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1月26日。
我が家の宝物、ななの7回目の月命日を迎えました。

今月もパパがななへ可愛い花束をプレゼントし、母からはななが好きだったごはんをプレゼント。今月はラムチョップでした。


なながお空へ還って行ってから、様々な思いが行ったり来たりしました。
自分ではできる限りをやったから、後悔は無いって思い込もうとしたけどね。。。

あの日から、彩りが無くなっていました。
楽しいも嬉しいも感じるし、もちろん笑いもする。でも、彩りが無くなっていたようで。 

昨年、最後のブログ更新の時、なながしっぽの先だけ帰って来るという、なんとも訳のわからない事を書きました。




その答えは、お財布さんです。




お財布の画像は作家さんのブログからお借りしました。



表側




シロなな母を実際に知っている方なら、こんな華やかな物を選ぶというイメージはないと思います。

実際、シロなな母も当初はもっと落ち着いた黒を基調としたものを考えていました。


でも、この生地を見た時、ななを感じたんです。
華やかで、優しくて、甘えん坊のななを感じたのです。 



裏側


このお財布を作ってくださった作家さんは、ななの事は知らない方です。
なながまだ若くしてお空へ還ったということ。
なながこの生地のような優しく華やかな子であったってことをお話し、シロと一緒に写っている画像を数枚見ていただきました。



内側は、






シロのテーマカラーであり、母に必要な赤を基調に、ななのテーマカラーの青、シロななとパパに必要な緑を配色したいとお話しました。


作家さんから、内側のメインなる赤の綸子生地をご提案いただき、アクセントとなる水色&ピンク、オレンジ&若草色の綸子を、たくさんご紹介いただいた中から、シロなな母が選びました。




このアクセントになる生地を決める時、水色&ピンクは直ぐに決まったのですが、もう一枚がなかなか決まらない。
当初は若草色というか、グリーン系だけの生地を考えたんですが、手に入らない。
オレンジとの組み合わせを選んだらすんなりと。

オレンジ。
シロなな母、大好きな色だったんです。
でも、そのこと、忘れてました。


作家さんが、お財布の作成に取り掛かり、生地を裁断し始めた時に、一生懸命話しかける子がいたそうです。

作家さん、アニマルコミュニケーションをされる方ではないのですが、感じる事ができる方なんです。


そう。
ななが、作家さんの元に現れて、シロなな母に伝えてほしいと、たくさんお話ししたそうです。


なな、たくさんお話、したの!


お母さんに、伝えってお願いしたの!



作家さんは、直ぐにシロなな母に伝えてくださいました。
ななは、私がずっと心に抱えていた事に気付いていて、その事が嫌だ。自分は幸せだったと。


お母さん、笑って!


ななちゃん、作家さんが大好きになったらしく、色々おしゃべりするようでしたので、お財布作りも一緒にやってもらいました。
内側の色合わせは、作家さんがななと話しながら、決めてくださいました。
作家さんが、「ここはどっちがいい?」と。聞くと、ななが、「こっち!」って答えたりしながらの作製だったそうです。

作家さんが、お財布作製中に他の事を考えると、「お財布に集中して~!」なんて言ったりしたって。


なな、頑張ったの!



うんうん。
なな、お母さんのためにいっぱい考えて、自分で決めてって頑張ってくれたね!
お母さん、とっても嬉しい!


そして、1月18日に、母の元に帰ってきました。

本当に本当に嬉しくって、箱を開けるときの気持ちはなんともいえないものでした。
そして、対面したとき、ななと一緒に、彩りも戻ってきました。

数日後、ななのことも知っている方が、このお財布を見て、言ってくださった事があります。

「ななちゃんから見たお母さんが、このお財布のイメージなんだろうね。優しくて華やかで、大好きって。」
嬉しかった。
優しくて華やかでっていうのが、当てはまるかどうかは別としてね。

ななが完全に戻ってくるのには、もう少し時間がかかりそうです。
でも、それまでの間、お財布として、いつも一緒です。

心が落ち着きました。


信じる信じないは人それぞれ。
シロなな母は、ななが作家さんを選び、作家さんと私の縁を結び、自分の気持ちを託し、私の手元に帰ってきたと思っています。


この素敵なお財布作家さんはこちらから。




そして、我が家にはこんな可愛い金庫番がおります。





大切なお友達が贈ってくださったものです。
いつもの場所、いつもの立ち位置。
テーマカラーの青のハーネスをして。

金庫番として頑張ってもらっています。




最後にラムチョップ。