みなさま、おはようございます
思春期専門カウンセラーの飯塚ひろみです
今回は「会話からイメージを膨らませて読解力につなげよう!」です
さて、長文読解が苦手な子どもや発達障害を持つ子どもへの勉強方法の一つとして
「イメージを膨らませて読解力を身に着けさせていく」
というものがあります
これは、イメージから「読み解く力」の育成に繋げるんですね
学校の指導方法は、基本的・一般的な「文章を読んで、内容を理解していく」という指導法がとられていますが、本を読むことが苦手な子だったり、文字の塊を見ただけで嫌になってしまう子には、ハードルが高いのです
読書をすれば読解力があがるよ
と言われますが、本を読むこと・本を開くことにも抵抗がある場合には有効的ではありません
無理やりやらせようとすると困惑してパニックを起こしたり、チックが起きてしまったり、国語の時間が嫌いになってしまうので絶対にやめましょうね
では、どうやってイメージから読解力に繋げていけばよいのでしょうか?
まずは、お子さんの身近なことからイメージをつけていきましょう
分かりやすいのは
今日は晴れているね→太陽がまぶしいね、気持ちがいいね、お出かけしたくなるね、明るい気持ちになるね。
など、毎日当たり前に起こる出来事から入るのがおススメです
ここで大切なのは
「晴れ」
というお天気キーワードから
「気持ちが晴れやかになる・明るくなる」
という気持ち・気分につなげる・イメージさせる
ことです
現実としての晴れ(快晴・雲一つない天気・秋晴れなど)
と
晴れから生まれるイメージ(気持ちが晴れ晴れする・明るくなる・晴れやかな気分など)
の二つを合わせていくと、想像力が膨らんできます
理科的に見るか、想像として見るか
お天気だけでも二通りの見方ができるんですね~
現実としての曇り(雲が多い・うす曇り・晴れ間が見える程度の雲 )
と
曇りから生まれるイメージ(心が曇っている・曇り空のような気分・気分が晴れないなど)
や
現実としての雨(霧雨・バケツをひっくり返したような雨・横殴りの雨など)
と
雨から生まれるイメージ(心にも雨が降っているようだ・心の雨がやまない・自分の心を表しているような天気だ、など)
このように「お天気」は、文章のなかによく登場し、作品の背景や登場人物の気持ちとリンクさせる表現が多いので、「晴れ・雨・くもり・雪・嵐」などのイメージを日常生活からやっておくと、読解の時に役立ちますよ~
お母さんのイメージとお子さんのイメージが一緒でも、違ってももちろんオッケーです
ポイントなのは、子どもが突拍子もないことを言っても絶対に否定しないこと
イメージは無限大なので、お母さんの想像をはるかに超えるようなことをいう事ももちろんありますが、そんな時は必ず
「あなたはそんな風に思ったのね~素敵!」
と肯定し、イメージの芽を摘まないようにしてくださいね
ゲームや言葉遊びのように会話からイメージふくらましごっこをすると、親子のコミュニケーションにもなりますので、試してみてください
読解を攻略するには
文章の中には物語があり、世界が広がっていて、その世界を自分流にどう想像できるかどうか
を子どもが認識できるかどうかなので、お母さんはイメージすることや想像することは自由で楽しいんだ、とお子さんに教えていってあげてください
さて次回は、音楽を使った読解攻略法を話していきますよ~
お楽しみに!
思春期教育研究所アジュガ
代表 飯塚ひろみ
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