どうでもいい噺 №3~岸田さん、頑張って! | 生涯学生気分

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後期高齢者ですが「生涯学生気分」の境地で若々しく、知的な記事を発信して行きたいと思っています。

 

政治資金規正法改正問題も自民、公明、維新の保守連携で来週明けには決着とか。

マスコミ報道では、またもや岸田首相が自民党案を軽視し、独断というか手前勝手な政権維持の思惑で走ったとの辛い批評が圧倒的ですね。小生は、岸田首相が大局的に判断したと思います。

企業・団体献金も、法律上は企業も個人と同じ人、「法人」であり、経済活動などは、個人よりも企業、団体が主体ですから、企業の意思表明の一環としての企業・団体献金は相応の存在理由があり、一律禁止は無理だと思いますね。

政治家も聖人君子ではないのですから、所詮、芸能人、スポーツマンと同じ人気稼業ですから、使途を明らかにすればパーティ開催も目くじら立てる必要はありません。実際は大半が私設秘書の人件費の財源とか。

 

保守現実主義者の小生としては、岸田政権はそこそこ頑張っていると思いますね。

安倍首相の国葬、東京五輪開催、広島でG 7の首脳会議の主宰、コロナ五類の収拾策、原発処理水、国会休会を利用しての積極的な外交活動、そしてデフレ対策の賃上げ、半導体支援の国策等、国を二分するような様々な議論が渦巻く大問題でも具体的な結論、方策を出しています。小生などは、原発処理水の問題などは心配していました。

 

安倍一強体制とは違って、小派閥出身の身で、国会審議でも一見のらりくらりとしかし、野党の揶揄には臆することなく「おしんの境地」で我慢しています。まことにいじらしい。

岸田さんのキャラは一見学者風で、面白みがなく、すごみもなく、従来の政治家というイメージからは遠く、頼りない感じがあるんでしょうか。

 

押し出しが立派で歌舞伎の団十郎風の大きい目をした安部さんなどは、野党の質問者に閣僚席から野次をとばしたり、睨めつけたり、「坊ちゃん気質」があり、委員会審議も無用の混乱を引き起こしたものですが、保守岩盤層には人気がありました。

 

岸田さん、自己保身と御仁と揶揄されながらも頑張ってください。

小生は、岸田さんの強い味方の保守現実主義者です!