裕子・歌人、日経)

母娘     厨辺に母娘の会話蒼魚本当は鯛。鱗を取る、三枚におろす。頭など。

熊       山桜花咲くほどに熊動く熊は桜の実が好きだ。宮崎学・動物写真家。

鵺      鵺ぬえ鳥の声聞き流し独り呑む心細くなるような鳴き声だとか。宮崎学

家族     山家族金峰の山に雲たちぬ家族4人で山小屋を守る。金峰山。

        「シュークリームだよあの雲は」小さい男の子が岩山で。NHK「小さな旅」

握り飯    待つとなき天変地異や握り飯(三橋敏雄)季語なしでもとNHK俳壇

まいまい  濁り田の隅にまひまひ熱中す(三橋敏雄)

たましひ   たましひのまはりの山の蒼さかな(三橋敏雄)

月夜     月夜から生まれし影を愛しけり(三橋敏雄)

金魚玉    海へ去る水はるかなり金魚玉(三橋敏雄)

友       手をあげて此の世の友は来りけり(三橋敏雄)