《外為コサックダンスレポート》
2008年9月11日
(某ディーラーの独り言)
先週金曜日、破綻懸念のあった米住宅金融機関(ファニーメイ、フレディマック)を米財務省が公的管理下に置くと発表したためマーケットにこれで一段落という安心感が広がり、ドル高に振れたが1日しかもたなかった→既に色褪せた材料となってしまった→ドル下落。そして昨夜、リーマンの損失額が4200億円計上の発表と同時に1円の下落、米金融界の深刻さがまたまた浮き彫りになったかたちだ。
もうひとつ、米経済界の深刻さ→UAL(ユナイテッド・エアライン)がチャプター11を申請したとの報道。ちなみに、チャプター11とは米連邦倒産法第11章のことである。
最近、気がついたことの一つに学者や官僚出身のエコノミストには円高論者が多く、現場叩き上げのディーラー出身のエコノミストには円安論者が多いということがある。
小生はどちらのエコノミストを支持するかと問われれば圧倒的に後者だね。
例えば官僚出身で世間では《MRナントカ》なんていわれている人は20年以上も《円高だ~円高だ~》と言っているけど、そりゃあ20年も同じこと言っていれば何時かは円高に振れることもあるよ!《MRナントカさん!》
《MRナントカ》に現場のディーラーで耳を傾ける人は、ほとんどいないと思うね。
それから《某御用経済新聞》もほとんどのディーラーは読んでいないと思うね→現場のディーラーにとっては余りにも後追い記事が多すぎるし、予測記事もほとんどハズレという、ていたらく。
我々ディーラーは《あらゆる材料をガラガラポン》して確実性の高い予測をするのが仕事→しかし、リーマンの決算・経営戦略発表が18日前倒しの昨夜であったことをすっかり忘れていてノンビリ9時まで会食していた→少し火傷。
投資判断は自己責任で!!