みなさま、おはようございます!
思春期専門カウンセラーの飯塚ひろみです
今回はちょっと番外編を
3シリーズでお送りした「夢が見つからない?!今何をしたら良いのか分からない子どもの接し方」ですが、読んでくださった方から
飯塚さんの夢はなんですか?
とのご質問をいただきました
個別でお答えしようかな、とも思ったのですが、普段、あまり自分のことは語っていなかったので、良い機会かな、と書いてみることにしました
ちょっとだけお付き合いいただければ幸いです
さて、私の夢は、
お母さんが、思春期・反抗期の時期を怯えることなく、楽しく充実した育児をしてもらい、お子さん・お母さん共に花開いた人生を送ってもらいたい
のです
そのために
お母さんの不安や迷い、悩みを洗い流せるよう、さまざまな角度から助言をし、「思春期を待ってました!」と言ってもらえるよう全力でサポートする
ことを使命としております
なぜ、私が「待ってました」の部分にこだわるのか
答えを先に言ってしまいますが、この
待っている・待ち構えている時のマインドこそ最強
だと考え、推奨しているからです
少し振り返っていただきたいのですが、お子さんが赤ちゃんだったときは
・早く首が座らないかな
・早く寝がえりしないか
・早く笑ってくれないかな
・早く「ママ」って呼んでくれないかな
と、子どもが成長するのを「楽しみに待っている・待ち構える」時期があったはずです
毎日寝不足でヘトヘトで、どんなに育児が大変でも、子どもがはいはいした、立った、歩いたなど、その瞬間の喜びは、今でも忘れずお母さんの思い出のアルバムに記録されていますよね
「まだかな、まだかな~」と、待っている時ってワクワクしていませんでしたか?お母さんにとって、子どもの成長は幸せの連鎖でもありましたよね
それがいつのころからでしょうか、子育てがしんどくなってしまうのは・・・・・・・
幼いころの、体力的なしんどさとは別の精神的なしんどさ・・・・
それは、思春期・反抗期という名の第二次成長を迎える時期
これまでは、成長を楽しみにできていたのがいつしか、
・また口ごたえ?もういい加減にしてよ…
・また友達とトラブル?何回目なのよ…
・え!?また学校から電話?勘弁してよ…
・もう、この反抗期、いつになったら終わるの?
と、いつのまにか
「まだかな」が「またかよ」
になってしまっているのです
わが子の思春期・反抗期にいつの間にかお母さんが置いてけぼりにされ、成長を待ち構えるどころか、次々起こる出来事に振り回され、翻弄される日々…
可愛かったわが子が「うざい!」「くそばばあ!」と口ごたえし、何を話しても無視してきたり、嫌悪感を丸出しにした態度をとったりし
世間ではこの時期を
・台風が通り過ぎるのを待つばかり
・腫物を触るようだ
・時期が過ぎるまで待つしかない
と言ったりします(私も何度も言われました)
ですが、それは本当にそうなのでしょうか?
思春期・反抗期がきたら、時期が通り過ぎるまでじっと我慢するしかない…
実はそれは大人側の思い込みで、子どものほうは、
本当はもっと関わり合いを持ちたいけど、荒ぶる感情を制御できない、気持ちの矛先をどうしたら良いか分からない、つっけんどうな態度をとっていても本当は不安でいっぱいの状態
なのです
もちろん、反抗期はいつか終わりが来るものですが、お母さんの対応次第では早く終わりがやってきます、というより、お母さんが変わったほうが圧倒的に早いです
ギスギスした関係を早く終わらせるためにも、お母さん自身がお子さんの「思春期を成長の証」だと喜び、「反抗期を前向きに受け止め」お子さんの全てを
「待っていたよ、君のその成長を」
と、優しく包み込むことが、
ありのままを受け入れる
ということにつながるのではないでしょうか
そして、ありのままを受け入れてもらえた子どもはしっかりと自分の軸を持つことができ、ブレることなく、自分で自分の道を切り開くことができるようになります
とはいえ、お母さんも人間です。100点ではありません。
迷うことも、悩むことも、不安になることも、自分に自信が持てないこともあると思います
そうした、お母さんたちのために、お力になれれば、いえ、なりたいと全力で活動をしている次第です
と、今回は突如番外編をお送りさせていただきました。質問して下さった方、ありがとうございます
次回は「読解編②」をお送りしますね!
お楽しみに!
思春期教育研究所アジュガ
代表 飯塚ひろみ
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子ども時代は部屋で本とピアノばかり弾いている日々だったが、 行動派な姉に連れられ、野山を駆け巡る。
音大卒業後はピアノ教室を開設し、自宅レッスンの他に訪問型のレッスンも開始。 不登校の子どもとお母さんの支援をする中で、家族の繋がりの大切さを実感する。
結婚・出産後は発達障害の療育に力を注ぎ、同じ悩みを持つお母さんたちと共に「発達障害の会」を結成。理解を深めるための勉強会を現在も定期的に開催している。
杉並区立小学校PTA連合協議会事務局・生協の組合員活動を通じて思春期の子育ての大切さを痛感。カウンセラーの資格をとり思春期・発達障害で悩む母親の支援を開始。
2016年4月 思春期教育研究所アジュガを立ち上げる。
カウンセリングでは性格学に基づき、お母さんの気質(生まれつきの性格)とお子さんの気質に合わせた助言を行いながら、オリジナルのツールを使用し、お子さんの「心の黄金トライアングル(友達と過ごす時間・一人で過ごす時間・家族と過ごす時間)」の乱れを分析し、更に多面体にまで細分化。お子さんとお母さんの気質と関係をみながら、家庭でできる声掛けや接し方を助言し、 性格の違いによる親子の相性、コミュニケーション方法をお伝えします。
反抗期・学習・サブカルチャー・スマホ・対人関係・発達障害・・など、思春期における様々な悩みの種を持つお母さん専門の相談室。
「思春期を持ってましたと迎えるには?」「0点100点理論から見るありのままのわが子の受け入れ方」「発達障害を持つの子どものマイルール作り」「最強の行動思考回路を作る パルテノン型 目標設定法」講演会・セミナー・ワークショップも開催。
2016年5月 16人の法則 MBTIセミナー受講
合言葉は「思春期を待ってましたと迎えよう!」
現在は夫、高1の息子、小3の娘の4人暮らし。 思春期のマイナスイメージを払拭するため活動中。
資格一覧 中学校教諭一種免許 高等学校教諭一種免許 一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士 事本文