はぁ~っ
はぁ~っ、はぁ~っ、はぁ~っ
(クソ暑いのに鬱陶しいからやめてくれない?)
先ほど昨日書いたものを多少修正したんですが。
そしたらあの演奏をますます思い出してしまって。はぁ~っ
ああ、また聴きたいなぁ!はぁ~っ、はぁ~っ、はぁ~っ
(聴いた後が鬱陶しいから聴くな)
何とおっしゃるうさぎさん!
(...)
あれ聴いた後だと他のヴァイオリンは聴けないというのに。はぁ~っ
それで思い出したことがあります。
やっぱり昨日書いた時点で既に10日も経ってますからね。
ちょっと書き落としたことがありました。
技巧について物凄く印象に残ってることがあったんです。
山根君の技巧が物凄いことは初めて聴いた頃から知ってはいますが。
(ヴァイオリンは弾いたことないのにわかるので?)
そもそも余程の技巧を備えていなければあんな音出せる筈もないのだよ、10代で。
(ええ?!山根君てまだ10代だったの?)
初めて聴いたときじゃ!
...えーと、2014年か。
懐かしいなぁ。
えーと、今27歳と先日のホールの看板か何かで見たから...ええ?!じゃ、あの時まだ18歳?
(10代と知っていたのに何を驚く)
19は行ってたかなーとか思ってたから。
(1つしか違わないじゃないか)
この頃の1歳違いって大きいんだよ~?
48歳と49歳は大差ないが、18歳と19歳は大層な違いだと思う。
しかし18歳であれほどの演奏を...!
今更ながら驚きだな。
いや今27であれだけの演奏をすることだって信じられないけどさ、主に音楽性の面で。
技巧だけなら達者な若手ソリストというのは他にもいるかもしれない。
ピアノでもある。
でも演奏家は技巧だけでは機械人形、かといって音楽性だけで技巧なくしては、せっかくのその音楽性を表現する術がない!
両方備えている人というのは非常に稀有なのだ。
で、音楽性については前回書いた通りだし、その音楽性もあの物凄い技巧に裏打ちされているわけだけど。
その中でも今回非常に印象に残ったのが微弱音での演奏部分。
あれどの曲でだったっけかな?
後半だったと思うんだけど。
(それじゃソナタ第3番しかないじゃないの)
いやアンコールのパルティータも含めて後半と考えてるから。
あれソナタ3曲のうち2曲を前半で、1曲だけを後半では後半がちょっと短いな、とは行く前から思ってたんだけど。
アンコールにしては長めの曲を用意したのも、その辺を考慮してのことかもね。
もしくは...
(もしくは?)
カバさんの大好きな曲だから用意してくれたとか?きゃー♪ぽよんぽよんぽよん
(好きにして)
まぁそれは冗談として。
どちらでだったか思い出せないのだけど、凄い弱音での演奏部分が続いて舌を巻いたのだ。
あんなことができるのか、と。
実をいうとね、楽器ってそれが何であれ、大音量でガンガン弾く/叩く/吹く方が簡単なのよ。
大音量でガンガン弾いてる方がごまかしがきくけど、弱音だと音のコントロールが完璧にできないと聴けたもんじゃないから。
つまりどこまで弱音での演奏ができるか、で演奏家の技巧をかなりの程度計ることすらできると思う。
ね、PMFでソロ務めたピアニスト君。
(どうしてそういうイヤミをここで...)
特にヴァイオリンて音出すまでが大変というでしょう?
そういう楽器でずっと弱音で流れるように美しく弾くのって至難だと思う。
それをあれだけの弱音であそこまで。
楽器は違うがアレクサンドル君の寸止め奏法を思い出してしまった。
(ええ?!そこまで?)
ん-、さすがにそこまでかどうかはわからないが。
って楽器自体が違うし。
あの寸止め奏法はどう考えても人間には不可能だし。
まぁあれは人間じゃないから。
(じゃあ山根君も人間ではないと?)
ん-、でも山根君の演奏に溢れる情趣は人間ならではな気がするんだよね。
アレクサンドル君のは天上の音楽だったけど。
とにかくそんな人間離れした人まで思い出させるほど凄かったということよ。
これはますます楽しみだなー♪
(何が?)
別に。うふっうふっうふっ
(気色の悪い...)
ホットケ。