音に寄り添う滑り/昌磨くんの音楽表現の心地良さ(私見) | めぐのひとりごと~宇野昌磨くんを遠くから見守りながら思うこと

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新たな時代へ 新たなスタート!
原点に戻って、思ったことを、気の向くまま、自己満足で書き綴ります

おはようございます晴れ


お正月気分も今日で終わり🎍

明日から忙しくなりそうなので、今のうちにずっと書いておきたかったことを少し。


それは、昌磨くんの音楽表現について。

惹かれる理由は何なのか?🤔


・・全て素人目線の個人的な意見なので、

そうは思わない人はスルーでお願いします。✨🙏


😁



全日本見に行って、これは生で見たから余計に感じた事なのですけど、

選手の音楽の表現方法って本当にそれぞれで、十人十色。

何一つ同じものは無く、

多分、同じ曲で滑っても個性や技術の違いで、全く違って見えるものなんだろうなと。


どれが好みか、どれが良いと思うのか?

見ている観客も、審判団も分かれるから、

それを点数にするなんて、すごく大変な事だと改めて。

技術的な事は細かく細分化されて基準があるけど、出来栄えとか表現力とかは、見ている人の感性に委ねられているのが大きいとやっぱり思ったから。



絵画で行ったら

ダ・ヴィンチの「モナリザ」が良いか、グリーンハーツ

ボッティチェリの「ビーナス」が良いか、ラブラブ

いやいやフェルメールの『真珠の耳飾りの少女」が良い、ブルーハーツ

いやいやルノワールの少女が一番ラブラブ

・・なんて好みは分かれるだろうし、


いやいや、美人画には興味無い。

自分は『ムンクの「叫び」が一番好きだ』って言う人もいるかもしれない。


その背景というか、絵に込められてるものも全然違うから、

どれが良いとか、一番とか言えない。


みんな人物を描いた有名な芸術作品。

それを点数化したり順位をつけるなんて?


素人目で、あれが好きこれが好きというのもそれぞれあるけど、

専門家が技術的な観点とか芸術的な感性で見た時にどう判断するか?・・

それぞれの素人目線との違い。

それと似たような感じなのでは?と毎回思う。



ファンがそれぞれ思い入れのある推しに対して感じることと、

そうでない人が感じることは違って当たり前。

自分もしかり。


それを踏まえて書いて行きます。



・・・


スケーターが音楽を表現する時に、

得意な方法っていうのもそれぞれあると思う。


そこに振り付け師の意向もあり、どう表現するのか変わって来る。


物語を演じて主人公になりきっているプログラム、

曲調を理解してそこに合わせて振り付けされているもの。


音を表現するといっても、

目立つ音に合わせて身体でパシッと正確に振りを決めて、音ハメする方法もあるだろうし、

(これは、とても分かりやすい)


そうではなくて、滑りや身体の全身の動きで、

自然に音と一緒になっているように滑る選手もいる。


昌磨くんは後者だと思います。

正確にいつもこの音の時はこの振り付けだと決まってない。

音を感じながら、その時の思いのままに、音楽に入り込みながら滑って行くような、ファジーな感じ。


その音に寄り添っている感じが、

曲調によっては優しく、時に情熱的で、

音にはまってすごく心地良い。

音から感じる風景が想像出来る。

決まってないから逆に、その時その時で自由に、好きなように。


そこで癒されたり、幸せ感覚だったり、勇気づけられたりする。


この、その時に合わせたファジーな感じだから、

色んなハプニングで、振り付けが遅れたり、

試合によって全く振り付けを変えて来てても、

何故かちゃんと音に合わせて来る。


その合わせ方がスムーズで自然で、見ていて安心感がある。



大体、転倒したりタイミングが遅れたりすると、

振り付けが間に合わなくなるから気持ちも慌てるし、

逆に気分が乗りすぎると、曲調よりも早めに動く人もいて、それがバタバタして見えたりする時があるけど、

昌磨くんの演技にはそれがない。


「ちょっと間に合わない〜💦」ってなっても、

ちゃんといつの間にか・・どこか早い段階で音に合わせて来る。

不思議と、自然に。


音を聴いて、感じて、それに寄り添うように滑ってくれるから、

見る方も音楽に浸りきって、音楽をじっくり感じる事が出来る。


それがとても心地良くて、不思議な安心感を与えてくれる。




比較動画見ながら、その事をますます実感していたところ。


(Twitterより。ありがとうございました)












上と下ではだいぶ違うのだけど、

一つ一つバラバラ見ると、音に合ってるなと感じる

このすごさ、

不思議、不思議。✨


この時は、ここで、この音に、この動きで合わせた。

こっちはこう・・みたいな。


すごい才能なんじゃ?



(中日新聞より)



初めてのお披露目の時の演技は、まだ滑りこなれて無い感じは否めないけれども、

それでも、ちゃんと音に合ってるなと感じるし、


試合によって、

ジャンプの跳ぶタイミングが変わったり、

振り付けも違っているのに、

それぞれ、足の滑りだったり上半身の動きだったりで、自然にちゃんと音に合わせている。



音に身を委ねて、

寄り添うように・・とても自然に。

かなりな技術力も必要だろうと。

そんなポーズが出来る身体能力。

努力の賜物。


多分、どう変わってもこれが出来るんじゃ??


小さな頃から、音楽表現に長けていて、

どんな音楽でも自分のものにしてくれてました。


これで滑るのか?みたいなのもちゃんと。


ご本人は、研究してこう滑ろうと考えているのではなく、

振り付け師の意見を聞いて、

でも感じたままに、

こう滑ったらしっくりくるみたいなのを突き詰めて、自分の世界観を出しているのでしょう。





天性の音感みたいなものと、

そこに練習の鬼といわれるほどの練習量で、技術的なものも加わって。✨




この音の取り方の真髄、

その心地良さを知ってしまうと、

どうしてもそこを基準にして見てしまうから・・・🤔



他の選手の音の取り方を見る時は、頭を切り替えて見てたりする私。😊



この昌磨くんの音楽表現の個性。

抜け出せない不思議な魅力。


それを改めて実感しています。✨




「目は心の窓」




が、



みんなちがって みんないい


それぞれ、自分色でがんばって!










(流れに身を任せて泳ぐ)



明日の名フェス楽しみですね!


では!😊




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