う...うぉぉぉぉぉ!!!

うぉー!うぉー!!うぉー!!!

(おお!これは...まるでアレクサンドル君を見つけた時 のような...)

うぉぉぉぉ!!

ドスンバタン!ギャオースギャオース!!

(ん?ちょっと違うような...)

全然違うわい!


ど...

(ど?)

どぉぉぉぉぉ!!

どぉぉどぉぉどぉぉ!!!

(♪レーミレ、ミーミーファーソー♪)

「ふるさと」なんぞ歌うなー!!!

(違うの?)

慟哭してるんだ!どぉぉぉぉ!!!

(何で?)

...ぴた!

いや別に...

(何でだー!)

別に何でもー!!

(言いたくないのだな)

い、言いたくない...

言いたくないが!


1人胸にしまっておくのは苦し過ぎる!

(禁断の恋みたいだな)

禁断の恋でも金目鯛でもいいが、あまりにも衝撃なのだー!!

ゴロゴロゴロ...

(↑衝撃のあまり転がっている)

むっくり。

(↑起き上がった)

そうとも、私は起き上がりこぼし。

何度でも起き上がるのだ。

ゴロゴロゴロ...

(言ってる傍から転がるな)

衝撃のあまり...

どぉぉぉ!どぉぉぉ!!どぉぉぉ!!!

(だからそれをさっさと書かんか)


昨日塩湯に行きまして。

(温泉じゃないの?)

へん!あんなの塩湯だ。

(気に入らなかったようで...)

気に入るも何も塩湯に行ったんだってば。

(新規でなく?)

なく。


自転車乗るまでは新規に行くつもりだったんだけどね。

でもその温泉はシャトルバスを出してないそうだし、駅から結構歩くと聞いてるし。

雨の中知らない所へ歩いて行くこと考えたら...

自転車で辿りつける塩湯 に向かってしまったんです。

全然効能ないのはこの冬実証済みなんだが。

でも確かご飯が美味ししい!と思い出しまして。

(やっぱり湯治 よりそっちか...)


ご飯食べてからいざ!とお風呂に向かいまして。

(ドライヤー使えないから、お風呂出てからご飯食べながら自然乾燥させるとかゆってなかったか?)

ゆった。

だが腹が減っては温泉に入れない!

とご飯先にしまして。


いよいよ久しぶりの塩湯に行く前傍らの体重計に乗ったらば...

う...うぉぉぉぉぉ!!

(だんだんわかってきたぞ...)

どぉぉぉぉぉ!!!

(何kgで?)

ごっごっごごごごごごご...

(ええ?!ゴジラ並の体重に?)

どーゆー体重だ!

(だからさっさと何kgだったか書かんか)

ご、ごごごご51.4kg!!!

(おお!)

ご、51kgを突破したのは10代以来!

50kgを突破 したのだってこの冬が初めてで、その後頑張ってダイエットして49kgまで戻した のは皆さんの知る通り!

(...あれダイエットか?)

その後気を抜いたわけではないが...

ないがー!!!


言っておくが私は体重自体はあまり気にしない方。

形さえ維持できていれば全体的に一回り増えていても構わないと思うのだ。

だが実は...このところ気になっていたことがある。

何を隠そう、パンツをふんどしに変えたのには実は手の為だけではないもう一つの隠された深刻な理由があった。

おお、今明るみにする隠された真相!

(...)


ある日風呂上りに鏡を見て仰天したのだ。

出し切れないフンが溜まって腹にタヌキが住み着いたのはまだいい。

いや良くないが。

いずれ追い出せばいいだけのこと。

ところが!

そのタヌキの住処に!

ぱ、ぱぱぱぱんつの跡が!

(...)

つまりですね。

パンツの上にはみ出かけのタヌキの住処とパンツ履いた時のパンツ部分とで境が!!

うわぁぁぁぁぁぁ!!!

い、い、いつの間に...我が腹は形状記憶型に!!

(...形状記憶型?)


となってパンツ屋に駆け込んだ。

(ええ?!腹いせに殴り込みに?)

私はそこまで責任転嫁する人間ではない!

悪いのはパンツ屋ではなくパンツ!

(...)

1文字違うのだ!

(...)

我が腹が形状記憶を失うまでウェストまですっぽり被る長パンツに代えようと!

それが...

手を傷める前後の大事件だった...

(大事件...?)


だがこの手の長パンというのは通常のパンツ以上に上げ下げで手に負担がかかる。

固定具をし、片方の手だけでこれをやってる内に...

もう片方の指、主に親指を...傷めてしまったという...これぞ悲劇の連鎖!

(...悲劇?)


しばらくは元の短パンに戻したがこれだって痛んだ指には辛い。

捨てる筈だったゆるゆるパンツにしてみたが、数枚をとっかえひっかえ何度も履いてる内にいよいよ緩くなってどこでずり落ちるかわからなくなってきつつあり...

(...)

そこで思い付いたのが...ふんどしだったのだ!

手の為に!そして我が腹の為に!!


例え手が治っても、我が腹が形状記憶の性能を失うまで...

(...)

続けるのだ!

これを誰が笑えよう?

(わっはっは!)

...


してパンツからおさらばしてしばらく経つが...

まだ形状記憶性能が完全には消えず...

おまけに51.4kgとは!

何故...増えているのだー!!!

(あのー...パンツをふんどしにしただけで、食べる方は変わってないようですが...?)

そうかなー?

少しは減ってるような気がしてたんだけどなー。

うちで食べる時はレトルトパックのご飯だからおかわりのしようがないし、サバ屋さんの大盛りは昔の普通盛りと同じだし。

(↑つまり大盛り解禁になっている)

あ、でもこの1週間で2度もプリンアラモード食べた。

あ、アイスクリームも。

(...それでふんどしにだけして効果あるとは思えないが...)

だからこの3連休になるべく絞り出そうと...

思ったのにー!

色々やることあってなかなかそこまでいかずー!

(いやだからそれ以前に食べる方をもう少し控えたらと)


体重計から降りて改めて大鏡で見てみると...

な、何かが違う...!

以前温泉や塩湯で見た時とは...何かが違うのだ!

い、嫌だー!絶対嫌だー!!


わ、わかったぞ、おばさん!お姉さんたち!

貴女方がどうしてあんな凄い水圧で腹当てしているのか...

皆さん、タヌキ腹を何とかしようと必死であの水圧に耐えていたのだな。

こんなみっともないもの抱えていてはあの水圧にだって耐えられようもの。

(何か自分を棚に上げて物凄くイヤミったらしいんだけど...)

いやいや共感したんです。

それでカバさんも挑戦してみました。

...どぉぉぉぉ!!!

や、やっぱりやめておこう...

(根性を出せ)

食べたばかりであんなのやったら気持ち悪くなるってばー。


代わりに注意して観察してみたんですが...

寸胴、出腹、形状記憶型、ぶよぶよ、その混合...

何だ、ロクな体形がないじゃないの。

(人のこと言えるか)

うーむ、これで行くと今の私は出腹と形状記憶型の混合のなりかけか、一時的に!

(↑あくまで例外のつもり)

おうよ!


一応まだ横側は稀に見るくびれがあるのだ。

腹さえ引っ込めて形状記憶を失わせるまでは!ふんどしで過ごす!

しかる後に晴れてパンツを...コホ

(腹引っ込んで形状なくなっても記憶性能は残るからパンツに戻したらまた形状が...)

ええ?!それじゃ一生ふんどし?

ふ...

(ふ?)

腹筋じゃー!腹筋運動で腹を鍛えるのじゃー!!!

さすれば性能自体が失われるに違いない!

ついでにタヌキの素も追い出し易くなる

(手傷めてるのにどうやって腹筋を?)

はっ、そうだった...

やっぱり手を直すのが先決じゃー!!!

(何かピアノ弾く為 より勢いが...)