みなさまこんにちは!
思春期専門カウンセラー飯塚ひろみです
関東もとうとう梅雨入りしましたね!ジメジメした日が続きますが負けずに行きましょう!
今回は「勉強時間を増やすには ① 」のお話です
さて、みなさま、お子さんの勉強時間は足りているでしょうか?
・まだ足りない!
・もっとしてほしいけど、やってくれない
・いつも時間が足らなくて宿題が終わらない
・子どもがやる気がない
などなど、お子さんの勉強時間について、お母さま方のお声が多数聞こえてくるかと思いますが
そのお気持ち、とってもよく分かります!私もどうやったら息子が勉強してくれるのだろうか…と、悩みまくりました今回はその解決策を含め、お話ししていきますね!!
子どもが進んで学習してくれる・自ら机に向かってくれる
これは、お母さんの理想ですよね
もちろん、「自ら学ぶ」という姿勢は、お子さんにとっても、理想的な学習への取り組みでもあります
では、なぜこれができないのでしょうか?
結論から言ってしまいますが
自主学習する習慣がついているかどうか
だけです
勉強を苦労なく続けていける子は勉強が習慣化されているのです
歯を磨く・ご飯を食べるといったような、生活するうえで何気なく毎日続けている習慣と同様に、勉強をすることが自然と習慣として身についているので、勉強することがストレスになりにくくなっています
じゃあ、今日からさっそく取り組もうとして
気合を入れて、今日から勉強時間を3時間増やすぞー!おー!!
としたとしても、今まではその半分以下(もしくは0)の勉強時間で生活してきた訳ですから、急激なリズムの変化に脳が適応できず、ストレスが掛かってしまう場合があるので注意が必要です
以前にもお話ししましたが、人間の脳は安定を求める傾向があるので、自然といつも通りの慣れた習慣に戻ろうとします
それを気合や、急激に上げたモチベーションだけで補おうとしても、持って1週間、短いと3日でダウンしてしまいます
ことわざで「3日坊主」というのがあるのも、こうした経緯があったからなのかもしれませんね…
そして、なによりも注意しなければいけないことが「やっぱり続かなかった」「自分にはできない」「やる気がでない」と、お子さんが自分を責めてしまうことです
習慣化されてないだけで、決して「勉強ができない・続かない」訳ではないことを、覚えておいていただけたらな、と思います
では、習慣化の第一歩として
いきなりたくさんの時間やらない
がポイントとなってきます
じゃあ区切りのよさそうな「1日1時間から勉強時間を増やしていこう!」と思うかも知れませんが、お母さま、ちょっと待ったです!!
1時間じゃなくて1日1分ずつ増やすところから始めてください
もちろん、冗談じゃありませんよ~(笑)
1日1分?そんなに短くて良いの?!と思うかも知れませんが、これ、今までの習慣を変える上で、物凄く有効的な初めの一歩になるんですよ~
みなさんも、1分と聞くと、物凄く短い時間、あっという間、すぐに終わる・過ぎる、大したことない時間…などを想像しませんでしたか?
そうなんです!そこがポイントなんです!お子さんも1日1分ずつ増やすと聞いて
そんな短い時間でいいの?それだったら自分にもできそう
と思うのです、そう思ってもらうことが大事なのです
子どもの勉強嫌いは、勉強に対するマイナスイメージ
これが高いハードルとなって、お子さんの前に立ちはだかっているので動けない、やる気が出ない…というケースがとても多いです
なので、このハードルはそんなに高くないんだよ、と教えていくことが大切になっていきます
1日1分ずつ増やしていき、気が付いたら30分、1時間と自然な流れて勉強時間が増えていったら脳が「勉強をする・続ける」ということを新しい週間をして取り込んでいる証
次はいよいよ、「もっと多くの時間を勉強時間とするには?!」のハードルです。
それは次回じっくりとお話ししますね
さて次回は「勉強時間を増やすには ② 」のお話です。
お楽しみに!
飯塚ひろみ
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飯塚ひろみのプロフィール
子ども時代は部屋で本とピアノばかり弾いている日々だったが、
行動派な姉に連れられ、野山を駆け巡る。
音大卒業後はピアノ教室を開設し、自宅レッスンの他に訪問型のレッスンも開始。
不登校の子どもとお母さんの支援をする中で、家族の繋がりの大切さを実感する。
結婚・出産後は発達障害の療育に力を注ぎ、同じ悩みを持つお母さんたちと共に「発達障害の会」を結成。理解を深めるための勉強会を現在も定期的に開催している。
杉並区立小学校PTA連合協議会事務局・生協の組合員活動を通じて思春期の子育ての大切さを痛感。カウンセラーの資格をとり思春期・発達障害で悩む母親の支援を開始。
2016年4月 思春期教育研究所アジュガを立ち上げる。
カウンセリングでは性格学に基づき、お母さんの気質(生まれつきの性格)とお子さんの気質に合わせた助言を行いながら、オリジナルのツールを使用し、お子さんの「心の黄金トライアングル(友達と過ごす時間・一人で過ごす時間・家族と過ごす時間)」の乱れを分析し、更に多面体にまで細分化。お子さんとお母さんの気質と関係をみながら、家庭でできる声掛けや接し方を助言しています。反抗期・学習・サブカルチャー・スマホ・対人関係・発達障害・・など、思春期における様々な悩みの種を持つお母さん専門の相談室。
「思春期を持ってましたと迎えるには?」「0点100点理論から見るありのままのわが子の受け入れ方」「発達障害を持つの子どものマイルール作り」講演会・セミナー・ワークショップも開催。
2016年5月 16人の法則 MBTIセミナー受講
合言葉は「思春期を待ってましたと迎えよう!」
現在は夫、高1の息子、小3の娘の4人暮らし。
思春期のマイナスイメージを払拭するため活動中。
資格一覧
中学校教諭一種免許 高等学校教諭一種免許
一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士