王様の耳は驢馬の耳 | 王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


世の中を
ナメて
かかっている人が
実在しているように
思う人は、

決まって、

自惚れた
傲りに浸りきっている。

自分ならば
こうはしない。と
どのような誠実さを
アピールをしようとも

其の全ては
配慮、思い遣りに
欠けた
自己欺瞞でしかない。

人と云う生き物は
誰もが等しく
侘びしく寂しく
孤独な生き物だ。

気付くことが
適わずに、

自分は違うと
身構えてしまえば

今、ソコに在る
我が身に具わる
有り難みに

自らが
気付く機会を
逃してゆく。

自分ならば…
自分ならば…と
繰り返えし

だから、
自分の側には…と

側に在るモノを
穢し貶めて

口を挟む暇も
止める間もなく
一息に、毒を口にし

瞬く間に
徳仁義礼を
欠いてゆく

己の安易、安直
不用意さ
其の弱さに
気付かずに

自分は
孤独ではない
自分は
侘びしくない
自分は
寂しくない
自分は
心細くない。と

思おうとする程
人は孤独に落ちてゆく。

自惚れて
傲り、
己の優しさばかりを
信じようとすれば

配慮、思い遣りに
欠如して

この世界で
愛に情けに
飢え渇く。

自業自得
因果応報

愛や情け
慈しみを携え
続けること適わずに

自惚れて傲り
足りること適わず

恥に気付かず
飢え渇きながら
最期を迎える者が
居ることは

特別、
不幸なことではない。

悔いを抱かずには
末期に
救われることもなく

怨み憎しみを
抱えたまま
呪いながら散るも
虚しい。

今生にて、
配慮、思い遣りを以て
どれだけの他者に
寄り添って
真摯に支えたことが

まるで
修練であるかのように

選ぶことを
意識せずとも

自ず、己が姿勢
在り方を調える。

自惚れ、傲ろうとすれば
現実から目を反らすように
多くを問うてしまう。

多くを問うては
矛盾に絡まり
混迷し

自分は
何を選べばよいのか?と
愚問すら口にする。

配慮、思い遣り
慈しみの心を育んで
恥を知れば
自ずと、

それまで
放って置けない。と
引き返していた者も

己の過ち
自業自得 因果応報の
業火に晒されようとも

人に成るための道
忍耐、信心、育んで
他者に真摯に
寄り添って

人に尽くす姿勢を
調えてゆける。

他者が末期に
罵声を浴びせ
毒を吐きかけ
唾を吐いて

何かを求めて
来ようとも、

煽られることもなく

第三者に
そのような場面を見て
支え励まし
近寄って来ても

配慮、思い遣りを
育んでいれば
寂しさ、孤独に
晒され迷うこともなく

恥辱汚辱屈辱を
味わうこともなく

支え寄り添うべきを
違えることなく

己の在り方の
選択に
迫られることもなく

自惚れ
傲ることもなく

この世に在る
己の不幸に嘆き
末期に他者を
呪う存在も

其の末期の呪詛を
耳にしながらも
寄り添えた者を
其の者の呪縛から
解放してゆく存在と知る

どのような存在
どのような生き様で
あろうとも

其の在り方を
一個人の己が欲で
変えることを望む
愚かしさ。

誰かを
救えると
自惚れ傲る者が
誰かを救うのではない。

救ったと思う相手が
何かを堪え忍び
繕ってくれている

本当に救われたならば
解放されてる筈なのに

解放されずに
縛られたまま
救ってくれた筈の者を
救い続ける。

末期の姿に
気付けたならば
自ずと、調う。

迷い葛藤苦悩せずとも
恥を知れば
自ずと、調う。

気付かぬ間
迷う。
自惚れ、傲る間
独り彷徨い続ける。

己の想い執着を
優しい想いなんて
欺瞞に自惚れ傲れば

在りたいように
生きることさえ
適わなければ
最期に何を想うのか。

どのような最期にも
寄り添って
其の生涯を否定せず
この世に在れたなら

救われるのは
相手ではなく
己であり

解放されてゆくのも
相手ではなく
己である

自業自得
因果応報の
この世界に
気付けるのだろう