みなさま、こんばんは!

 

 

思春期・発達障害療育専門カウンセラーの飯塚ひろみです。

 

 

今日は発達障害について、学んで行きましょうね。

 

 

 

 

 

 

近年「インクルーシブ教育」を導入する動きが見え、発達障害を持つ子どもとの共生、受け入れ、交流といった動きが学校でもでてくるようになりました。

 

 

 

それまでは

 

 

 

「発達障害ってなんだろう?!」

 

 

 

と、ぼんやりしていたものが

 

 

 

「発達障害がある子どもを理解し、共に生きていく、共生する世の中にしよう」

 

 

 

という考え方が主流になってきています。

 

 

 

とはいえ、まだまだインクルーシブ創成期。

 

 

 

発達障害を持つ子どもをどうやって受け入れていったら良いのか、現場は試行錯誤の状況なのですね。

 

 

 

なので、教育現場の先生方の協力はもちろんなのですが、私たち親も、発達障害について学び、受け入れていく必要があるのです。

 

 

 

では、実際に我が子が発達障害だった場合、どうやって受け入れていったらよいのでしょうか?

 

 

 

今回は「受け入れ方」について、手順を含めて話してみたいと思います(発達障害の子どもとの触れ合い方については次回お話しますね)

 

 

私たちは親ですから、我が子を育てていると

 

 

 

「…うちのこ、他の子とちょっと違うかも…?!」

 

 

「もしかして、発達障害なのかな…」


 

「他の兄弟と違うな、育てにくいな…」

 

 

 

と、アンテナが立つ瞬間が、何度もあると思います。

 

 

 

小さい時は成長にばらつきがありますから、一概に発達障害と言えない場合が多いのですが、集団生活が始まる保育園・幼稚園・学校に入ると、学習の遅れや集団生活に馴染めずストレスを見せるようになってくるので、ここがポイントとなってくるのです。

 

 

 

周囲と合わせる事が難しかったり、パニックを起こしたり、上手に気持ちが伝えられずたたいてしまったり、場合によっては噛みついてしまったりすることもあるでしょう。

 

 

 

先生から報告を聞くたびに肝を冷やし

 

 

 

「またか…」

 

 

 

と、落胆することもあると思います…

 

 

 

ですが、ここは真剣に向き合わなければならないところ。

 

 

 

「みんなと同じことをして欲しい・できるようになってほしい」

 

 

 

と願う気持ちに一つ、工夫をプラスして

 

 

 

「みんなが真っすぐな道なら、我が子は回り道。でもどっちも同じ道に繋がっている…みんなよりもちょっと、時間が掛かるだけなんだ」

 

 

 

と思うようにし、歩みが遅くてもマイペースでも、いつか必ずできるようになると信じてあげましょう。

 

 

 

そして、発達障害を持つ子供を療育するに辺り、周囲への理解を求めていくことも重要になってきます。

 

 

 

他者との比較はよくありませんが「際立つ・目立つ個性」として感じる部分が多くある場合は、先生方への相談と共に、専門医の元へいきましょう。

 

 

 

専門医の助言があったほうが、接し方も明確になってきますからね。

 

 

 

今はネットや本で情報が簡単に手に入る時代ではありますが、的確な診断は専門医でしかできないので、予備知識として情報を入れつつ、受診することを第一にしてみてください。

 

 

 

心療内科・精神科を受診というと、ハードルが高く感じるのですが、始めの一歩は

 

 

 

「問診する」

 

 

 

だけです。

 

 

 

専門医によって違う部分も少しはあると思いますが、第一回目はお母さんからお子さんの育成歴や、集団生活、家での様子を聞くことから始まります(私もはじめは私と先生だけで話しました)

 

 

 

お母さんと先生とのやりとりを何回かした後で、今度はお子さんとお母さん、先生の3人でお話をしていきます。

 

 

 

いきなり「お子さんと先生の面談」だとハードルが高く、子どもも「自分はどこも悪くないのに何で先生のところにいくの?!」と不安になってしまいますからね

 

 

 

なのでお母さんは

 

 

 

「とっても優しい先生がいるのよ~、お話しに行こうか」

 

 

 

「先生が○○のはなしを聞きたいんだって」

 

 

 

「何を話しても大丈夫なんだよ、○○の思っていること、好きな事を話していいからね」

 

 

 

と、心理的ハードルを下げてあげましょう。

 

 

 

1度きりの面談で終わりということはあまりないので、定期的に先生の所に行くことを楽しみに一つにできたら良いですね。

 

 

 

先生とのやり取りになれてくると、お子さんと先生だけの面談に移ることもあります。

 

 

 

いずれにせよ、お子さんの気持ちや心の状態を最優先にしていくので、お母さんも今日は無理だなと判断した時は我慢せず「今日は無理そうです」と、伝えてくださいね。

 

 

 

先生は否定も強制もしませんから安心してください。

 

 

 

そして具体的な診断をしてもらうためには「診断するためのテスト」を受けなければなりません

 

 

 

簡単に言うと

 

 

 

子どもと面談し、遊びや言葉のやり取りをしながら行動観察をし、総合的に判断をしていただく

 

 

 

というものです。

 

 

 

もちろん、この診断テストを受けるところまでではないと判断されることもあります。

 

 

 

面談を繰り返し、その中で

 

 

 

「もう少し様子を見ていきましょう」

 

 

 

と、言われるケースも多いです。

 

 

 

お母さんとしては、我が子が発達障害なのか、そうではないのか、すぐに知りたいと焦ってしまうこともあると思いますが、保育園・幼稚園・学校には

 

 

 

「今、専門医に相談中です。現時点では、診断を出すまでではないようですが、引き続き様子を見ていくという方向になりました。ご協力をお願いいたします。」

 

 

 

と伝えていきましょう。

 

 

 

先生方からは、お母さんの「見えない場面」でのお子さんの情報を教えていただけるので、先生とのやりとりを細かく記録しておくと、次に専門医の元に行くときに役立ちます。

 

 

 

こうしたケアと当時に、

 

 

 

発達障害の子どもの個性をプラスとして伸ばしていく

 

 

 

ことにもフォーカスしていくと、お母さんの気持ちも前向きになり、育児が楽になってきます。

 

 

 

我が子の発達障害について考えなければならなくなった時は

 

 

 

一人で抱え込まないという事

 

 

 

周囲への理解を求めていくこと

 

 

 

専門医と相談し、療育について考えていくこと

 

 

 

同じ悩みを持つお母さんと情報共有していくこと

 

 

 

我が子の特性を「マイルール」と捉え、「マイナス」だと思わないこと

 

 

 

これがポイントです。

 

 

 

親が「我が子の特性を大切な個性」として受け入れられるかどうかで、子どもの成長が変わってきます。

 

 

 

なぜなら、

 

 

 

「我が子の見方が180度変わるから」

 

 

 

です。

 

 

 

マイナスだと捉えてしまっていたら、我が子の特性は「ダメなところ・できないところ」に

 

 

 

プラスに捉えていたら「世界でたった一つの、我が子にしかない大切な個性」に

 

 

 

変化するからなのですね。

 

 

 

そしてこれは、発達障害がある・なしに関わらず、すべての子ども共通の受け入れ方でもあるのです。

 

 

 

私たち人間はロボットではありません。

 

 

 

みんなで同じ考えをし、行動をし、言葉を使用するだけが世の中ではないことを、私たち大人が一番良く知っているはずです。

 

 

 

もちろん世の中には「ルール」や「マナー」といったものが存在しますが、発達障害を持つ子どもに分かりやすく工夫しながら伝えていけば良いだけなのです。

 

 

 

この分かりやすく伝えていく工夫が「療育」

 

 

 

発達障害のない子との違いは、これだけなんですね。

 

 

 

なので、もし我が子が発達障害だとしても、

 

 

 

我が子にはとっても素敵なマイルールがあるんだ、世の中のルールやマナーを覚えるには「工夫という名のルール」を一つプラスしてあげればいいんだ

 

 

 

と思い、受け入れていってくださいね。

 

 

 

さて次回は「発達障害を持つ子どもとの上手な触れ合い方」のお話です。

 

 

 

お楽しみにビックリマーク

 

 

 

思春期・発達障害療育専門カウンセラー
飯塚ひろみ

 

 

 

 

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