二人で猟に
いつもは単独で猟に出ているが、初めて二人で出猟した。
パートナーは、なんと今日が初めて猟になるF氏。
去年、上下二連の散弾銃を所持したものの、狩猟者登録する間もなく狩猟期間が終わってしまったので、まだ射撃場以外では撃ったことがないそうだ。
鴨を撃ちたいので一緒に行こうと誘われたが、私は去年始めたばかりで、空気銃しか撃ったことがない。
私と一緒に行っても、何のメリットも無いと思うのだが・・・
でも、二人で行くのも楽しそうだし、とりあえず行ってみれば何とかなるだろう。
ということで、ど素人の二人の出猟となってしまった。
年も押し迫った30日の朝、F氏が軽トラで迎えに来てくれた。
10分ほど走って、最初の池に到着。
数羽の鴨が浮いているのが見える。
幸先が良いじゃないか。
まずは初猟のF氏に撃ってもらおう。
ヒドリガモのようだが、今日は撃つことが目的なので、なんでもOKだ。
飛び立った鴨は開けた方向に飛んでくることが多いので、開けた下流側でスタンバイ。
まずは水面を泳いでいる鴨に向かって、記念すべき第一撃。
バーン
鴨までの距離は50m以上あったので、当然中らない。
しかし、空気銃とは比較にならない大音響に驚いた鴨が飛び立つ。
そして、予定通り、我々が待ち受けるところに飛んでくる。
そこを、狙い撃つ。
という作戦だったのだが、何を思ったか、F氏は、水面いる鴨に向かって立て続けに2発目を発射してしまう。
次弾を装填する間もなく、弾切れになってしまったF氏の上を、鴨が悠々と飛んで行ってしまった。
次行くぞ~
2つ目の池到着
水面に4~5羽の鴨がいた。
望遠鏡で確認すると、ホシハジロのようだ。
このあたりの池でホシハジロを見るのは初めてだ。
少しテンション↗
今度は作戦を変更。
F氏には開けた堤の上でスタンバイしてもらい、私が空気銃で鴨を飛ばせることにする。
しかし、ここは大きな池なので、池の奥のほうにいる鴨までは100m近くありそうだ。
距離90mくらいかなと思い、40cmほど上を狙って空気銃を発射。
これで中ったら奇跡だなと思って発射するが、中るはずもなく、かなり手前に着弾してしまった。
90m位かなと思っていたが、100m以上離れているようだ。
それでは、と、私が山の斜面を歩いて池の奥まで行き、鴨を驚かせて飛ばせることにする。
マガモが隠れている可能性もあるので期待しながら、慎重に奥へ奥へと進んでいく。
ホシハジロに50m付近まで接近出来た。
空気銃をケースから取り出して狙ってみるが、木が邪魔でバイポッドは使えない。
仕方なく、木に依託して立射で狙う。
鴨を飛ばせるのが目的なので、適当に狙って
バン
着弾音が バン
鴨がバタバタとしてすぐ動かなくなった。
えーこれで中るんだ・・・
適当に狙うとよく中るなぁ。
あまり欲しくない鴨はよく中るなぁ。orz
でも、他の鴨は狙い通り飛び上がって、F氏の待ち受ける方に飛んで行った。
よし、目的は達した。
すると
発射音がバンバンと2回聞こえてきた。
中ったかな?
しばらくするとまた発射音が2回バンバン
パニックになった鴨が、F氏の上で旋回しているようだ。
おかげで、装填し直して4発発射出来たようだが、残念ながら、運は鴨に味方したようだ。
その後、池を5か所ほど回り、何度か射撃のチャンスはあったが・・・
画像も撮れて無いので、無かったことにしよう。
結局、ホシハジロは風で回収不能の岸に流されてしまったので、二人して手ぶらでの帰宅になってしまった。
残念