こんにちは、家庭菜園に本気なパパです🌱

週末は畑にこもって、野菜を育てたり失敗したりの繰り返しです。
このブログでは実際にやって分かったことや気づきをゆるく書いています😊

🌞 朝の記事:Xの投稿をもとにその日の作業や流れを整理
🌆 夕方の記事:育成のポイントやノウハウを深掘りして解説

 

 

今回のトピック📌

・家庭菜園で使う5つの被覆資材の保温効果を一覧で比較🌡️

ビニールトンネル vs 不織布、温度差は意外と大きい🔥

寒冷紗・防虫ネットは保温効果ほぼゼロな理由🦟

・地温を上げるマルチの色による違い🟫

時期と資材の使い分け早見表で迷わない📅

 

 

朝の記事の補足から🌆

朝の記事で、ベタ掛けシートの保温効果を実測したら+2℃しかなかったという話を書きました。
「思ったより控えめ」と感じた方も多いと思いますが、これは資材ごとの設計思想の違いでもあります。

家庭菜園では「とりあえず上に何かかけとけばいい」と思いがちですが、実は資材ごとに得意なことが違うんです。
今日はそこを表で見える化して、迷わず選べるようにしておきます。

 

 

5つの被覆資材・保温効果の早見表📊

家庭菜園でよく使う5つの被覆資材について、保温効果と主な役割を一覧にしました👇

 

資材 夜間の保温 日中の上昇 主な役割
🏠 ビニールトンネル +3〜5℃ +10〜20℃ 強保温・発芽促進
☁️ 不織布(ベタ掛け) +1〜2℃ +1〜3℃ 弱保温・霜よけ・防虫
🌫️ 寒冷紗 ±0〜+0.5℃ −2〜−5℃(遮熱) 遮光・遮熱・防虫
🦟 防虫ネット ほぼ0℃ ほぼ0℃ 害虫の物理遮断
🟫 マルチ(黒) 地温+3〜5℃ 地温保温・雑草抑制

※ 数値は実測値ベースの目安。資材の厚み・張り方・天候で変動します。

 

こうして並べると、「保温力=資材の良し悪し」ではないことが見えてきます。
それぞれの役割を理解して、時期と用途で使い分けるのがコツです。

 

 

ビニールトンネル:強保温の主役🏠

家庭菜園で「とにかく温度を上げたい」ときの第一選択がビニールトンネルです。
夜間で+3〜5℃、日中は晴れれば+10〜20℃と、桁違いの保温力があります。

 

特に効くのが2〜3月の発芽・初期育苗
外気5℃の朝でも、トンネル内は10℃前後を保てるので、ナス・ピーマン・スイカなどの発芽適温(25〜30℃)に近づけやすくなります。

一方、デメリットは日中の高温リスク
晴天時は40℃を超えることもあるので、毎朝の開閉が必須。サボると苗が一気に焼ける事故が起きます😱

 

⚠️ ビニールトンネルの注意点

・晴れた日は必ず換気。閉めっぱなしは厳禁
・苗が大きくなると葉がビニールに触れて焼けるので早めに切り替え
・夜間の保温目的なら厚手(0.05〜0.1mm)を選ぶと効果が出やすい

 

 

不織布(ベタ掛けシート):万能の中継ぎ役☁️

朝の記事でも書いた、私が4月以降に多用している資材です。
保温効果は+1〜2℃と控えめですが、家庭菜園で一番出番の多い資材と言っていいかもしれません。

 

不織布の強みは「ちょうどいい弱さ」
日中も大きく温度が上がらないので掛けっぱなしOK、軽くて扱いやすく、水も通すのでシートの上から水やりまでできます。

さらに、霜よけ・防虫・防鳥まで1枚でこなしてくれる優等生。
育苗の終盤・定植直後・直播きの保護など、「ちょっとだけ守りたい」場面でとにかく便利です🙌

 

💡 不織布の選び方

15〜20g/㎡:標準的な厚さ、春の定植時に最適
30g/㎡前後:厚手タイプ、冬越しや真冬の保温向き
・パオパオ・ユニベール・ラブシートなど名前は違っても基本は同じ

 

 

寒冷紗:保温よりも「遮光・遮熱」🌫️

寒冷紗は「保温資材」と勘違いされやすいのですが、実は真逆の用途です。
保温効果はほぼ無く、むしろ夏場の日差しを和らげるのが本職です。

 

 

 

 

 

遮光率は22%・50%・75%などラインナップがあり、夏のレタス・ホウレンソウなど暑さに弱い葉物に重宝します。
真夏の畑温度を2〜5℃下げる効果があるので、葉焼けや高温障害の予防に◎

また、防虫ネットほどではないものの、ある程度の害虫侵入を防ぐ効果もあります。
「保温したい」なら寒冷紗ではなく不織布、と覚えておくと迷いません。

 

 

防虫ネット:保温はゼロ、防虫に全振り🦟

防虫ネットは名前のとおり、害虫の物理遮断に特化した資材です。
目合いは0.4mm〜1mmと細かく、アブラムシ・コナガ・ヨトウ蛾の侵入をかなり減らしてくれます。

 

保温効果はほぼゼロ
網目が細かいぶん風通しは多少落ちますが、温度を稼ぐ用途には全く向きません

キャベツ・ブロッコリー・小松菜・水菜のようなアブラナ科はとにかく虫に好かれるので、定植直後から防虫ネットが鉄板。
保温と防虫を両立させたい場合は、不織布で代用するのが家庭菜園的にはラクです。

 

目合い 防げる主な虫 向いている作物
1.0mm モンシロチョウ・ヨトウ蛾 キャベツ・ブロッコリー
0.6mm + コナガ・アオムシ 小松菜・水菜・葉物全般
0.4mm + アブラムシ・キスジノミハムシ ダイコン・カブ・ホウレンソウ

 

 

マルチ:地温の底上げ役🟫

マルチは畝の上にかけるシートのことで、これも立派な被覆資材。
ただし保温の対象が「気温」ではなく「地温」という点が、他とは違います。

 

マルチの色によって地温の上がり方も変わります。

マルチの色 地温の上昇 特徴・向いている用途
透明 +5〜8℃ 早春・地温重視(雑草は防げない)
+3〜5℃ 春・夏のオールラウンド(雑草抑制◎)
シルバー +1〜2℃ 夏・地温抑制+アブラムシ忌避
±0〜−2℃ 真夏・地温を上げたくない作物

 

ナスやトマトの定植時は地温15℃以上が目安なので、4月の畑では透明 or 黒マルチで地温を稼ぐのが基本です。
夏野菜は地中の温度が上がらないと根が動かないので、マルチは「見えない保温資材」として効いてきます。

 

 

時期と資材の使い分け早見表📅

最後に、時期と用途別の使い分けマップをまとめておきます。
迷ったときはこの表を見れば、ほぼ正解にたどり着けます。

 

時期 主な目的 おすすめ資材
2〜3月 発芽・初期育苗 ビニールトンネル🏠
4月〜GW 外気慣らし・定植直後 不織布(ベタ掛け)☁️
4〜5月 畝の地温キープ 透明 or 黒マルチ🟫
5〜6月 アブラナ科の防虫 防虫ネット🦟
7〜8月 真夏の遮光・遮熱 寒冷紗・シルバーマルチ🌫️

 

ポイントは「保温が欲しい時期は限定的」ということ。
4月以降は気温も上がるので、強い保温よりも、霜・風・虫から守る役割に資材の主役が移ります。

逆に2〜3月の育苗では、保温力が足りないと一気に発芽が遅れたり苗がダメになります。
時期を読んで、「いま何を守りたいのか」を起点に資材を選ぶと失敗が減ります🌱

 

 

今回のポイント🧭
・被覆資材の保温効果はトンネル+3〜5℃ vs 不織布+1〜2℃と差が大きい🌡️
寒冷紗・防虫ネットは保温ほぼゼロ。役割を間違えない🦟
マルチは気温じゃなく地温を上げる資材。色で効果が変わる🟫
2〜3月はトンネル、4月以降は不織布がセオリー📅
・「いま何から守りたいのか」を起点に資材を選ぶと迷わない🌱

 

 

感想🍵

家庭菜園を始めたばかりのころ、私は「とりあえず不織布をかけとけば寒さ対策はOK」だと思っていました。
でも実際は、不織布は+2℃の弱保温。冬越しや早春の発芽には明らかに力不足でした。

 

資材ごとに得意なことが違うと知ってからは、「強保温が必要な時期だけトンネル」「あとは不織布」と切り替えるようになり、苗のロスがぐっと減りました。

被覆資材は家庭菜園の影の主役
派手さはないけど、ちゃんと選んであげると苗の生き残り率が変わってきます🌱