上の梵字は私、隆健の筆による、サンスクリット語・般若心経からの一文字です。
ブログを途中からお読み頂いた方々の為に、過去のブログを、改めてご案内させて頂いております。なお、私のつぶやきは実生活には何の役にも立ちません。謝謝。
つぶやきを進めましょう。
もう少し『空』の世界をお散歩しましょう。
『三法印』が『空』思想の原点です。
仏教の基本・要です！
大乗仏教の教えの代表（象徴）に『三法印』があります。
これは仏教思想の特徴を大乗仏教になってから整理して登場した教えです。
この『三法印』こそが『空』思想の原点であり出発点です。
『諸行無常』『諸法無我』『涅槃寂静』。
『諸行無常』
この世のあらゆる物質は変化する。
永遠に変わらぬものなど存在しない。
『諸法無我』
すべての存在に実体はない。
すべてのものは因縁によって存在する。
独立して成り立つものは一つとしてない。
「ここに自分は自己として単独に存在する」と思うのは間違いである。
『涅槃寂静』
『諸行無常』『諸法無我』を悟り、すべての煩悩が無くなった世界です。
『空』とは『諸行無常』を悟る世界です。
『空』とは『諸法無我』を悟る世界のことです。
そうです！みなさん『空』にはこの二つの『空』世界があるのです。
『諸行無常』＝『空』
『諸法無我』＝『空』
問題はこの上記の２つ『空』の捉え方（とらえかた）です。
『諸行無常』『諸法無我』をどのように理解すれば、実際『空』を知ることができるでしょうか？
書物を読んで理解すれば『空』の世界に行けるのでしょうか？
読経を続ければ『空』の世界に行けるでしょうか？