家族にも友達にも同僚にもカミングアウトをしていない、いわゆるクローゼットの私。
自然と隠し事ができて、ひとつできると増えていって、時々寂しいと感じる。
時々、と言うより、いまだに寂しいというような感情が生まれる。
あと面倒。
嘘をつくとそれを隠すために更に嘘を重ねていくというように。
だけど自分の本音や本当の姿を伝えたいと思う反面、それは絶対無理とも思う。
姉妹には今までの恋愛模様全て言ってます、親友は私の全てを知ってます、っていう人がいる。
…本気か?
信じられない、恥ずかしくないの?
自分のことを伝えたい気持ちと、隠したい気持ちが両方あって、結局なんなのかよく分からない。
素直の人の方が、隠し事の少ない人の方が幸せなのかなぁと見えたりする。
だから、たまに周囲に自分を伝えられる人が羨ましいと思うのだ。
だってそうでしょう?
ミステリアスと言えばいい雰囲気のようにも感じるけど、実際は他人を寄せ付けないということで。
現実ではミステリアスって誉め言葉にはあまり思えない。
いい大人なので、伝えることと隠しておくことは自分で仕分けてうまく生きていく。
大人になったからって正しい判断ができるわけじゃないのだけどね。
誰が教えてくれるわけでもないので。
そして私は「隠しておく」という判断をしたのだから、それは自分で責任を持たないと。
っていうところで結局止まって、動けない。
風穴は開かない。
自分では今のところ開けられていない。
誰にも頼れないけど自分でもなんともできないっていう、あぁ、今日も何の答えも出えなかった。
けど、文章にすると少しすっきりする。
私生きてるなーって感じがする。
ブログの役割ってそれか…