名詞 สัมปทาน ( sǎmpathaan )
【 意 味 】 認可
【 例 文 】 'สุวรรณภูมิ'เข้มล้อมคอก 'ไอ้โม่ง'แสบลอบค้นกระเป๋า ★ "สนามบินสุวรรณภูมิ" เข้มป้องกันขโมยทรัพย์สินกระเป๋าผู้โดยสาร หากพบคนทำผิดจับขึ้นบัญชีดำ ขู่บริษัทผู้รับสัมปทานขนกระเป๋าหากเกิดขึ้นอีกจะฉีกสัญญา เล็งตั้งบริษัทลูกดูแลเอง คาดใช้เวลา 2 ปี ด้าน "บีเอฟเอส" ชี้ตรวจสอบแล้วไม่พบพนักงานพฤติกรรมน่าสงสัย
《解説》
この単語には、「(民間企業による公共サービスの提供の、あるいは採掘・伐採・採集などの天然資源開発の)特許〔独占特許〕、コンセッション、特権、利権、免許〔認可〕」「営業権、独占権、専売権、営業販売権のフランチャイズ(権)」「独り占めする、独占する」といった意味がある。
この言葉には「特許、コンセッション」が一番適しているような気がするけど、日本語としてこの意味(政府が特定の個人または法人に対して、特定の権利を与えるとの趣旨)での「特許」は今ではほとんど使われることがないような気がするところ(民間部門より政府部門が上にあることを前提とした言回しなので、日本だと前時代的という感じだろう)。
ขู่บริษัทผู้รับสัมปทานขนกระเป๋าหากเกิดขึ้นอีกจะฉีกสัญญา については、ฉีก は「破る、引き裂く、ちぎる、ズタズタに引きちぎる、つんざく、はぎ取る、引きはがす、もぎ取る、破裂させる」「引き裂かれた、ちぎられた、はぎ取られた、もぎ取られた」の意味で、
全体では<もし再び起こり上がるならば、契約を破ると、カバンを運送する特許を受ける者の会社を脅す>の趣旨で、
「もし再度起これば契約を破棄すると手荷物を運送する認可を受けた会社を威嚇する」という感じだろうか。
上記例文は、2月下旬にバンコク発那覇行きの日系航空会社(新規路線の模様)を利用した人が、スワンナ・プーム空港を利用する際に貴重品を預け手荷物に入れるのは危険であると他の乗客に注意喚起する旨の情報をネット上に上げていることに関し(多分タイ人でタイ語なのだろう)、スワンナ・プーム航空施設当局が、問題とされている盗難被疑事件の調査結果と、今後の対応策を説明した件を取り扱ったネット記事からのものだ。
'สุวรรณภูมิ'เข้มล้อมคอก 'ไอ้โม่ง'แสบลอบค้นกระเป๋า
ศุกร์ที่ 10 มีนาคม 2560 เวลา 17.30 น.
https://www.dailynews.co.th/economic/560950
上記例文は、上記記事の見出し及びリード部分にあたる。
タイの航空施設管理当局では、近頃、乗客の預け手荷物からの盗難に関する報道が増えているからなのか(次の2つの記事参照)、重い腰を上げて、対応策を検討したように見受けられるところ(最初の記事は、タイ航空を利用したスワンナ・ブーム空港での事件、2番目の記事はタイ・エアアジアを利用したプーケット空港での事件)。
หนุ่มแสบแอบฉกของกระเป๋าเดินทาง สนามบินสุวรรณภูมิ
พฤหัสบดีที่ 23 กุมภาพันธ์ 2560 เวลา 17.46 น.
https://www.dailynews.co.th/regional/557593
หนุ่มสิ้นคิด!ล้วงขโมยทรัพย์ เป๋าเดินทางผดส.สนามบิน
เสาร์ที่ 4 มีนาคม 2560 เวลา 13.29 น.
https://www.dailynews.co.th/regional/559529
スワンナ・ブーム空港の危険性を指摘するネット上への投稿に関する当初の記事は、次の通り。
เร่งสอบแชร์เตือนภัยถูกรื้อค้นกระเป๋าที่สนามบินสุวรรณภูมิ
อาทิตย์ที่ 5 มีนาคม 2560 เวลา 16.50 น.
https://www.dailynews.co.th/economic/559765
日本の成田空港だと(多分スワンナ・ブーム空港も同じだと記憶しているけど)、航空会社のチェック・イン・カンウンターで預け荷物を預けた後に、乗客の知らない所で誰かがエックス線検査をしているように見受けられ、この場合、担当の従業員の質が悪いと盗難リスクがあるということなのだろう。他方、バンコクのドン・ムアン空港やタイの地方空港の場合、多分日本の地方空港などと一緒で、チェック・インの前に乗客の面前でエックス線検査をして、問題のない荷物にはシールを貼る方式と記憶しているので、この場合は、かなり盗難リスクが低下するように思われるところ。
ついでに言うと、日系航空会社によるバンコク-那覇線というのは、機材の航続距離の関係で那覇になったのだろうけど、かなりチャレンジングのような気がするところ。以前バンコク―福岡線を豪州系のジェット・スターが運航していたけど、結局運休したように記憶しているところ(エアバスのA320クラスかそれと同性能の機種だと、航続距離の関係で大阪までは行けなくて、福岡が限界らしいと聞いたことがあるところ)。日本人にとって沖縄は特別の響きがあるけど、タイ人にとっては国内に既にプーケット・サムイ島・ホアヒンがあるので、沖縄にどのような響きがあるのだろうか、と疑問に思ってしまうのだが・・・?
上記例文中、สุวรรณภูมิ については、สนามบินสุวรรณภูมิ の略で「スワンナ・ブーム空港」のこと。
なお、สุวรรณ は「金」、ภูมิ はここでは「土地、大地」の意味で、สุวรรณภูมิ の元々の意味は<金の大地>の趣旨で「金の大地、黄金郷」という感じだろうか。
เข้มล้อมคอก 'ไอ้โม่ง'แสบลอบค้นกระเป๋า については、ล้อมคอก は「囲いを作る、仕切りを作る、フェンスで囲う」、
ไอ้ は「二人称代名詞」「男性に対する軽蔑・侮辱的な接頭詞、獰猛な動物に対する接頭詞」「大人が面識のある若い男性を呼ぶ際の言葉・接頭詞」「飼い主がペットを呼ぶ際の接頭詞」「こんちくしょう、しまった、くそ」、
โม่ง は「異常に大きい、非常に大きな、(末端が)巨大な、特大の」「頭巾をかぶった強盗〔泥棒〕、マスクをした強盗〔泥棒〕」「強盗、追いはぎ、泥棒、無法者、やくざ」、
แสบ は「傷口がヒリヒリと痛む、チクリと痛む」「(痛みが)ヒリヒリとした、突き刺すような」「厄介者、問題児、トラブル・メーカー」、
ลอบ は「コソコソする、コソコソ動く、こっそり持ち出す〔持ち込む・連れて行く〕、ちょろまかす、くすねる、こっそり〔ひそかに・内密に・人の目を盗んで〔忍んで〕・コソコソ〕行動する、そっと入る、忍び込む、ひっそりと進める」「鳥用の網の一種」「竹・ラタン製の魚用の罠の一種で、頸が細い形状のもの」の意味で、
全体では<厄介者の『泥棒野郎』がコソコソとカバンを探すよう行動するのに厳しく囲いをする>の趣旨で、
「厄介者の『コソ泥』が手荷物をあさるのを厳しく取り締まる」という感じだろうか。
เล็งตั้งบริษัทลูกดูแลเอง については、<子供の会社を構え、自分で世話するのを狙う>の趣旨で、
「子会社を設立し、自ら手掛けることを狙う」という感じだろうか。
タイの主要空港は、国営企業、บริษัท ท่าอากาศยานไทย จำกัด (มหาชน) (「『タイ空港』社(公開会社)」という感じか。タイ語の略称は ทอท. で、英語では "Airports of Thailand Public Company Limited (AOT)" と自称している模様)が管理しているようで、同社が子会社を作って、民間企業への業務委託を取り止め、自ら行うことにより事業拡大を目指しているように見受けられる(国営企業の子会社に対しては、結局競争原理が働かなくなるので、長期的に見るとサービス内容の低下か、コスト上昇を意味すると思われるので、タイ人や来泰外国人にとっては悲報と思われるところ。「重い腰」を上げる時は、それなりの理由がある訳で・・・)。
スワンナ・プーム空港の施設管理当局は、「タイ空港」社のスワンナ・プーム空港事務所( สำนักงานท่าอากาศยานสุวรรณภูมิ )という感じになる模様。
บีเอฟเอส については、英語の "BFS" の音訳で、ここでは企業名の略称で、正式名は บริษัท บริการภาคพื้นการบินกรุงเทพเวิลด์ไวด์ไฟล์เซอร์วิส จำกัด で、「『BFS』社」という感じだろうか。BFS は多分 "Bangkok Flight Service" の略なのだろう。
同社は、空港における地上支援業務(ground handling)提供会社( บริษัทให้บริการภาคพื้น )の一つで、問題の日系航空会社の航空便を担当していた模様。
直訳すると、
<スワンナ・プームは、厄介者の「泥棒野郎」がコソコソとカバンを探すよう行動するのに厳しく囲いをする ★ 「スワンナ・プーム空港」は、乗車する者のカバンの財産を盗むのを厳しく防護する/もし、間違ってする人に会うならば、捕らえて黒い名簿に上げる/もし再び起こり上がるならば、契約を破ると、カバンを運送する特許を受ける者の会社を脅す/子供の会社を構え、自分で世話するのを狙い、2年の時間を使うのを予測する/「BFS」社の側は、既に点検し調べたが、疑うべき行動の従業員に会うでない、と指さす>
みたいな感じだろうか。
【 英 語 】 concession, monopoly, franchise; to monoply
【泰泰解説】 การที่รัฐอนุญาตให้เอกชนจัดทำบริการสาธารณะหรือจัดทำประโยชน์เกี่ยวกับทรัพยากรธรรมชาติ ภายในระยะเวลาและตามเงื่อนไขที่รัฐกำหนด
【例文和訳】 スワンナ・プーム、厄介者の「コソ泥」が手荷物をあさるのを厳しく取り締まる ★ スワンナ・プーム空港施設当局は、搭乗者の手荷物から金品を盗むのを厳格に防止する。違反者を見つけた場合には、捕らえてブラック・リストに載せる。もし手荷物を運送する認可を受けた会社が再度(問題を)起こした場合には、契約を破棄すると威嚇している。(「タイ空港」社の)子会社を設立し、自ら手掛けることを狙っており、2年間かかると予測している。「BFS」社側は、調査をしたが、疑わしい行動をした従業員は見付からなかった、としている。