こんにちは!
思春期教育研究所 アジュガ 代表の飯塚ひろみです
さて、今日も引き続き連休中にできる
子どもの心のケアについて書いていきますね!
前回ラストで
お子さんが学校や担任の批判をしても
一緒になって批判をしない
とお話しましたが
ではなぜ、お母さんが一緒になって批判してはいけないのでしょうか?
答えは
そっくりそのまま他の場所でも
言ってしまうから
お母さんもそう言ってるんだから
やっぱり学校・担任が悪い!
そんな良くない場所に、自分は
毎日通わなくてはいけないんだ…
と記憶してしまうからです
子どもにとって、お母さんの言葉は絶大
なので、なにげない一言でもストレートに受け止めてしまうんですね…
例え、子どもとの会話の中で言わなかったとしても、ご主人やママ友との
やり取りの中で、学校や担任の批判や愚痴を言っているのを聞いてしまっただけでも、そう思い込んでしまう場合があるので要注意です
不安や緊張の多いこの時期に
ストレスを増幅させないよう
配慮していきましょうね
なので、話を聞くときは
学校は、お子さんが毎日通い過ごす
大切な場所である
ということを、頭の片隅に
置きながら聞いてあげてください
あ!もちろん、体罰等
明らかに学校側に非がある場合は
子どもの言葉に同調して対策をしてあげてくださいね
それはお子さんを守ることになるので
問題ないです
とはいえ、聞いているだけでは埒があかないこともあるので、不平不満、愚痴、不機嫌がでてきた時に、言葉を返してあげたい時は
批判や愚痴ではなく
意見として想いを伝える
ようにしましょう!
これ最大のポイントです
例えば
担任の先生がハズレだった~最悪~
と学校から帰ってきたとしましょう
ここで
えっ!今年の担任はハズレなの?
最悪だわ~これからどうしようね~
のようなことは言わないでくださいね
別の意味で最悪なパターンです
そうではなく
ふ~ん、そうだったんだ…
ハズレだって思っちゃったんだね。
担任の先生のどんなところを
ハズレだって思ったのかな?
と、子どもの言葉を受け止めてあげながら聞いていきます
そして
そうだったの…
そんなところを嫌だと感じたんだね
でも、先生は〇〇だって思ったから
そうしたんじゃないかな?お母さんは
そう思うよ
や
きっとクラスのみんなに
〇〇して欲しいって思ったんじゃないかな?
聞いていたら、そんなに悪い先生じゃ
なさそうにお母さんは思えたよ~
と、意見として伝えてください
そして、学校には担任の先生だけではなく
各教科の先生、学年主任、部活の顧問、
保健室の先生、副校長、校長…と、
たくさんの先生方がいらっしゃいます
この連休中は是非、学校と先生方の
良いところ探しをして、マイナスイメージを持たないようにしていきましょうね
さて、次回は友達関係のお話です。
お楽しみに!
飯塚ひろみ