こんにちは。
この頃は梅雨ということもあり雨が降ったり、晴れたら晴れたで暑すぎるし、なかなか遠出をする機会に恵まれません。
そんな中、積んどく用の本がなくなったので、本屋さんの棚を物色してきました。今回はその結果をご覧いただこうと思います。
本の紹介と見せかけた自分語りとなっておりますことあしからず。
「季節のない街」 山本周五郎
夜寝る前、ふとんに入ってユーチューブで朗読を聴きます。ナレーター窪田等さんのチャンネルなのですが、そこで初めて山本周五郎作品に出会いました。私はまだ「青べか物語」と「寝ぼけ署長」と「日本婦道記」しか読んだことのない新参のファンです。
昔「どですかでん」という映画を観て面白いなと思いました。「電車ばか」というキャラクターが強烈で、これはぜひ原作も読んでみたいなと思っていました。「どですかでん」の原作が山本周五郎「季節のない街」とわかり、今回、ほしい物リストよりレスキュー。
「幽霊たち」 ポールオースター
2019年3月9日に、新潟県立万代島美術館で開かれた「写真家ソールライター展」に行きました。この時のイベントに翻訳家柴田元幸さんの「ソールライターと1950年代アメリカ文化」という講演会があり、そこで初めて柴田さんの姿を拝見しました。
当時のメモを見返すと柴田さんは講演で次のようなことを話されていました。ポールオースターの作品は、ソールライターのNYCへのまなざしと同じ目線である、と。
先ごろポールオースターが亡くなり、「アフター6ジャンクション」というラジオ番組で柴田さんがポールオースター入門書として推薦していたのが「幽霊たち」でした。そんなわけで5年後の雨の週末、ほしい物リストよりレスキュー。
「民藝とは何か」柳宗悦
ニューヨークの街に精通していた植草甚一さんは、アメリカに行く前からNYのことを自分の庭のように知っていたといいます。また、私の好きなラッパーである宇多丸さんには「ケチな一見吹き飛ばす俺の百聞」というキラーフレーズがあります。
最近の私には陶器や漆器を目にする機会がちらほら出てきました。オタク先達のマナーに則ってまずはこれを読んでみるかということで、ほしい物リストよりレスキュー。
それではこのへんで。
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よろしくお願いします!