恒例の1週間前のコンサートのお時間です。

(何が恒例だ!)

いやこっちだって好きで遅くしてるわけじゃないんだよ。

すぐ書いた方が記憶も鮮明だし。

 

では忘れない内にさっさと行きましょう。

 

プログラム

前半: グリンカ歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

    チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番変ロ短調」

後半: ショスタコーヴィチ「交響曲第11番ト短調《1905年》」

 

指揮:フェラネッツ

ピアノ:小山実稚恵

オケ:東京ニューシティ管

 

え?と思う人も多いだろう。

東ニューはもうやめると前回の後書いたから。

(ポテトチップにされた玉虫君)

ところがどっこい、ホトトギス。

前回のチケットと一緒に買ってあったのだから仕方がない。

 

そう、仕方がないと思っていた。

持ってる以上行ってみようか位のもの。

ところが...

とかくこの世はままならぬ。

期待するコンサートには裏切られ、期待しないコンサートにもこれまたいい意味で裏切られ。

つまり...ふっふっふ...

ふっふっふ...

ふっふっふ...

(早く言わんか!)

良かったのです、これが!とっても!!

 

フッ、指揮者とソリストに助けられたな、東ニュー君。

(東ニュー君?)

君達は相変わらずあまり上手いとは思わなかったのだが...

やっぱり指揮者だよ、オケは。

そしてソリストだよ、協奏曲は。

いやオケも上手いに越したことないし、それによる違いも多々あるが。

とりあえず指揮者とソリストが相当良ければかなりのものになるのだ。

 

では1曲目。

グリンカってロシア人だったんですね。

(それすら知らなかったアホザル)

うるさいな。

あんまりよく知ってる作曲家じゃなかったんだから。

でも「ルスランとリュドミラ」序曲はかなり好きで初っ端から楽しみ。

...にしてたのだが...

 

あれ?

こんな曲だったっけ...?

(また始まった、老化現象)

違ーう!

何年も聴いていなくて曲そのものは覚えていなくとも、雰囲気は覚えているものなのだ。

その雰囲気自体が全然違う。

(老化の進行...)

違うとゆーに!

 

もしかして「サムソンとデリラ」と間違えてたかな?

(それはサン=サーンス)

さいざーんすか。

(↑シャレのつもり)

なんてやってる場合ではなーい。

 

「ルスランとリュドミラ」も持っていた筈。

好きな曲だった筈。

でもこれとは違う。

うーむ...

もしかして私が持ってるのは序曲でなくて間奏曲かもしれない。

(テープ見てみたら?)

面倒臭いんだってば。

(モノグサ)

一杯あるんだよ!

小曲だからどのテープに入ってるかなんて覚えとらんわい。

一々全部見てられるか。

まぁその内聴けばわかるだろう。

(いつの事やら...)

 

ということで「あれ?」「あれ?」と思ってる内に終わってしまいました。

(それで良かったと言えるのか?)

ふっふっふ...

これは所詮ウォーミングアップ。

ここからなのだよ、本番は。

(1曲目から楽しみにしてたんじゃなかったっけ?)

だから曲を間違えてたのだ!追究するな!

 

それにしてもグリンカがロシア人ということは、今回全部ロシア作品だったんですな。

うーん、好きだよ、ロシア君。

(ロシア君?)

いや実際優れた作曲家が多いですよ、ロシア出身は。

この辺が同じ元大国でもイギリスと違うとこね。

(↑再び英国大使館を敵に回す サル太郎)

 

でもってグリンカも貴族だったのね。

玉虫君もだし。

(注:ラフマニノフです)

これって貴族とかブルジョアとか恵まれた階級でないと音楽などやってる余裕は全くなかった当時の世相を反映しているのかな?...とふと思いました。

 

そして...これは後半確信に変わりました。

タコおじさん の曲を聴いて。

どれほど当時の庶民の状況が酷かったか...

タコおじさんの曲が嫌というほど教えてくれます。

タコさん本人はその時代の人ではないから勿論貴族とかブルとかではありませんが。

 

というよりタコさんの頃は今度は別の意味で色々厳しい時代で。

何と言ってもスターリン時代ですから。

タコさんも一時体制から睨まれてその後革命から題材を取るようになったとかならないとか前に初めてタコさん聴いた時 の冊子に書いてあったような...

そういう体制にへつらう姿勢は通常の私なら嫌うとこですが...

これだけの曲を残してくれたのなら何でもOKです。

タコさんだって音楽家として生き延びる為に苦しみながら選択した手段だろうし。

音楽に全てをぶつけることのなかった変態ストーカーより余程立派だと思うのだ。

(...)


うーん、結局1曲しか書けなかったな。

ここからが本番なんだけど。

ついタコさんの方に話が行ってしまった。

タコさんに思いを寄せるサル太郎でした。うふっ

「き、気色の悪い...」(←土の下のタコさん)

 

うーむ、明日頑張らにゃ。

メインの曲が2つ残ってるからなー。

でも明日もちょっと忙しいんだけど。

いやこれもタコさんの為。

見ててね、タコさん。うふっ

「安らかな眠りを妨げるなー、気色悪いー!」

(↑墓の中で嘆くタコさん)

タコの分際で墓持ってて威張るな!

「サルに言われる筋合いはないわい!」

...