橘玲の新作「タックスヘイブン」 | BOBOs

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橘玲さんの著作が大好きで、ほぼ全て読んでます。

最近、読んだのが、小説では3冊目となる「タックスヘイブン」。シンガポールを主舞台にした金融、サスペンス小説です。

「マネーロンダリング」が2002年、「永遠の旅行者」が2005年の作品ですから、小説としては本当に久しぶりです。

でも、残念ながら「マネーロンダリング」には遠く及ばない作品でした。「マネーロンダリング」は、僕にとって特別な作品で、現在の僕の生き方に強い影響を与えてくれたと言っても過言ではありません(これについては改めて書きます)。

今でも時々、読み返しています。主人公も魅力的でした。
「タックスヘイブン」では、まず、主人公の男性2人にあまり惹かれません。2人の友情がテーマの一つらしいのですが、あまり伝わってきません。この2人とともに物語の中心となる女性の人物像も今一つでした。

海外の描写も作者の得意とするところですが、「マネーロンダリング」の舞台である香港には「行ってみたい」と思いましたが、この本を読んでシンガポールに行きたいとは思いませんでした。(実際、香港には読後2度行きました。この本とは関係なく、シンガポールにはいずれ行くつもりです)。

橘玲さんには次の小説に期待したいです。