人工呼吸器や経管栄養などチューブの抜管予防のためにミトンなどの安全帯を使用される場合があります。可能であればポジショニングで安静を保ち、安全帯の使用は控えます。安全帯の導入が必要な場合、通常は口元にあるチューブに手が届かないように、上肢伸展位でチューブから一番遠い位置に手を固定することが多いです。そうすると、ある程度激しく動こうとしたときに、易骨折性のある児は安全帯のテンションにひかれ骨折する可能性があります。安全帯を導入する場合は、上肢は屈曲位で顔近くに置き、胎児姿勢保持のポジショニングを行うと、より落ち着きやすくなります。[元長野こども 理学療法士 木原秀樹]詳しくは「あかリハネット」へ akachan-sup.com