4月7日。
痛みは1週間続きました。
病院に何度も連絡しましたが、
今以上の治療はない、薬を飲んで安静にするしかないんだと繰り返し説明を受けました。
寝たきりの日々。
それでも止まない子宮収縮。
赤ちゃんが心配で仕方ありませんでした。
だけど、どうしようもできない。
病院を変えてみようと思いました。
ネットで調べて、丁寧にエコーを見てくれると評判の病院に連絡しました。
だけど、事情を話すと
これまで診てくれた病院にもう一度、連絡して
それでも自宅安静しかないと言われたらもう一度連絡してくるようにと言われました。
この時は、出血もありました。
掛かりつけ医師にも話ましたが、答えは一緒。
妊娠中はこれくらいの出血はあって当然、というものでした。
だけど、ネットで色々検索すると、出血は危険な印だと書いてあるのがほとんどです。
『必ず受診しましょう。』
だけど、受診して大丈と言われてしまった人はその後、どうすべきかなんて書いてありません。
それでも、掛かりつけの病院に電話しました。
来なくていい、と言われれば新しい病院で診てもらえる。
だけど、掛かりつけの病院からは
『午前中いっぱい様子みて、また午後に連絡下さい。』というもの。
しょうがなく、様子見となりました。
子宮収縮は昼間は強烈ではありません。
問題は夜でした。
お昼過ぎに現状を病院に伝えました。
出血は少し減ったが、夜間の子宮収縮が強く、翌朝出血は繰り返されます、と。
ですが、現状であれば安静しかないので様子を見てよさそうだね、と言われました。
この時は何度も病院に電話をしたり、他の病院に変えようとする自分が、
クレーマーのようだと感じ始めていました。
誰も危険な症状だとは言いません。
安静にして。
これが普通なのかもしれない。
こういうことも起こるのが妊娠なんだろうか。
そう思った私は、そのまま安静にして過ごしました。
その晩、勝手に声が出るほどの痛みに襲われ、
また病院に電話。
もう一錠追加で張り止めの薬を飲んでよいと言われました。
しかし、ほとんど効果がないまま
朝を迎えました。
朝7時50分。
通常朝にあれば少し和らぐはずの子宮収縮が、全く和らぎませんでした。
激痛。
限界を感じた私はまた、病院に電話をしました。
『痛くて、仕方がないんです。』
『じゃあ、入院の用意をしてきてください。』
そんなやり取りの後、電話を切りました。
そしてその直後でした。
下腹部、どちらかと言えば膣の中でしょうか。
違和感を感じました。
夫が横で心配そうに見ていた時です。
『あ・・・。なんか、なんか・・・』
次の瞬間、
温かい大量の水が体から大量に出てきました。
破水です。
『破水した!!』
私は叫びました。
何のことか分からない夫はぽかんとしています。
やっとシーツがびっしょりと濡れているのに気付いてから
『救急車!!』と叫びました。
救急車に連絡をし、病院にも破水したから救急車で向かうと震える手で電話しました。
赤ちゃんが死んでしまう・・・!
怖くて、怖くてどうにかなりそうでした。
救急隊が到着し、私は抱えられてストレッチャーに乗せられました。
夫が横で泣いていました。
初めてみる夫の涙でした。
救急車の揺れで羊水がこぼれました。
なるべく羊水をこぼさないように、こぼさないように・・・。
膝を立てて、腹圧をかけないようにこらえました。
でも、勝手に子宮は収縮し、羊水を押し出します。
このままでは赤ちゃんも出てきてしまう・・・。
もうどうしていいかわかりませんでした。
日曜日の朝8時。
救急車が到着したとき、そこに医師はいました。
すぐに経腹エコーを行いました。
赤ちゃんは
生きていました。
心音もしっかりしており、
動いていました。
医師は言いました。
『赤ちゃんは、元気です。
だけどね、19週じゃまだ弱くて助けられないんだよ・・・。』
経膣エコーもしました。
羊水が出たのは間違いなく、流産なんだと言われました。
赤ちゃんがまだ生きているのに流産なんて・・・。
受け入れられませんでした。
何とかなりませんか?何とかなりませんか?
繰り返し、医師と助産師さんに問いかけました。
答えは変わりませんでした。
声を上げて泣きました。
こんな結果になるなんて。
どうして・・・どうして・・・。
そのまま、車椅子でオペ室に運ばれました。
何も考えられませんでした。
動く気力もありません。
激痛の中、流産の手術が開始されました。
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痛みは1週間続きました。
病院に何度も連絡しましたが、
今以上の治療はない、薬を飲んで安静にするしかないんだと繰り返し説明を受けました。
寝たきりの日々。
それでも止まない子宮収縮。
赤ちゃんが心配で仕方ありませんでした。
だけど、どうしようもできない。
病院を変えてみようと思いました。
ネットで調べて、丁寧にエコーを見てくれると評判の病院に連絡しました。
だけど、事情を話すと
これまで診てくれた病院にもう一度、連絡して
それでも自宅安静しかないと言われたらもう一度連絡してくるようにと言われました。
この時は、出血もありました。
掛かりつけ医師にも話ましたが、答えは一緒。
妊娠中はこれくらいの出血はあって当然、というものでした。
だけど、ネットで色々検索すると、出血は危険な印だと書いてあるのがほとんどです。
『必ず受診しましょう。』
だけど、受診して大丈と言われてしまった人はその後、どうすべきかなんて書いてありません。
それでも、掛かりつけの病院に電話しました。
来なくていい、と言われれば新しい病院で診てもらえる。
だけど、掛かりつけの病院からは
『午前中いっぱい様子みて、また午後に連絡下さい。』というもの。
しょうがなく、様子見となりました。
子宮収縮は昼間は強烈ではありません。
問題は夜でした。
お昼過ぎに現状を病院に伝えました。
出血は少し減ったが、夜間の子宮収縮が強く、翌朝出血は繰り返されます、と。
ですが、現状であれば安静しかないので様子を見てよさそうだね、と言われました。
この時は何度も病院に電話をしたり、他の病院に変えようとする自分が、
クレーマーのようだと感じ始めていました。
誰も危険な症状だとは言いません。
安静にして。
これが普通なのかもしれない。
こういうことも起こるのが妊娠なんだろうか。
そう思った私は、そのまま安静にして過ごしました。
その晩、勝手に声が出るほどの痛みに襲われ、
また病院に電話。
もう一錠追加で張り止めの薬を飲んでよいと言われました。
しかし、ほとんど効果がないまま
朝を迎えました。
朝7時50分。
通常朝にあれば少し和らぐはずの子宮収縮が、全く和らぎませんでした。
激痛。
限界を感じた私はまた、病院に電話をしました。
『痛くて、仕方がないんです。』
『じゃあ、入院の用意をしてきてください。』
そんなやり取りの後、電話を切りました。
そしてその直後でした。
下腹部、どちらかと言えば膣の中でしょうか。
違和感を感じました。
夫が横で心配そうに見ていた時です。
『あ・・・。なんか、なんか・・・』
次の瞬間、
温かい大量の水が体から大量に出てきました。
破水です。
『破水した!!』
私は叫びました。
何のことか分からない夫はぽかんとしています。
やっとシーツがびっしょりと濡れているのに気付いてから
『救急車!!』と叫びました。
救急車に連絡をし、病院にも破水したから救急車で向かうと震える手で電話しました。
赤ちゃんが死んでしまう・・・!
怖くて、怖くてどうにかなりそうでした。
救急隊が到着し、私は抱えられてストレッチャーに乗せられました。
夫が横で泣いていました。
初めてみる夫の涙でした。
救急車の揺れで羊水がこぼれました。
なるべく羊水をこぼさないように、こぼさないように・・・。
膝を立てて、腹圧をかけないようにこらえました。
でも、勝手に子宮は収縮し、羊水を押し出します。
このままでは赤ちゃんも出てきてしまう・・・。
もうどうしていいかわかりませんでした。
日曜日の朝8時。
救急車が到着したとき、そこに医師はいました。
すぐに経腹エコーを行いました。
赤ちゃんは
生きていました。
心音もしっかりしており、
動いていました。
医師は言いました。
『赤ちゃんは、元気です。
だけどね、19週じゃまだ弱くて助けられないんだよ・・・。』
経膣エコーもしました。
羊水が出たのは間違いなく、流産なんだと言われました。
赤ちゃんがまだ生きているのに流産なんて・・・。
受け入れられませんでした。
何とかなりませんか?何とかなりませんか?
繰り返し、医師と助産師さんに問いかけました。
答えは変わりませんでした。
声を上げて泣きました。
こんな結果になるなんて。
どうして・・・どうして・・・。
そのまま、車椅子でオペ室に運ばれました。
何も考えられませんでした。
動く気力もありません。
激痛の中、流産の手術が開始されました。
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