「アロマ」て、聞くとどんなことを思い浮かべますか?
リラックス?いい匂い?女の子が好きなもの?(笑)
などでしょうか?
実は「アロマ」って日本語に訳すと、「芳香」とか「匂い」なんです。
なので、アロマ成分配合とか、アロマの消臭除菌剤とかアロマ柔軟剤とか色々。これは別に植物から抽出した成分が入っているとは限らないんですよね。
なので、「アロマ」と書いてあれば自然的な製品なのかな?なんて思っていると、全く天然のものや植物エキスが入っていなかったりもするんです。
化学合成されたものしか入ってなかったりなんかしたり・・・^ ^;
植物から抽出された100%天然のものを「エッセンシャルオイル(精油)」と言います。
これがみなさんが一般的に思われているアロマのことにあたります。
それでは、エッセンシャルオイルならなんでも天然で安全なのかというとそうでもありません。
農薬や肥料を使って育てた植物が材料だったり、抽出する時に薬品を使ったり、低温ではなく高温で抽出したり・・・
そういった原材料や抽出方法によって香りも成分も安全性も変わってしまうんです。
たとえば、よく知られているエッセンシャルオイルのラベンダーは成分等で分けると4、5種類あると言われています。
よく、ラベンダーは不眠症やストレスに効果的と言われ、リラックス目的に家庭でもマッサージサロン等でも多く使用されていますが、鎮静効果をもたらすのは酢酸リナリルを35%以上含んだラベンダーです。
それは「真正ラベンダー」と呼ばれ、瓶には「Lavandula augustifolia」と、書いてあります。
もし、ラベンダーオイルを使用しても鎮静効果がなんだかあんまりわからなかったなぁ??と、思われたら、真正ラベンダーではなかったかもしれませんね。
『アロマ』と書けば自然とか天然、安全というイメージがもたれるため、最近やたら「アロマ」という文字を見かけますが、注意したいところですね^ ^
ご自分で使用される場合はお店の方に、これはどういったエッセンシャルオイルなのか質問されることをオススメします^ ^