9時前に出猟。
今日は前回、前々回と2回連続マガモを外したN池に行く。
N池までの道中には、いくつか鴨がいそうな池があるのだが、今日は他の池には寄り道せず、N池直行だ。
この池は、近くに車を止めるスペースが無く、民家が近いこともあり、単車+空気銃で鴨撃ちに出かける人専用の池となっている。(おそらく来てるのは私だけ・・たぶん)
しかし、池は近年ほとんど使われてないので、全然手入れされてない。
雑草はもちろんのこと、堤に大きな木が生えていたりするのだ。
雑草+木の枝の隙間から観察すると、青首が数羽いる。近くにいるのはおそらくマガモ♀だろう。
狙いは青首一択。
一番近いのを狙う。
回収がしやすいということも必要だが、まずは中てることが第一だ。
堤に上がり切ると鴨に飛ばれそうなので、下半身は堤の斜面に残したまま、銃を構える。
鴨達は私の存在に気が付いていないのか、警戒する様子もなく、完全に油断しているようだ。
距離約50m。風、ほぼ無風。
これは中る予感しかない。
レチクルの中心に鴨のヘッドを捉えトリガーを引く。
発射音に続いて着弾音。
命中だ。
ターゲットの青首は静かに首を水面に落とした。
二の矢は必要無さそうだ。
今季4回の出猟で2羽の青首GET。私には出来すぎの猟果だ。
(昨年のマガモは♀1羽のみ)
大満足で回収の準備にかかる。
この池は池の周囲に木が茂っているので、竿は振れない。
岸から離れた鴨の回収はラジコンボートに頼るほかない。
急いで堤を降り、単車に積んであるラジコンボートを準備する。
ラジコンボート発進。
快調に走らせていると、送信機からピッピッピッと嫌な警告音が・・・
やばい、電池切れかな。
ディスカウントショップで買った電池。しかも去年から交換して無い。
もうちょっと持ちこたえてくれ・・・
しかし、テグスを引っ張り、大きな浮きとボラ針が付いたボートはなかなか進まない。
そして、鴨をちょっと越えたあたりでついに停止。
送信機からの電波が途絶え安全装置が作動したようだ。
鴨をわずかに超えたので、ここでリールを巻いて鴨に引っかかれば回収できるのだが、そう世の中は甘くなく、一発勝負は失敗。
マガモじゃ無ければ諦めるのだが、青首は諦めきれない。
近所の池なので、家まで電池を取りに帰ることにした。
一旦家に帰り、銃を自宅に置いて、電池を持って再び池に。
時間にして15分~20分くらいだが、鴨がかなり流されている。
無風のようでもわずかに風は吹いているようだ。
距離にして80mくらいだろう。
私の竿とリールには70mくらいのラインしか巻いていないので届きそうもない。
そんなに遠い獲物は想定していないのだ。
幸い鴨は岸の近くに流されているので、回り込めば回収出来そうだが、かなり厳しい道のりになるだろうなぁ。
強行軍に備え、皮手袋装着し、暑さ対策で上着の下はTシャツ1枚。
剪定鋏でイバラなどを切りながら、回収用の竿を持って前人未踏のルートを進んで行く。
鴨に近づいてからも木の枝に悩まされ、なかなか回収出来なかったが、悪戦苦闘の末、何とか回収成功。
撃つのは楽しいが、回収、捌くのがしんどいなぁ。