今回は、洗濯洗剤とその他の比較実験です。
項目としては
①洗浄力（汚れをきちんと落とせるか）
②消臭力（臭いはきちんと消えるか）
③肌触り（乾燥後の布の柔らかさ）
の3つを評価ポイントとしました。
○洗濯する物（綿100％のダブルガーゼ）
○洗濯時間（洗浄時間3分・すすぎ1回・脱水1分 トータル18分の最短コース）
汚れ材料は次の4つで実験しました。（汚れがついてから24時間経過したものを使用）
しょうゆ（水溶性の汚れ・粘度が低い）
ケチャップ（水溶性の汚れ・粘度が高い）
ごま油（油性の汚れ・臭いが強く、粘度も高い）
コーヒー（水溶性の汚れ・シミになりやすいもの代表）
使った洗剤はこちら↓
①水だけ
②アタックNEO（すすぎ一回の以前の我が家で定番の合成洗剤）
③arau(洗濯用せっけん）
④重曹
⑤洗濯専花
⑥洗濯専花＋重曹
ちなみに
洗濯専花なるもの。
銀や銅をセラミックでコーティングした
活性セラミックスなるものが水をイオン化し、油汚れを落とし、消臭効果・除菌効果があり、
さらには柔軟剤もいらないくらい布を柔らかくするとのこと。
様々なサイトで合成洗剤との比較実験がなされ、洗浄力は合成洗剤と変わらないと書かれていました。
Amazonの口コミ評価も高く、
これで洗剤から開放されたら一番いい！と思い早速購入。
なので
私の中では
ぜひ効果があってほしいものナンバー1です。
※なぜ汚れが落ちるかなどの詳細はこちら（PDF）
さてここからは実験結果。
【評価方法】
○洗浄力
6＝かなり汚れ落ちが悪い
7＝はっきり汚れが見える
8＝うすく汚れが見える
9＝かすかに汚れが見える
10＝完璧に落ちた
○消臭力
6＝顔を近づけなくとも臭う
7＝布に顔を近づけると臭う
8＝布に鼻が触れると臭う
9＝布に鼻が触れるとかすかに臭う
10＝全く臭わない
○肌触り
6＝かなりごわつく
7＝ごわつきがある
8＝比較的柔らかい
9＝柔らかい
10とても柔らかく、肌触りがよい
（評価についてはこちらのサイトを参考に、独自の評価方法となっています。）
①水だけ
水だけでもけっこう落ちるものですね～
【評価】
○洗浄力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝7
ごま油＝8
コーヒー＝8
計 33/40
○消臭力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝10
ごま油＝8
コーヒー＝10
計 38/40
○肌触り
9
トータル 80/90
②アタックNEO
さすがの洗浄力です。
【評価】
○洗浄力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝9
ごま油＝9
コーヒー＝9
計 37/40
○消臭力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝10
ごま油＝9
コーヒー＝10
計 39/40
○肌触り
7
トータル 83/90
ですが、乾燥してから気になることが判明。
１つは布のごわつき。
元は柔らかいベビーガーゼを使っていたのですが、
洗浄後はごわごわに。
柔軟剤を使わないと、ごわつきが気になります。
そして臭い。
洗い立ては布全体が同じ、アタックの香料で包まれていたのですが･･･。
乾燥後に気がついたのは
ごま油の部分だけ香料が強く残っている。
ごま油の臭いはせずに、洗剤の香料が強くします。
この部分に香料がたくさん残っているということですよね・・。
落ちきらなかった汚れ部分に香料の成分がたくさんつくのかな？
そんな気がしました。
③arau
【評価】
○洗浄力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝8
ごま油＝8
コーヒー＝8
計 34/40
○消臭力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝10
ごま油＝8
コーヒー＝10
計 38/40
○肌触り
9
トータル 81/90
arauはマイルド故に、洗浄力も消臭力もマイルド・・・。
思った以上に汚れ落ちが悪かったです。
ケチャップ部分は特に汚れが落ちず・・・。
ですが、布の柔らかさは申し分なし。
柔軟剤を使わなくてもふわっと仕上がりました
④重曹
こちらは予想以上の結果でした。
【評価】
○洗浄力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝8
ごま油＝8
コーヒー＝8
計 34/40
○消臭力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝10
ごま油＝9
コーヒー＝10
計 39/40
○肌触り
9
トータル 81/90
アルカリ性にするだけだと思っていましたが、洗浄力は思った以上に高く、
汚れ落ちがいいせいか、臭いも少ないです。
布はかなり柔らかく、吸水性も十分です。
⑤洗濯専花
あ、あれ・・・？
期待したほど汚れが落ちない･･･。
アタックNEOと比較すると歴然の差でケチャップあたりは落ちていません
【評価】
○洗浄力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝8
ごま油＝8
コーヒー＝8
計 34/40
○消臭力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝10
ごま油＝9
コーヒー＝10
計 39/40
○肌触り
9
トータル 82/90
汚れ落ちは思ったより残念な結果でしたが
臭いはかなり落ちました。
ごま油の部分がかすかに臭うだけ。
と、実験は本来ここまでの予定でしたが。
思いつきでもう一つ実験をしてみました。
⑥重曹＋洗濯専花
この組み合わせにしたら汚れ落ちがアップ。
重曹の思った以上のパワーと組み合わせることで
洗濯専花の洗浄で、日常使いに使用できそうかなと思う洗浄力になりました
【評価】
○洗浄力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝8
ごま油＝8
コーヒー＝9
計 35/40
○消臭力
しょうゆ＝10
ケチャップ＝10
ごま油＝9
コーヒー＝10
計 39/40
○肌触り
9
トータル 84/90
今回の結果をトータルの点数でまとめると
重曹＋洗濯専花
アタックNEO
重曹洗濯専花
arau
水だけ
となりました。
ですが、
洗浄力など個別で見ると
やはりアタックNEOの洗浄力はさすが。
うっかり使いたくなってしまいます
ですが
息子の肌を考えると
次点であった
重曹＋洗濯専花での洗濯をしばらく続けてみようと思います。
完全に汚れを落とすには
酸素系漂白剤の着けおきなどの組み合わせは必要かなと思いました
今後は台所用洗剤なども
考えていこうと思っています。
そちらはまた今度ブログにまとめたいと思います
参考になりましたら嬉しいです
実験に使った洗濯グッズ
これで700回・約2年間使用できます。
使用後も、お花を生ける水などに入れるとお花が長持ちするそうです。
洗濯層もカビが生えにくくなるそうです。
