みなさまこんにちは!
思春期専門カウンセラーの飯塚ひろみです
すっきりしない天気が続いていますね、鬱陶しい季節ですが、ジメジメに負けないようにしていきましょうね!
今回は「思春期女子の痩せたい!は要注意」のお話です
さて、みなさまも1度は
「痩せたい」
「ダイエットを成功させたい」
「ダイエットしてみたい」
と思ったことはありませんか?
かくいう私も、もちろんあります
が、美味しい食べ物を前に「ダイエットは明日から」とお決まりの文句で、先延ばし中だったりしています……あ、明日からちゃんとやりますよ!……たぶん…(笑)
さてさて、思春期女子にとっても「憧れのスタイル」はとても魅力的なもの
好きなアイドルやモデル、タレントさんのファッションや美容法なんかをネットで検索して、自分なりに取り込んでみたり、友達と情報をシェアしたり…と、
自分が人からどう見られているか
が、男子以上に気になるお年頃です
毎日、鏡の前で、「髪型がー!」「肌荒れがー!」と自分と睨めっこしているのは定番のことですよね
身だしなみをきちんとすることは、生活をしていくうえでとても良いことではあります
ですが、必要以上に
痩せたい
と、連呼し始めたら、ちょっと注意が必要です
お母さんが
あなたは普通の体系だし痩せる必要なんかないよ
と言っても
うるさいな~私は痩せたいの!
痩せれさえすれば後はどうだっていいの!
と、必要以上に体重を減らすことに執着したり、四六時中自分の体をチェックしていたり、体重計に乗っていたりと、あきらかに、
「自分の見た目を物凄く気にしているな」
と感じたらそれは黄色信号です
思春期だし、そんなお年頃なのかな?!
と、スルーせず、お母さんはお子さんの言葉をちょっと疑ってみてください
なぜなら、お子さんの「痩せたい」の裏には
いじめやからかいが隠れているかもしれないから
です
お年頃の女の子は見た目をとても気にするもの
このような時期に
・最近太った?
・○○ってぽっちゃり系だよね
・○○って太めだね
なんて言われようものなら、自分を否定されたような気持になってしまうのです
友達の何気ない一言でも傷ついてしまうのに、容姿を差別するような酷い言葉を掛けられたらもう、
・自分の容姿はよくないんだ
・きっとみんなそう思っているんだ
と思ってしまう場合があるのです。
始まりは友達の何気ない一言だったかも知れなくても、それが続いていたり、一言がからかいになり、いじめになり…と、発展してきてしまうと、不登校になったり、ありのままの自分を受け入れられなくなり、自己肯定感が低くなってしまう可能性もありますので、お母さんはお子さん言動に注意して、良く話を聞くようにしてあげてください
場合によっては、学校の先生に相談し協力をお願いしてみるのも良いと思います
痩せたい原因がいじめやからかいじゃなくても
・痩せてモテたかった
・○○ちゃんより良いスタイルになりたかった
などの場合もあります。
きちんと向き合えば、思春期女子の複雑な乙女心を話してくれるので、お母さんはお子さんの言葉を絶対に否定せず、共感的に話を聞きながら
・そうだったのね、じゃあ、お母さんと一緒にウォーキングしてみる?
・どうせ痩せるなら健康的に痩せなきゃだね!一緒に料理や運動の研究しよう!
・今のままでも十分素敵だけど、体力作りも兼ねてスポーツしようか
など、誤ったダイエット(食事を食べない、特定の食品しか口にしないなど)にならないよう、気を付けてあげてくださいね
さて次回は「思春期の子どもにとっておじいちゃん、おばあちゃんは木漏れ日?!」のお話です。
お楽しみに!
飯塚ひろみ
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子ども時代は部屋で本とピアノばかり弾いている日々だったが、 行動派な姉に連れられ、野山を駆け巡る。
音大卒業後はピアノ教室を開設し、自宅レッスンの他に訪問型のレッスンも開始。 不登校の子どもとお母さんの支援をする中で、家族の繋がりの大切さを実感する。
結婚・出産後は発達障害の療育に力を注ぎ、同じ悩みを持つお母さんたちと共に「発達障害の会」を結成。理解を深めるための勉強会を現在も定期的に開催している。
杉並区立小学校PTA連合協議会事務局・生協の組合員活動を通じて思春期の子育ての大切さを痛感。カウンセラーの資格をとり思春期・発達障害で悩む母親の支援を開始。
2016年4月 思春期教育研究所アジュガを立ち上げる。 カウンセリングでは性格学に基づき、お母さんの気質(生まれつきの性格)とお子さんの気質に合わせた助言を行いながら、オリジナルのツールを使用し、お子さんの「心の黄金トライアングル(友達と過ごす時間・一人で過ごす時間・家族と過ごす時間)」の乱れを分析し、更に多面体にまで細分化。お子さんとお母さんの気質と関係をみながら、家庭でできる声掛けや接し方を助言しています
反抗期・学習・サブカルチャー・スマホ・対人関係・発達障害・・など、思春期における様々な悩みの種を持つお母さん専門の相談室。
「思春期を持ってましたと迎えるには?」「0点100点理論から見るありのままのわが子の受け入れ方」「発達障害を持つの子どものマイルール作り」講演会・セミナー・ワークショップも開催。
2016年5月 16人の法則 MBTIセミナー受講
合言葉は「思春期を待ってましたと迎えよう!」 現在は夫、高1の息子、小3の娘の4人暮らし。 思春期のマイナスイメージを払拭するため活動中。
資格一覧 中学校教諭一種免許 高等学校教諭一種免許 一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士