みなさま、こんばんは!
思春期・発達障害療育専門カウンセラーの飯塚ひろみです。
このブログは「思春期・反抗期・発達障害」を持つ子どもへの対応で悩まれている方に、別視点での新たな接し方を学んでいただいたり発想力を鍛えていただくための
実践型子育てメディアです
継続は力なり!関係改善の1歩は「続ける」ことから。
約2分の記事を読み続ける毎日が習慣になり人生になっていきます
更にメルマガにはブログの内容に実践課題がついています
※月曜日は定期配信号、日曜日はコラムを配信しています
今日は
「共依存」
について、みていきましょうね
さて、
「手助けをしているようで、実際には問題を悪化させている人」
のことを心理学用語でイネーブラーだと、お話しましたね
親がイネーブラーになってしまうと、過保護に拍車が掛かり、
子どもの成長の芽を摘み「共依存」
になってしまいます
前回は
「金遣いの荒い子どもにドンドンとお小遣いを渡してしまう」
という関係をご紹介しましたが、今日は
「子どもの宿題を親がやってしまう」
について、みていきたいと思います
昨年、話題になった「宿題代行屋」
これも、依頼しているのは親なので、イネーブラーです。
「学校の宿題よりも、塾の宿題の方が大切だから」
という理由で、夏休みの課題や自由研究、読書感想文をお金を払って依頼している人がいました
これは間違いです。
子どものためを思っての行動なのでしょうが、子どもはこうした行動を見て、ズルをすることを覚えてしまいます
理由は
「だって、お父さん、お母さんもやっていたから」
です。
宿題多数でやる事ができなかったら「やらなければいい」のです。
学校や塾に
「これこれこういう理由で、できませんでした」
と申告し、提出期限を延ばしていただいたり、できるところまでにしていただいたりするほうが、よっぽど良いです。
宿題は子どもにだされた課題であり、親に出された課題ではありません。
宿題の評価は子どもへの評価であり、親への評価ではありません。
ここのところが、無意識の内に混同している方がいるなぁと思う私です。
そして、イネ―ブラーの怖いところは、
罪悪感が一切ない
というところ。
「自分がいるからこの子は生きていられる」
「この子を助けられるのは、自分だけ」
と、思っていることが多いのですね
「助けてあげられている自分は素晴らしい」
というマインドになっているのですが、なぜ、このような気持ちになってしまうのかというと
「誰かを支援しないと、自分の存在価値がなくなる」
という思い込みに捕らわれてしまっているからなのですね。
要は、
自分の欠乏感を埋めるため、心細さを埋めるため
だったりします
もちろん、我が子は大切ですし、自活できるようになるまでは親がいないと生きていけないのも事実です
でも、だからといって、子どもが自分でできること、向き合うべき課題を親がやってしまうのはNGです
子どもを支援する際には、イネーブラーになっていないか考え、
「子どもに答えを与えてしまうのではなく、行動を促進させるようにサポートする」
役割に徹していきましょう
特に思春期以降は自立が子育てのテーマとなっていきます。
「自分の行動に責任をとること」
「自分でできることは自分でする」
これができるようになって初めて、大人になることができるので、危なっかしいな、心配だなと思っても見守るようにしてあげてくださいね
次回も思春期・発達障害についてみていきましょうね
飯塚ひろみ
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1羽の折り鶴が教えてくれた、始まりの物語です
子どもの話にイライラしてしまう…
部下のミスに怒りを覚えてしまう…
対話がいつしか口論になってしまう…
感情的に返してしまう…
メンタリングのスキルを磨きたい
など、親子・組織などの人間関係の中で生じる課題にフォーカスした内容となっております
目からウロコな「カウンセリングとコーチングとセラピー、コンサルティングの違いと用途」のお話もあります
大切なのは、「話を聴ける万能な人」を目指すのではなく
「問題や課題に取り組める人」になることです。
19年間、常に息子の「どうしたら伝わるか・課題の解決につながるか」に向き合い見つけてきた方法を、お話しします
日時 4月18日(土) 10:00~12:00
場所 永福和泉地域区民センター第6集
定員 10名
参加費 3000円(税込み、テキスト代込み)
持ち物 筆記用具
お申込み
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
以下をじっくりとお読み取りいただき、内容にご賛同いただける方のみ、受付させていただきたいと思っております。
◆こちらは恩送り企画となっております◆
参加費はみなさまの「お気持ち」の額だけいただきますので、明確な料金の設定はございません。
もちろん、お支払いいただかなくても問題ありませんし、お言葉のみ、次の方・場所のご紹介、会場の片付けなどお手伝いでも大歓迎です。
いただきました料金・お気持ちは「恩送りの費用・絆」として、発達障がいの理解を深める全国リレー講座の開催へと繋ぐ際に使用させていただきます。
私を次の場所へ繋いでくだされば幸いです。
みなさまからのお気持ちを全国へ繋いで行くことで、
「障害があってもなくても理解し合える相互理解・相互支援できる社会の実現」
を目指して行きたいと思います。
発達障がいという、奥深くて尊い「オリジナルのマイルール」を持つ息子を育てているからこそ、伝えていく事の大切さと共に大変さがあることも重々承知しています。
息子と向き合っていると身近なことから、答えの見えない壮大なものにまで葛藤することもあります…。
でも、それでも私は、息子を産んでよかったと思っています。日々「普通」と戦う息子の姿から多くの「気付き」や「感動」を教えてもらっています。
一緒に考え、喜んだり、悲しんだりする日常生活は、息子から与えられた最幸の「ギフト」です。
だって
「発達障がいがあっても、思春期でも、最幸の親子関係が築けること」
を教えてもらえたから(笑)
私の経験や知識が、1人でも多くの方へ届くように…
長くなりましたが、私の人生の時間を掛けて全国をじっくり回っていこうと思います!7月27日に初めの1歩を踏み出し、参加したみなさまから送り出してただ来ました。
ここからどのようにどこへ繋がっていくかは分かりませんが、それをワクワクに変えて進んで行こうと思っています
※みなさまから送っていただいた恩送り費用 現在 39802円
(移動費代を引いております)
第2回目は新座市で開催しました!
![てんとうむし](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/055.gif)
ajuga-reptans@outlook.jp
★第20回発達障害カフェ♪★
日時 3月18日(水) 10:00~11:30
場所 高井戸地域区民センター第6集会室
定員 5名
→ 残席3名
持ち物 筆記用具
託児 なし
※小さなお子様はご一緒に参加いただけます
参加費 500円 お茶とお茶菓子付きです
カウンセリング初回特典は、思春期育児に役立つ4つの思春期接し方チェックシートor発達障害基礎知識・褒め方シート付で、90分に10分をプラスして承っております。
カウンセリングについての詳細はこちら
カウンセリング料金・講演会・ワークショッププラン・お申込みはこちらから
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問合せください
日本初にして唯一の思春期・発達障害療育専門カウンセラー(個別カウンセリングは母親限定)
家族 夫、大学1年生息子、小学6年生娘の4人家族。
旦那さんのいるお店 → 「ビフトロ バイ ラ コクシネル」
出身 栃木県佐野市 45歳 4月26日生まれ。東京在住。
趣味 人間観察 サブカルチャーほか、思春期・反抗期・発達障害について日夜考察・研究
2016年4月26日 「思春期教育研究所アジュガ」設立
非営利団体「発達障害の会ajuga」設立
2018年7月27日 「一般社団法人コミュニケーション研究所アジュガ」設立
業務内容 個別カウンセリング 講演会・ワークショップ・企業研修
日本社会事業大学ゲストティーチャー、公立小学校・私立高校・インターナショナルスクール・地域での講演会、企業研修、就労事業所A型・B型社会、福祉法人 みずき福祉会 町田福祉園研修での研修実績あり。都立田柄高校、東久留米総合高校キャリア教育「ドリームプランプレゼンテーション」授業サポート経験有り。教育新聞紙面版・電子版掲載。
※お子さまの思春期・反抗期・発達障害でお困りの方、人材育成等、社内の人間関係改善をサポート、働きやすい職場の研修をさせていただいております
資格一覧
・中学校教諭一種免許 ・高等学校教諭一種免許
・一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士
・内閣総理大臣認定NPO法人 コミュニケーション能力開発機構 メンタルコーチ1級・心理セラピスト1級
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