みなさま、こんばんは!
思春期専門カウンセラーの飯塚ひろみです
今回は「見た目が派手なお友達を連れてきたらどうする?!」のお話です
さて、みなさま、お子さんの交友関係は気になりますか?
・子どもに任せているが心配
・ついどんな子かチェックしてしまう
・優等生タイプ、大人しそうなタイプの子だと安心する
というお母さま、多いのではないでしょうか?
わが子が学校でたくさん友達を作り、多くの友人に囲まれて友情をはぐくみ、充実した学校生活を送ってくれたらと、お母さんは願わずにはいられないですよね
そして、できることなら、お母さんが安心できるような友達を作って欲しい…と思ってしまうのは、親ならば当然の感情ではないでしょうか
幾つになってもわが子のことは、一番心配ですものね
ですが、もし、お子さんが「金髪」「たくさんあいたピアス」「濃い目の化粧」「個性的な髪型・服装」など、「見た目が派手な友達」を連れてきたらどうしますか?
・こんな子と付き合って大丈夫なのかしら…
・友達に影響されてうちの子も派手になったらどうしよう
・もっとちゃんとした身なりの子と友達になれなかったの?
・あの子のせいで、成績が落ちたらどうしよう…
と、わが子を心配するあまり、見た目だけで否定的な感情を抱き、ついその気持ちを言葉にして子どもに伝えてしまいたくなりますが、それは絶対にしてはいけません
というのも、思春期を迎えた子どもにとって友達の存在は、
自分の一部
のような大きな存在なのです
なので、友達を否定するということは
自分自身を否定されている
と同等の意味をもっています
当然、猛反発をくらうこととなり、反抗期を悪化・激化させるだけなので、絶対にしないようにしましょうね
この時、お母さんがフォーカスすべきところは
わが子がなぜ、この子と友達になったのか
の部分です
見た目は派手でも、実は繊細な心の持ち主かも知れませんし、本当は優しくて一緒にいると安心する存在かもしれません
お子さんと真逆のタイプならば、もしかしたら、お子さんのピンチを救ってくれた兄貴肌・姉御肌の面倒見の良い子かも知れませんね
派手な見た目をしているのも実は、将来デザイナーや美容師、メイクアップアーティストなど、クリエイティブな仕事につきたいからかも知れません
…と、お母さんは、お子さんからお友達の良い部分を十分に聞き、絶対に批判をしないよう十分に気を付けてくださいね
それでもお子さんの交友関係が気になるようでしたら、学校の先生に相談し、様子をみてもらいましょう!
学校ではどんな風に過ごしているのかなど、先生からのお話しを聞けると安心できますよ
もし、思春期のこの時期に、お子さんを注意しなくてはならないような事態があるとすれば
・人にとても迷惑を掛けるような言動をしている
・命にかかわるような危険なことをしている
時です
このような時にはきちんといけないことだと伝えてあげましょう。
ダメなものをダメだと伝えることも大人の役割ですからね
それ以外のことでしたら、基本的には思春期なので、多少のことなら目をつぶって見守っていて大丈夫です
最も大切なのは、子どもにとって、友達も家族もどちらも大事で、困った時にはどちらか一方だけでは無く、
どっちにも相談できる関係を築けていること
です
以前、お話ししましたが、「心の黄金トライアングル(友達と過ごす時間・家族と過す時間・一人で過ごす時間)」のバランスを良くみて、お子さんがいま、どのような心理状況なのかを把握し、押したり引いたりしながら接してみてくださいね
さて次回は、「忙しいシングルマザーでも大丈夫!量より質のコミュニケーション方法とは」のお話です。
お楽しみに!
思春期教育研究所アジュガ
代表 飯塚ひろみ
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子ども時代は部屋で本とピアノばかり弾いている日々だったが、 行動派な姉に連れられ、野山を駆け巡る。
音大卒業後はピアノ教室を開設し、自宅レッスンの他に訪問型のレッスンも開始。 不登校の子どもとお母さんの支援をする中で、家族の繋がりの大切さを実感する。
結婚・出産後は発達障害の療育に力を注ぎ、同じ悩みを持つお母さんたちと共に「発達障害の会」を結成。理解を深めるための勉強会を現在も定期的に開催している。
杉並区立小学校PTA連合協議会事務局・生協の組合員活動を通じて思春期の子育ての大切さを痛感。カウンセラーの資格をとり思春期・発達障害で悩む母親の支援を開始。
2016年4月 思春期教育研究所アジュガを立ち上げる。
カウンセリングでは性格学に基づき、お母さんの気質(生まれつきの性格)とお子さんの気質に合わせた助言を行いながら、オリジナルのツールを使用し、お子さんの「心の黄金トライアングル(友達と過ごす時間・一人で過ごす時間・家族と過ごす時間)」の乱れを分析し、更に多面体にまで細分化。お子さんとお母さんの気質と関係をみながら、家庭でできる声掛けや接し方を助言し、 性格の違いによる親子の相性、コミュニケーション方法をお伝えします。
反抗期・学習・サブカルチャー・スマホ・対人関係・発達障害・・など、思春期における様々な悩みの種を持つお母さん専門の相談室。
「思春期を持ってましたと迎えるには?」「0点100点理論から見るありのままのわが子の受け入れ方」「発達障害を持つの子どものマイルール作り」「最強の行動思考回路を作る パルテノン型 目標設定法」講演会・セミナー・ワークショップも開催。
2016年5月 16人の法則 MBTIセミナー受講
合言葉は「思春期を待ってましたと迎えよう!」
現在は夫、高1の息子、小3の娘の4人暮らし。 思春期のマイナスイメージを払拭するため活動中。
資格一覧
中学校教諭一種免許 高等学校教諭一種免許 一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士